台湾 その6

6月23日

蔡焜燦(サイ・コンサン)さん、台湾人との交流会

夜、蔡さんからお食事にご招待されました。

アンバサダーホテルの2階にある店で、
司馬遼太郎や、小林よしのりさんも、蔡さんに御馳走になっている店です。

感動・感動の2時間でした。

皆、泣いてました。中には嗚咽を漏らすほど泣いている人もいました。

Will 8月号に載っている、台湾歌壇の皆さん、三宅さんも参加。

各テーブルに若者と台湾のおじいさんおばあさんが交ざって盛り上がっておりました。

日本語が本当に上手で、まるで日本にいるようでした。

皆、日本人として生まれた方々です。

台湾人のほとんどが日本人が大好きだと言うことでした。

『そのくらい素晴らしい統治をしたと、日本に誇りを持ちなさい!!』(蔡焜燦さん)
『日本は、何も悪いことはしていないんだぞ!!』(皆さん)

『私は、日本に怒っている。台湾は東日本大震災の義援金を世界一の200億円以上出したのに、日本が感謝の気持を述べたアメリカのニューヨークタイムズの広告に台湾の名前だけ無かった。悲しい。そんなに、中国が恐いのか、私は何も恐くないよ!!』(90歳、リンさん)
声を震わせて、話すリンさんに、会場から嗚咽が漏れた。

終わった後も、日本の若者がリンさんの元に行き、泣きながら『スミマセンでしたーーーーーー!』と握手して頭を下げる姿を見て、
日本政府の対応に、更に更に怒りを感じた。

なぜ、日本が台湾の名前を載せなかったことに対し、日本の若者が泣きながら謝っているのだろうか。
私も、いろいろな思いが頭を駆け巡り、泣いていた。

実際に日本人として20歳まで生きた人たち。
その方々の本当の思い。
日本人として誇りを持ちなさい!とおっしゃる気持ち。
古き良き日本がしっかりと残っている台湾に、更なる愛着が湧いてきました。


台湾 その6」への2件のフィードバック

  1. 室舘代表
    先日ば国護りの旅という非常に貴重な気付きと学びの機会を頂きまして誠にありがとうございました。
    日本語族の方々との懇親会は、今回の国護りの旅の中でも1番衝撃的でした。
    日本語族の方々は、日本語がとても流暢なだけではなく、日本に対する愛情、想いも非常に強く、古き良き時代の日本人の像を感じました。
    かつて日本人であったという事はこういう事をいうのかと痛感しました。
    また、リンさんのお話では、東日本大震災の後に日本政府が台湾に取った大変無礼な態度をしって、日本人の1人として、大変申し訳ない気持ちになりました。また、その事実を知らなかった事に対する恥ずかしさも相まって涙が止まりませんでした。
    震災時に1番多くの義捐金を送ってくれた、台湾の人々への感謝の気持ちを忘れずに、台湾の独立に少しでも寄与できるように、もっともっと勉強致します。
    大変貴重な気付きをありがとうございました。

  2. この記事を拝読し、
    また泣けてきました。
    たしかにあの場所は、日本と台湾の絆が、日本人の先輩と後輩の絆が強まった時間だったと思います。

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