鹿児島で結婚式へ参加

3月19日(日)

さきほど、鹿児島から帰ってきました。

なぜ鹿児島へ行って来たかと申しますと、土曜日に元社員の山下くんの結婚式があったためです。

金曜日の朝の打合せが終わり、車で羽田空港へ向かいました。
車の中でも、室長と今後の方針などを打合せしましたが、
幸い天気も良く、首都高速を走りながら東京の景色を眺めて
話す内容は、大変前向きですっきりとした話になりました。

海外に行くのに比べて国内線はパスポートや通貨や旅行先の気温、
時差などを考えなくて良いので、楽で良いものです。
飛行機の中では、今ベストセラーの藤原正彦先生の『国家の品格』 を読みました。さすが売れているだけあって、大変楽しく、共感する部分が多い本でした。
皆様へもお薦めの一冊です。

さて、金曜日はせっかく鹿児島へ来たということで、西郷隆盛ゆかりの地を尋ねようと思い、JR鹿児島中央駅のすぐ近くにある、「維新ふるさと記念館 」に行って参りました。

維新ふるさと館

ハイテクを駆使した展示方法はとても面白く、気づいたら3時間くらい経っていました。

特に驚いたのは、薩摩藩の教育レベルの高さです。薩摩藩には、郷中教育(ごじゅうきょういく)という独特の師弟教育があり、イギリスのボーイスカウトもこの郷中教育を元に創られたといいます。現代にも十分に採り入れられる考えで、感銘を受けました。当社でも参考にすべき点はたくさんありました。

他にも、昔の「君が代」を聞けるコーナーもありました。歌詞は今の「君が代」と同じですが、メロディーが違います。人気コーナーらしく、多くの人が並んで聞いていました。
皆様も鹿児島を訪れる機会があれば一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

土曜日の結婚式では、乾杯の挨拶を指名いただきました。
実は前の日が晴れていたのに、当日は雨でした。

せっかくなので、「維新ふるさと記念館」で勉強した「島津雨」の話をさせていただきました。

鹿児島では、出立や祝い事、神事の日などに降る雨を「島津雨」といい縁起の良いものとしています。
これは、島津家初代当主の島津忠久公が生まれた時のエピソードなのですが、忠久公が雨の降る夜更けに住吉神社の境内で狐の火を借りて無事に生まれたことに由来しているそうです。

この話をしたところ、後々、新郎の母親から大変うれしいという言葉をいただいきました。歴史から学ぶことは本当に多く、そして、多くの方に感動を与える教訓や物語も数多く伝えられていることを改めて感じました。

新郎の山下くんは、大変仕事のできる男ですが、新婦さんも彼には勿体無いくらい、素敵な新婦さんでした。結婚式の会場もおしゃれで、親戚やいい仲間が集まっていて、お二人の人柄がにじみ出たすばらしい式でした。

山下くん結婚式


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