ゴッホの愛した歌川派(浮世絵)美術館

6月27日

本日は、知り合いが運営しています長野県大町市にある
『ゴッホの愛した歌川派(浮世絵)美術館』
へ行ってきました。

今回のメンバーは日本ロシア協会 常任理事の丹野博士NPO法人アジアヒューマンサポート の平井代表の3名です。

高速で3時間ほどかかるので、途中、休憩のため軽井沢に立ち寄りました。
水が綺麗な地方の蕎麦はとても美味しく、「さすが、軽井沢」と唸ってしまいました。

土屋写真館にも立ち寄りましたが、この写真館には皇太子ご夫妻の写真や、明治・大正時代の写真が数多く展示されており、見ていると何か懐かしいような気持ちになりました。短い時間の体験でしたが有意義な時間を使うことができました。

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また途中、別荘が並んでいる林道を抜けていくと、うっそうと生い茂る木々や、透き通った川の水に、都会の喧騒を離れ、久々に清々しい気分になりました。子供の頃を過ごした実家では、軽井沢のように木々も生い茂り、空気もおいしく、水は飲めるぐらい綺麗でした。やはりこのような土地に降り立つとその頃のことを思い出します。

水

さて、その後に『ゴッホの愛した歌川派(浮世絵)美術館』に辿りつきました。
その日は実は閉館日だったのですが、無理を言って開けていただきました。
ご迷惑おかけしました。

ゴッホが浮世絵を愛したと言っても、ピンとこない方がほとんどだと思いますが、
当時の浮世絵の技術は世界的に見ても大変先進的で、その繊細さに魅了されたゴッホは浮世絵を400枚ほど持っていたのです。浮世絵がヨーロッパの近代美術に大きく影響を与えたことは、しがくセミナー でも丹野博士からお話があった通りです。

(7月のブログに書きますが、渡部昇一先生の講演でも浮世絵が与えた影響のお話が出てきました。)

展示品の中には、五井野正博士(丹野博士の師匠)が解明した、ゴッホの日本文字もあり、改めて浮世絵が印象派の画家達へ影響を与えたことが良くわかります。
この夏で閉館してしまうには大変惜しいものです。

日本が世界に誇る芸術の一つとして、浮世絵を始め、私もこうした日本の伝統文化を広げていきたいと思います。

美術館


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