4月29日
「昭和の日」の名付け親の一人として、
その活動に多大なる貢献をした高森明勅先生にお話をして頂きました。
4回も名称が変わった珍しい祝日ということで、
「名称は何?」という質問から始まりました。
新しい順に、
・昭和の日
・みどりの日
・天皇誕生日
・天長節
という4回も変わった日です。
この昭和の日を作っていくエピソードが本当に素晴らしいものでありました。
昭和とは「復興」の一言である。
昭和20年の焼け野原から、昭和39年の東京オリンピックまで、ものすごい勢いで復興した。
大東亜戦争の御前会議での話も印象に残り、
戦争の責任も無く、ましてや一番戦争をしたくなかった御方が昭和天皇でありました。
昭和天皇のエピソードは書ききれないのですが、
戦争が終わって昭和29年まで続いた全国の御巡幸では、
各地域を回るなかで、電車の中や、学校の体育館、教室にゴザを引いて睡眠をとられていた話には、
本当に心を打たれました。
御巡幸で昭和天皇をお迎えした現在もご存命の方が口々におっしゃられるのは、
戦後、日本中がボロボロで焼け野原になりながらも、自分の町に天皇陛下をお迎えすることで、
「日本は大丈夫だと思った」とほとんどの皆さんは思われたそうです。
高森先生は日中は式典もあり、お忙しいながらもご講演くださって、
本当に素晴らしい祝日を過ごすことができました。
ありがとうございます!