6月14日
『水ビジネスをめぐる世界の動き』
グローバルウォータ・ジャパン 代表 吉村和就先生
かなり密度の濃い、おもしろい時間でした。
(笑いも多かったです!!)
一部を公開します。
・地球の97.5%が水。 しかし0.01%しか使えない。
・東京では、一人一日300L使う計算。
・日本は海水を淡水にする技術が世界一。
・海水を淡水に変えれば、世界の水問題は解決するか?
→答えはNO
なぜなら、1トンの淡水を作るのに、1キロワットかかる。
よって、100トンの淡水を作るのに、100キロワットかかる。
エネルギーがかかり、値段が高いので、大金持ち以外は無理。
しかも、一トンの海水から淡水は500リットルしか出来ない。
残りの水の塩分の濃度が5%から7%になってしまう。
7%を海に放流すると、生態系が乱れる。
ちなみに7%の濃度ではほとんどの生命体は死滅します。
148カ国中、たった21カ国しか自国の水源を持っていません。
水の問題は、増えることはあっても今後減ることは当分ないでしょう。
日本の水は、中国人によって狙われています。すでに買われています。
一刻も早い法整備を望みます。
メンバーの石関祐輔です。
吉村先生のお話は以前しがくセミナーで聴かせていただきました。
地球の97.5%は水だけど、0.01%しか使えない。148カ国中21カ国しか自国に水資源を持たない。
歴史上、水を巡って争いが耐えないのもうなずけますし、水という資源が限りある大事なものだと強く感じました。
その上で今、中国人によって日本の水資源が買われてしまっていることに非常に強い危機感を感じ、法整備やこういった事実を多くの国民に広く知ってもらう必要性を感じました。
メンバーの丸山拓也です。
大変関心の深い分野だったので、参加する機会に恵まれず残念です。
吉村先生のしがくセミナーは入会前だったため、DVDで拝見いたしました。
東京の平均水使用量は一日一人300L。アフガニスタンでは約25L。西アフリカでは約5Lと聞いています。いつでも好きな時に使えて当たり前となっている日本人の水への意識に疑問を持ちます。
無尽蔵に蛇口から出てくるものという認識が、中国に日本の水資源が買われてしまっていることへの無関心に繋がっている要因の一つではと感じました。
私も、周りの人々に水の大切さを広めると同時に、法整備の必要性や中国が水資源を買っているという事実を伝えていきます。