5月5日
第100回目のしがくセミナーには、
3.11東日本大震災発生時の陸上自衛隊トップ
第32代陸上幕僚長・火箱芳文先生にご登壇頂きました。
若い頃のお話もたくさん聞かせていただきました。
そして3.11の話
即動必遂(そくどうひっすい)
これは大変な事態だ!
クビ覚悟で、初動命令!
(私は、火箱先生の初動命令がなければ、
何百、何千人の命を救えなかったと思う)
そして2万人の人命救助。
自衛隊員は 過活動状態だった。
9000ものご遺体を扱う。
隊員の心のケアも必要だった。
カウンセラーを現地に派遣
夜は車座になり、今日の出来事をそれぞれが話す。
「泣け!泣いていいんだぞ!」
原発対応の話、命掛けの隊員の話。
日米共同作戦は、
アメリカが勝手にやってきたという話があるが
きちんと日本側から指示をしている。
最後に
「37年間、無遅刻無欠勤でやってきた」
「たいした財産は残せなかったが、微力ながら国の為に役立ったのではないか」
森信三の言葉
・一灯照隅 万灯照国
・自分で体験したことしか、知恵にならない
◆後日談・・・
火箱先生に参加者の感想文を届けました。
火箱先生は、嬉しそうに一枚一枚見ておられました。
「若者の姿勢が本当に素晴らしい。良い教育をされていますね」
私にとって本当に有り難いお褒めの言葉をいただきました。
皆様のおかげで、しがくセミナーは100回まで開催できました。
次は200回に向けて、日々精進していきます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
第100回しがくセミナーの開催、おめでとうございます。
私たちがこうやって火箱先生のお話を聞けているのも、100回目まで作ってきてくださった、室舘代表やスタッフの皆様、先輩メンバーさんのお陰です。
過去のお話を聞き、0からここまで作り上げて来られたなんて、本当に凄い!と感動しました。
ありがとうございました。
火箱先生のお話から特に感じたことは、リーダーシップの重さと凄さでした。
リーダーの判断が人の命を左右するんだと実感しました。また、かつて経験したことのない状況において、数々の状況把握と空間把握をされ、判断を下されたお話、本当に凄かったです。逆境のときこそ存在感を発揮して引っ張っていくのがリーダーなのだと、先生のお姿から学びました。
その一方で、現場の自衛官の状況を察し、攻めだけでなく守りも同時にされたとのお話も非常に感動しました。
これがリーダーなんだ、と感じた2時間でした。
本当にありがとうございました。