ミルトスの倉田さんとの話

6月6日


倉田さんは15年ほど、イスラエルに住んでいた方です。

以前テイケイの髙花会長よりご紹介いただき、何度かお会いしていましたが、
腰を据えて話をするのは初。

イスラエルは1900年前に国が滅び、ユダヤ人が世界に散った。


それぞれ生き延びた。

ヘルツェルの呼びかけで、もう一度国を持とう!!と呼びかけるが
『狂ったの』とか『絶対出来ない』と周りは冷たい。

そんな中やっとの思いで、1948年独立宣言をします。

それに向け、

国名は何にしよう?

国旗はどういうのが良いか?

国歌は?

言語は?



と話し合って決めていく。

言葉は古代ヘブライ語を皆で話す事に決定。
3年間勉強してからイスラエルへ移住する。

子供にもヘブライ語以外は話してはいけない。(徹底している)

初代首相ベン=グリオン。この人がかっこいい。

イスラエルはパレスチナに相場の3倍の土地代を払い、少しずつ譲り受けていったそうだ。
沼地や、砂漠、人が到底住めないような所だった。


ベングリオンは開拓した。工夫した。


今では、砂漠が国土の60%を占めていたのに、食糧自給率100%。
砂漠のど真ん中で魚を養殖し、輸出までしている。

軍事力も力を入れている。
男女18才~3年間は兵役義務がある。

国が出来て60周年。

皆で創り、護ってきたイスラエルから、今の日本が学ぶ事は本当にたくさんあるのでは
ないだろうか?


あらためて、国家とは?を考えさせられた日になりました。
倉田さんありがとうございました。




ミルトスの倉田さんとの話」への3件のフィードバック

  1. おはようございます。
    一度滅んだ国が再び独立ををしているイスラエルが、まだ60年ということにまず驚きました。
    再び国を創ってきたイスラエルにどんな物語があったのか、一から創りあげてきた思いと強さがが気になります。
    そしてこの場をお借りしてひとつご報告ですが、
    6月15日、第一期室舘塾生の勉強会(第13回室舘塾)を塾生間で行いました。
    1年間、室舘代表のもとで学ばせていただいた土台もあり、とてもあつく内容の濃い場になりました。
    後日、二階堂さんを通じてご報告していきます。
    ありがとうございました。

  2. お疲れ様です。塾生の田口です。イスラエルが復活した国であったこと、また自分たちで国を創ってまだ60年間だというのにこれだけの力をもっていることに非常に驚きました。まずは住む土地から手に入れ、そこを耕し、食べ物も言葉も全て自分たちで用意した。このゼロから何かを創り上げる原動力や知恵に学ぶことはとても大きいです。志学セミナーでお話を聞けるチャンスをいただけることを本当に光栄に思います。ひとつももらさずに聞き、活かして参ります。

  3. イスラエルのお話は、本当に今の日本人にとって勉強、刺激になると確信し倉田宝郎さんを呼びました。
    ご期待下さい。

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