第16回 俠塾 小西浩文先生

11月12日

しがくセミナーでもご講演頂いた、登山家の小西浩文先生にご登壇頂きました。
小西先生
8千メートル級の山は世界で14座あるが、無酸素(酸素ボンベ無し)でアタックする。

飛行機の安全サインが出るのが7500M~10500Mなので、
そこで横を向いたら先生がいる感じ(笑)

・40歳過ぎたら、自分の顔に責任を持て!
・顔=脳の看板、心の看板である。
・声にも出る。
・肉体とは何か。贅肉がついたり、筋肉がついていたり、たまたまそうはならない。

どういう人が勝つのか?
明るい VS 暗い
は明るいが勝つ。

いかにラッキーな顔、頭、体を作れるかだ。

Question:人間が生き埋めになって、何日で死ぬか?
Answer:三日(72時間)

皆そう思っているから三日で死ぬ。人間が三日で死ぬわけが無いのだが。
思い込みとは恐い。急に「ダメだと思う」から免疫力が落ち、死に至るそうだ。

なぜ、山の遭難事故は下りで発生するのが多いのか。

それは、何ヶ月もかけて登山をし、あと100Mで頂上という状況でも、どうしても自然環境的に諦めないといけない時。
こういう時が一番危ない。

なぜなら、下山してベースキャンプを目標にしなければならないのに、頂上に未練が残り、執着してしまうからだそうだ。
執着と集中。下山に集中すれば死なない。頂上に執着するから死ぬ。

何とも説得力のあるお話だった。
記念撮影


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です