3月1日
今回のしがくセミナーの講師は、参議院議員の佐藤正久先生。
テーマは「守るべき人がいる」
佐藤先生は、35歳のときにシリアのPKO、42歳のときにイラクのPKOに参加。
両方のPKOで唯一隊長をされた方です。
東日本大震災のときの多賀城駐屯地の話が印象に残った。
多賀城駐屯地の自衛隊員900名でなんと、4700名にも及ぶ方の命を救った。
なんと、震災発生から5日間、家族とも連絡をとらずに、ただひたすら人の命を救ったのだ。
本当に素晴らしい方々だ。
そして2011年の暮れに結婚式を控えていた遠藤未希さん(享年26歳)。
津波が押し寄せてきながらも、最後の最後まで町内アナウンスをしつづけた。
その話が印象的でした。
島嶼防衛として、
東京都の母島は警察官がたった二人で守っている問題。
与那国島には総合病院、高校がなく、過疎化が避けられない話。
日本にある6852の島を、いかにして守っていくのかという問題提起をされていた。
最後に若者に対してのメッセージで、
「焦らずに本物を目指してほしい」
というのが私の考えとも一致して大変うれしかった。