第143回 室舘塾

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こんにちは。
しがく事業部の魚路です。
室舘塾のレポートいたします。

最初は木鶏会を行いました。通常の2倍以上の広さを確保して実施しました。
約90名が対面で行う木鶏は非常に盛り上がりました。
オンラインの時よりもお互いの思いがより伝わる木鶏会にになったのではないかと思います。

その後は室舘代表のお話です。

■東京八王子ビートレインズと国旗について
東京八王子ビートレインズでは、ホームゲームの際に国旗掲揚をしています。
その際の決断の背景や、様々な方への配慮等お話頂きました。
変化の捉え方、そしてリーダーとして動き変化を起こす際に大切なことを教えて頂きました。

■葛尾村の下枝さんからのお話
今回の室舘塾には、スペシャルゲストにお越し頂きました。
10年以上前、室舘塾で学んでいた、メンバーの下枝さんです。
塾生に対してスピーチをしていただきました。

下枝さんは、地元、福島県葛尾村の復興のため、葛力創造舎を立ち上げました。
葛尾村は人口1500人の村でしたが、2011年3月11日の東日本大震災に伴う原発事故により、全域に避難指示が出され、一時期は人口が0になりました。
2016年に避難指示が解除されても村民たちの戻りは鈍く、50人でした。いずれ消滅すると言われていました。
震災当時、都内に住んでいた下枝さんは、地元葛尾村の復興を目指して尽力します。
震災から11年が経ち、懸命に復興を進めてきて今や人口は450人を超えたそうです。その中には多くの移住者が含まれているそうですので、驚きです。
いまでは復興のモデルケースとして、国会議員や官僚、大手企業が葛尾村に視察に来るほど注目されています。

下枝さんがスピーチの中で「室舘代表から10年以上前に『拳を掲げ、どんな横ヤリがあっても、拳を下ろすな。それが成功者だ』という話をいただき、その意思を貫いてきた」とおっしゃっていたことが印象的でした。
この11年の過程でのお話、意志の大切さ等、リーダーとして何か物事を形にしていくために大切になることを教えて頂きました。

↑当時の下枝さんを知る方々のプチ同窓会もありました。

■室舘代表のお誕生日お祝い
最後に、メンバーさんから室舘代表へのお誕生日お祝いがございました。

・↑葛尾村で作ったお酒「志」
 → ラベルやお米、味など、企画から製造まで1年がかりで、オリジナルの日本酒を造っていただきました。

・↑蛇の目 ぐい呑
 → 大きなサイズの蛇の目ぐい呑です。

とても素敵な室舘塾となりました。
リーダーは、変化を受け入れチャンスだと思って動くことも、変化を起こすこともあります。そんな時こそ、リーダーとして意志の大切さを改めて感じました。
1人ひとりが意志を持ち行動していくことが、くにまもりの最初の一歩なのかと思います。
ぜひ皆さんも意志を持ち、それを行動に移せるリーダーになりましょう。


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