志学塾(講師:高森明勅)先生

6月25日

高森先生の志学塾。今回は第二回。熱かったです。

裁判員制度の話(皆さん知ってますか?)

大反対です!!
大問題です!!

2009/5/21~施行予定。

裁判所から呼ばれたら8,000円は貰えます。

抽選で裁判員になったら10,000/日もらえます。

裁判するのは大きな事件のみ!

死刑の可能性があるものを3~5日で決める????

なぜ?→ 

一般の人(裁判員)は仕事を持っているのでこのぐらいの日数が限界。

一般人(裁判員)の都合で決めていいの????


証拠写真も見ることになります。

プロの裁判官でも見るのは相当きついそうです。
(重大事件の裁判なので、顔がぐちゃぐちゃとか、バラバラ死体とか)

そのためにカウンセリングを用意しています。

対応に追われて無茶が生じている気がします。

裁判員席は傍聴席から見えます。
地方の場合は匿名とはいえ、町が狭く、顔が割れます。
誰でも裁判は見れますので、悪い人達にマークされる可能性もあります。

大問題なのは、裁判官が調書を見なくなる事です。

(3~5日ですものね。)

裁判官の一番の仕事は調書をしっかり読むことなのに、時間が無いと言う理由で読まなくなるのは、犯罪の立証が難しくなります。

裁判の場でのみ判断するので、犯罪者の嘘も通りやすくなります。

また、裁判員が自分が担当しているテレビを見て、コメンテーターの影響や予想で話しているものを真に受けると裁判に影響が出るので報道規制も考えているそうです…。

■関連リンク

・裁判員制度(最高裁判所) 

http://www.saibanin.courts.go.jp/

・裁判員制度の問題点やメリット(裁判員制度とは?)

http://judge.law-act.com/entrance/p4.html

・裁判員制度、問題がゾロゾロ(酔うぞの遠めがね ) 

http://youzo.cocolog-nifty.com/data/2007/05/post_d2dd.html


志学塾(講師:高森明勅)先生」への2件のフィードバック

  1. おはようございます。
    裁判員制度について、なぜこんな制度がと思い、目的を見みてみると、
    ・裁判をもっと身近に
    ・もっと分かりやすく
    ・裁判への民意の反映
    ・裁判や司法への信頼性の向上
    とありました。
    「もっと身近に」「もっと分かりやすく」という言葉に、裁判に対する重みが減り、レベルが下がっていくように感じました。
    裁判員を抽選で決めたり、忙しいからと時間を短縮したり、裁判官が調書を見なくなったりと、簡略化されていくことにとても不安を感じます。
    高森先生の志学塾には出席できないのがとても残念ですが、代表のブログからいつも沢山の考えるきっかけ・学ぶきっかけをいただきとても感謝してます。
    ありがとうございました。

  2. 悪い者をしっかり罰する。
    基本的なことですよね。
    プロ意識を持ってやって欲しいものです。

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