小松啓一郎先生

2月17日
現在、北アフリカや中東で起こっているクーデターに関して、
花園神社の片山宮司より急遽お誘いを受け、緊急勉強会開催。
講師 小松啓一郎先生
なんと、チュニジアやエジプトの暴動の直前に、現地にいたのだ。
マダガスカル共和国特別顧問として、様々な問題の解決策を大統領に進言していた方です。
『ここだけの話』が多く、あまりかけませんが・・・・・
・ツイッターやフェイスブックの影響で、貧困層が富裕層のリアルな生活を写真、動画で
見てしまった。今までは給料100倍・1000倍とか言うイメージのみ。知ってしまった。
・民主主義の自由さを知ってしまった。
・若年層の失業率の問題と貧困が原因で不満が爆発した。
・リビア・モロッコ・エジプト・レバノン・シリア・ヨルダン・チュニジアのクーデター問題。
・現マダガスカルの問題。
【感じた事】
・このまま、中東情勢がこじれると、全エネルギーの半分近くである火力発電の原料90%を中東からの輸入に頼っている日本は、
今後、電力不足に備えねばならない。(今でも5時間に一回タンカーが日本に入っている)
・日本の外交問題は、中国やロシアによる侵略問題、不法占拠問題であるが、世界のテンションは、
この、アラブ諸国のクーデター問題である。日本は、取り残されている。
・中国は中東5カ国のインターネットなどによる情報を遮断した。
それは、中国は民衆のクーデターをかなり警戒しているからだ。
仮に、中国が崩壊したら、武装難民が数千万人単位で日本に入ってくるのでは無いか。
政府には、その準備があるのか?
・時代は、着実に変わっている。
高い成長率と高い格付けだけではだめな時代になった。
これからは、フェアかどうかが大切。同じルールでフェアであれば、多少の格差は受け入れる。
そこに、あまりにもアンフェアが存在すると、民衆は決起してクーデターになるのだと思った。
小松啓一郎先生 プロフィール(アマゾンより)
政府系金融機関(商工中金)に10年間勤務(東京およびニューヨーク)後、1990年英国オックスフォード大学・政治経済学部に学士入学。’91年同大学大学院進級。同大学東洋学研究所にて「日本経済」担当非常勤講師。’94年同大学大学院にてD.Phil.(博士号)取得(政治学・国際関係論)。世界銀行・海外民間投資促進コンサルタント、英国通商産業省・上級貿易アドバイザー(ジェトロ長期専門家スキームにより派遣)、英国海外貿易総省・上級貿易アドバイザー(同)を経て、現在、地球環境平和財団・欧州代表兼国際機関プロジェクト研究室室長。英国王立国際問題研究所会員、英国国際戦略研究所会員、成城大学経済研究所研究員、米国カータス社(旧センダント・インターカルチュアル社)異文化間ビジネス研修教官等を兼務。2005年3月、在英コマツ・リサーチ・アンド・アドバイザリー設立(本データはこの書籍が刊行された当時(2006/7)に掲載されていたものです)


小松啓一郎先生」への2件のフィードバック

  1. 澄川です。
    中東情勢の話を日本はあまり報じていないように感じます。
    大相撲の話や小向容疑者の件を読者や視聴者が興味を持つのはわかりますが本当に大事なことを報道してほしいです。
    私も自分で勉強していきます。

  2. >澄川さん
    日本にも関係ありますので、気にして見ていこう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です