3月11日
俠塾の講師には、
小学校教諭の河邊昌之先生にお越しいただきました。
相撲取りの嘉風と共に日体大相撲部でレギュラーだった先生です。
印象に残った話は、
現在の小学生は、みんなで遊ぶことができなくなっている。
「ハンカチ落とし」という遊びは無くなっているそうです。
「他人が走る姿を見ていても面白く無い」という言葉に衝撃が走りました。
感謝教育ということで、
生徒が鉛筆や消しゴムをよく失くしてしまうことに対して、
・鉛筆は1本しか持たせない。
・消しゴム物語といって名前をつけ、消しゴムに愛着を持つようにする。
それ以来、鉛筆と消しゴムの落し物が無くなったそうです。
そして、この春から生活指導を担当するということで、
夕方の16時から21時まで、5時間かけて全クラスの机とイスをチェックしたそうです。
学校での様子が良いクラスは、机とイスが綺麗に並んでいる。
素行に改善が必要なクラスは、机やイスに破損があったり、ぐらつきがあったそうだ。
大変おもしろい調査結果ではないだろうか。
ここでは紹介しきれませんが、河邉先生のような先生が増えれば、
日本は確実に良くなると確信した時間でした。
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