お疲れ様です。
ネクサス事業部の渡合です。
本日の室舘塾ユースの概要をお伝えします。
【新元号について】
新元号の「令和」に関連して、そもそも元号とはという話をしていただきました。
約200年ぶりの天皇のご譲位。
本来は皇室が元号を決めるべきにもかかわらず、政府が元号を定めて当たり前という風潮があります。
新元号が発表された際に「令和になるんだ」と思うだけでなく、
・なぜ4月1日に発表されたのか
・なぜ天皇陛下の「譲位」ではなく「退位」と報道するか
・政府が元号を定めることが正しいのか
など、1つのニュースに対しても多くの疑問と見解を持つ複眼思考が大切だと学びました。
【公精神】
これからの時代、必要になってくるのは公精神だというお話がありました。
例えば地域のゴミ拾いやボランティア活動。
本来は宣伝が目的ではないはずなので、社名を控えての「有志一同」でやることが大切ではないか、とお話をいただきました。
お世話になった両親や地域に感謝をし、社会の役に立つ人間へと成長していくことがリーダーへの一歩だと感じました。
「自分は後、相手が先」という心を持った日本人でありたいです。
【近年の日本について】
戦後、WGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム )によって日本の弱体化が図られてきました。
義務教育で使われる歴史の教科書も、担当する学者の権限の有無によってページ数の量が変わってくるなど、本質的ではない部分が多くあるようです。
与えられた情報をそのまま鵜呑みにしてしまうことの怖さを感じました。
【室舘塾ユース教材】
「誰と一緒にいる時間が長いですか」(しがく新聞2019年2月号 巻頭コラム)を教材として使いました。
道元禅師の「霧の中を歩けば覚えざるに衣しめる」の言葉のように、仕事ができる人の空気や間、雰囲気などを感じて吸収していくことが大切です。
そのためにも、常にできる人のそばで学んでいくことが、仕事ができる人に近づいていけることだと感じました。
来月から新元号に変わるため、今月が平成最後の室舘塾ユースとなりました。
元号が変わるこの機に、日本の歴史や世界などに目を向け、自分の意見を主張できるリーダーへとなっていきましょう。