外国人記者クラブにて

5月8日

本日は外国人記者クラブに呼ばれました。
入り口には著名な方々の写真が貼ってるので
何度来ても、身が引き締まります。

今回は、しがくセミナーでもご講演頂いたペマ・ギャルポ先生に
呼ばれ、アジアヒューマンサポート の平井代表と向かったのですが、

財団法人日本宇宙少年団 理事(団長 毛利 衛)日本科学未来館評議委員
なんでも鑑定団鑑定士(テレビ東京)

という肩書きをお持ちの「岩堀恭一」さんを紹介してくださいました。

聞けば聞くほど岩堀さんという人物の凄さが伝わってきましたが、
それは、後ほど紹介いたします。

今回のメインテーマは、アジア伝統文化興流会というNGOをつくろうという内容でした。アジア各地から日本に来ているアーティストが沢山いるそうです。そんなアーティストを集めて音楽祭や文化交流を企画する団体です。

外務省でも同じような文化交流会は開催しているそうです。
しかし、ここで集まるアーティストは日本に在住しているわけではなく、
高いお金を出して、海外から来てもらっているらしい。

これでは、すぐに自国に帰ってしまい、先に繋がらないということで、
開催しても意味が無いとおっしゃっていました。

そこで、アジア伝統文化興流会の発足となるのです。
民間レベルで継続できる文化交流を推進していこうということです。

私も日々も仕事のスケジューリングに追われながらも、
アジアの伝統文化など意味のあるものにはぜひ協力していきたい想いでいっぱいです。

その気持ちのお陰でペマ先生より直々に事務局長に任命していただきました。

有り難いことです。期待に応えられるように、努力いたします。

その他様々なお話を聞くことが出来ました。

岩堀恭一さんがおっしゃるには、日本には美術館が1984箇所ありますが、ほとんどが赤字だそうです。

このままでは国もやっていけなくなり撤退を始めて、美術館の数が減ってきてしまいます。

美術館が無くなるということは、日本の伝統美術や伝統芸能が廃れていくことに繋がるのです。

東京都が動き出したのはその後だそうですが、まだまだ解決はされておりません。

また、10年程前、日本社会が不況に陥り、社会人野球部やバスケットボール部、陸上部などが運営できず、廃部になるというニュースが沢山流れていました。

特に、アイスホッケーを中心としたウインタースポーツ。岩堀さんは、冬季オリンピックでメダルがとれなくなるという警鐘を鳴らしていたそうです。結果、トリノオリンピックでは、荒川静香選手の金メダルのみに終わってしまいました。時代の先を読む動きの必要性を改めて感じました。

文化が無くなったら、国は無くなります。美術、スポーツという文化の衰退は日本の消滅を示唆します。

日本の伝統文化を守ることに微力ながら協力していきたいです。

ペマ先生からも面白い話を聞きました。

ブータンの外務大臣クラスが夏ごろ来日する際に、ペマ先生がコーディネーターとして動くそうです。

我々もイベントのお手伝いをすることで、ブータンと日本との架け橋になることになりました。

また、今年の9月にペマ先生とインドへ「ガンジーツアー」を開催致します。私も同行して、ツアーの協力をさせて頂きます。ペマ先生がおっしゃるには、ガンジーが亡くなった場所、生まれた場所はきれいだそうだが、生活した場所は荒れているそうです。(地方の総合大学くらいの広さはあるらしい)
そこで、日本の大学生などとその場所に行って、生活した場所を掃除するのです。

意味のあるツアーになります。しかも、ペマ先生のお陰で4泊5日で15万円前後(航空費、ホテル代込み)で行けることになりそうです。

1日は掃除、1日は観光のようなツアーです。その後、興味のある方は少人数でペマ先生とブータンに訪問できる予定。こちらでは、ペマ先生は、「最低でも副大統領とは会わせたい」とおっしゃてくださっています。凄いツアーになりそうです。

なかなか有り得ない体験になると思いますので、どなたか一緒に行きませんか?


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