翌日は合計24時間にも及ぶ移動日でした。
ブータンのパロ空港→カルカッタ→デリー→成田空港
という大移動をしてきました。
途中待ち合わせもあり、一緒に行ったペマ先生、平井代表、吉倉社長 と
食事をしながら、たくさんの話をしました。
その中で、ペマ先生は、ブータンの内務大臣から
「ブータンで出来るビジネスを提案してくれ」ということなので、
平井代表が、パロ空港にマッサージルームと
パロ空港と首都ティンプーの間にドライブインをつくる
というアイディアが出て、大変盛り上がりました。
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今回のツアーを通して多くのことを学びました。
中でも印象に残っているのは、ブータンの国王を中心とした新内閣の写真を見たときでした。
日本でも最近、安倍内閣が発足しましたが、男性ならタキシードかモーニング、女性ならドレスが一般的です。
しかし、ブータンでは皆、民族衣装で写真を撮ります。
ペマ先生いわく、「国の民族衣装は世界ではフォーマルとして認められている。
だから、ブータンの写真は自然なことだ」ということでした。
日本の閣僚がタキシードなど着るのは、明治時代の欧米へのコンプレックスが
今でも残っているからだということです。
もし、日本の閣僚が和服で写真を撮り、それが全世界へと報道されていけば、
日本の存在感を示すことにもつながるでしょう。
ペマ先生とは、「月一回和服の日を作ろう」という話でも盛り上がり、
9月14日付けの産経新聞でのペマ先生の記事にもこの話は掲載されました。
ブータン王国が今後より一層発展されることを心よりお祈り申し上げます。