皆さんおはようございます。
今日は、経団連会館にて第237回(40年目です)未考会が開催されました。
本日の講師は、衆議院議員の越智隆雄先生でした。
テーマは、【21世紀を生き抜く政治の取り組み】。
越智隆雄先生 は祖父が福田赳夫 第67代内閣総理大臣ですね。
子供の頃のエピソードとして、自宅にはいつも朝7:00から夜0:00ごろまでマスコミと政治家がいつもいたそうです。
当時から一番たくさん会った職業の人が政治家なのだそうです。
そんな越智先生が元銀行マンらしく、財政に関して様々なお話をしてくださいました。
当時谷垣大臣に30分の質問を許され、
「各省庁の建物は高層化されている。土地の有効活用をしているのに、大蔵ビルだけなぜ5階建なのか?」
とぶつける。
それがきっかけとは本人はおっしゃってなかったですが、まさにそれがきっかけで、当時小泉首相から建て替えを検討せよとの
指令が出るまでになったのだそうです。(すごい!)
他にも消費税は2008年9月から上がるのではという話。
また、日本で100人死ぬと、相続税支払い対象者は100人中4.4人。世田谷区は15人だそうで、深刻な問題
なのだそうです。ドンドン景観は変わるし、お屋敷は無くなるし、緑も減っていくのだそうです。
税収のお話で、一昨年は44兆円、去年は49兆円、今年は53兆円まで増えるのではとの事。
ちなみにバブルの絶頂期の税収は61兆円だったのです。
今後いかに80兆円の予算を減らし、税収を増やし、先ず単年赤字を解消し、700兆円強の借金を減らしていくか
真剣にやってほしいと思いました。
オフレコ的なお話もあり、大変有意義な勉強会でした。
越智先生ありがとうございました!