2019年5月度 室舘塾ユース

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お疲れ様です。ネクサス事業部の柳下です。
本日の室舘塾ユースの概要をお伝えします。

■国旗・国歌について
子供の入学式・卒業式など、これからも君が代を歌う機会があった際には堂々と歌いましょう。
自国の国旗、国歌に敬意を表すことが、国際人としての基礎です。
自国の国旗や国歌にすら敬意を表すことができない人は、他国にも敬意を表すことはできません。

■複眼思考
ある立場から見た場合と、もう一方の立場から見た場合に、解釈が変わることは世の中にあります。
例えばアメリカの初代大統領、ジョージ・ワシントン。
アメリカはイギリスから独立した人たちが建国した国家で、後にイギリスと戦いました。ですから、ジョージ・ワシントンは、アメリカ側から見たら英雄かもしれませんが、イギリス側から見たら反逆者だという意見もあるそうです。
その他にも「売り場と買い場」「セリングとベネフィット」「プロダクトアウトとマーケットイン」といった言葉があるように、考え方も双方の立場に立てることが重要だという話がありました。
自己中心的に一方向から見るのではなく、複眼思考で物事を考えることが大切です。

■中條高徳先生のお話
アサヒビールのシェアが10%を切ってしまった時代、ハーバード大学の経営学の授業では「アサヒの復活はムリだ」とまで言われていました。
そんな中、中條先生(当時、主任)は、自分が立て直そうと奮起しました。
「美味いビールとはなんですか」と小売店、問屋さんなど、マーケットの様々な方にニーズを聞いて回ります。そこで得たのが「美味いビールは生だ」というヒント。そのヒントを頼りに、生ビールを世に広めていき、アサヒビールは奇跡のV字回復をさせました。
話を聞いて、肩書に関係なく、闘う姿勢が大切だと学びました。

■今上陛下のお話
天皇陛下は59歳。
物心ついた時から帝王学を学ばれていて、日本国及び日本国民統合の象徴の準備をされていました。天皇陛下の話し方や顔つきは、ここ数年の準備などではなく、生まれてからの59年間の準備の賜物です。

■しがく新聞コラム「私たちの憲法を考える」(2016年8月)
コラムを通して日本国憲法の成立までの歴史を解説。
日本古来の憲法「十七条の憲法」はじめ「五箇条の御誓文」「大日本帝国憲法」などを改めて学ぶことで、憲法とは何かと考えるきっかけにしてほしいです。

大東亜戦争の開戦、そして敗戦に至るまでの過程では、知らないことが山ほどありました。今の憲法の問題点を知り、自分の考えをしっかり持って発言していくことが大切だと思いました。

今回、令和元年最初の室舘塾ユースでした。
天皇陛下、憲法、歴史に触れる話でより自分の幅が広がる時間になりました。


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