国護りの旅 in 台湾

7月6日~8日

2度目の台湾。
今回の重要人物は八田與一。

八田與一は台湾でとても愛されている。
むかし頑張ったということだけでなく、八田與一の功績によって開拓した土地が
今も台湾の人の食料庫を担う一大穀倉地帯になっている事は凄いと感じる。
八田與一

当時、アジアで一番大きなダムを建設し、
それだけでなく水路を張り巡らして、戦後68年経った今も青々とした緑の平野になっている。

68年経った今もなお運用されているのは、
日本が台湾を「植民地」にしたのではなく、
素晴らしい統治をしていたからだと新幹線から風景を見ながら思った。
穀倉地帯

台湾の人達からも「統治であって、植民地ではない!」という言葉が出てきました。

杉浦茂峰が飛虎将軍廟、田中将軍・乃木希典大将が東竜宮という神社に祀られていて、
台湾に行くと真実が分かります。

室舘塾生のお二人より感想を頂きました。
一部抜粋して転載します。


飛虎将軍廟
※写真は飛虎将軍廟

帰りの飛行機の中で隣の席になった台湾人の青年と仲良くなりました。

彼は、高校生の時に日本のアニメを見て衝撃を受けて、
そのまま日本語の勉強を始めたそうです。

現在は大学3年生23歳で、将来は日本で働きたいと言っています。
今回は、初の海外で一か月間の短期留学だそうです。

御徒町にある日本語の専門学校で平日は勉強して、
土日は自由行動をするプランだそうです。

私のような小さなきっかけだったにも関わらず、
日本と台湾の文化交流の一助になれたようで、
これ以上ない感動を頂きました。

以前の私であれば、絶対に声をかけないですが、
室舘代表の元でコミュニケーションを学んだお蔭です。
ありがとうございます。

屋形船に乗る前には、長谷川チームの一同で、
知り合った台湾の方とゼロ次会を企画していまして、
縁日のような事をやりました。

地域センターを貸し切って、
ヨーヨー釣りや駄菓子販売、
昔の日本のおもちゃで遊びました。

その後花火もしまして、
日本の遊びに日本人と触れられて、
とても喜んでいました。

色々と話す中で、
特に面白いと思った事をいくつかご報告します。

・台湾人も『メンコ』をやります。彼のお父さんが小さい頃から台湾にあるそうです。
・『うまい棒』『ブラックサンダー』『ラムネ』もあるそうです。
・『だるまさんがころんだ』も台湾にあるそうです。但し、掛け声は違います。
・台湾人から日本人への親日感情は間違いなくあります。


東竜宮
※写真は東竜宮

日本で忘れかけている和の心と触れ合う、感謝の旅になりました。
台湾人の持つ大和魂の源泉を感じる旅となりましたこと、深く感謝申し上げます。
私は、知らない異国の地を訪ねたときに日本人が関係する記念碑などをみつけるとうれしくなります。

今回訪れた台南でも、日本人の功績が語り継がれていることを知りました。
豊かな田畑、広大なダム、八田技師の足跡を巡らせて頂き、
その生涯に思いを馳せました。
台南市郊外にある烏山頭ダムに向かう車中、車窓からは緑が鮮やかな水田、バナナやマンゴー畑、南国情緒たっぷりの空間が視界に広がっており、その大地からはかつて不毛の地というのを連想させませんでした。

それだけ心血を注いだ八田技師に対し、言葉にならない思いでした。
けれどもそうした世界に誇る先人たちの活躍を私たちはほとんど学ぶことなく、ここまで生きて参りました。日本人として誇りを持って生きていきたいと思っている今、それはとても恥ずかしいことだとさえ感じております。

台湾に日本統治時代があり、その時代を背負って活きた人たちが、
いまも住んでいました。
正直申しまして、台湾を訪れる前は、「中国、韓国よりも親日な感じがする」程度の認識でした。けれども今は違います。日本統治時代があって、台湾の今がある。私は、日本人として、それを知ったうえで台湾と向き合い、日台友好の架け橋になれる人間になりたいです。日本と台湾の今があるのは、先人たちが力を尽くしてくれたお陰で在ることを心に刻み感謝の心を忘れず、私が出来ることを考え、実行して参りたいと思います。
素晴らしい経験をさせて頂きまして誠にありがとうございました。
心より感謝申し上げます。


国護りの旅 in 台湾」への2件のフィードバック

  1. 八田與一 の没日には、今でも記念の式典が催されているそうです。

    歴史を教える、受け継いでいくとはどういうことか。
    こんなに身近に、最高のお手本がいることは私たち日本人にとって本当に幸せなことだと思います。

    台湾の方々が受け継いでいるのは、かつての日本人精神。
    今度は逆に私達が学ばせて頂く番ですね。

  2. 台湾への旅は、私達参加者一同にとって、絶対に忘れられない感動の旅となりました。

    私にとって、10年振りの海外でして、世の中の事に興味を持ってからは初めてでした。

    恐らく、どの外国にいっても感動したのでしょうが、それが台湾だったこともあって、3日間が夢のような日々でした。

    台湾と日本の友好関係がさらに強化される事を願ってやみません。台湾の友人とも、さらに親交を深めて今後も積極的に動いていきます。

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