インド・ガンディーツアー1日目(2)

?ブータン大使館を出て、続いて日本大使館を訪問しました。

日本大使館

ここでは日本とインドの対比データなどをお聞きしました。

インドは日本の人口の9倍。面積も9倍。人口密度は変わりません。

人口は約11億人ですが、今後はさらに増加します。

食料や水の問題が今後は大きくなっていくとのことでした。

また、日本人は年間1700万人海外へ行っていますが、その内の16万人しかインドには行ってません。

航空機の往来も1週間で、日本中国間は247便飛んでいますが、

日本インド間はわずか5便です。

イギリス・インド間は100便、ドイツ・インド間は50便と考えると、

いかにインドへの直通便が少ないかが分かると思います。

日本大使館にて

これからインドで大事になるのは、

文化交流、留学生交流です。

そこでペマ先生と企画しているのが

「アジア伝統文化興隆会」です。

私も事務局長の命を受け、日々奔走する覚悟です。

ラージ・ガートにはガンジー7つの罪が石に刻みこんでありました。

マハトマ・ガンジーはインドの言葉で「偉大なガンジー」という意味です。

1.理念なき政治 Politics without Principles
2.労働なき富 Wealth without Work
3.良心なき快楽 Pleasure without Conscience
4.人格なき学識 Knowledge without Character
5.道徳なき商業 Commerece without Morality
6.人間性なき科学 Science without Humanity
7.献身なき信仰  Worship without Sacrifice

ペマ先生と石版

なぜ彼が尊敬されたか聞いてみると、わかりやすい言葉を多用した

からだそうです。

私もベスト 説明会では1時間30分ほどの講演を毎月行っていますが

後で、難しかったという感想をもらうと、情熱頼みではなく、

もっとわかりやすく話さなければ、と思っていました。

そんな私にはぴったりの内容でした。

?
夜は州知事を招いてのパーティーでした。

デリーがあるハリーヤーナ州のトップは女性でした。

ライフル持った人を乗せた車が2、3台護衛していて、

日本ではこのように厳重な警備をされるのは、小泉首相くらいでしょう。

パーティーでは、質問タイムもありました。

ただ、一緒にいった方々はなかなか緊張して手が上がりませんでした。

そこで、ちょっとしたテクニックですが、

「初歩的な質問で申し訳ありませんが」

と言えば、どんな質問でも大体聞いてもらえます。

そして勢いで州知事の前でもマジックをすることに。

大変、喜んでいただきました。

州知事にマジック

しかし、それでもみんな緊張して州知事に近づけない状況は続き、

ペマ先生が気を利かせてくださり、

「こういうときは積極的に」という言葉をきっかけに、抱きつく人まで出るぐらい

積極的に交流していました。

「ガンジーの生活拠点の掃除をしに来た」ということが気に入ってもらえたらしいです。

州知事と

左から2人目の女性が州知事のSheila? Dikshitさん

以前、日本ロシア協会常任理事の丹野さんに教わったのは

「文化、芸術、教育、ボランティアが、世界を相手にするには必要」という内容でしたが、

まさにその通りでした。何でもビジネスにつなげてしまう人は、

なかなか相手にしてもらえません。

ちなみにレストランでは H 課長が辛いものを食べられないらしく
大変な思いをしていましたが、周りはみんな大笑いでした。

カレー

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