2019年8月度 室舘塾ユース&皇居勤労奉仕勉強会

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お疲れ様です。ネクサスの能野です。
本日、森下文化センターにておこなわれました、室舘塾ユース&皇居勤労奉仕勉強会の概要をレポートいたします。

はじめに、ミス・ワールド・ジャパン2019のファイナリストを対象に8月1日におこなわれた「日本の基礎講座」のお話をうかがいました。
あらためて、日本のことを学ぶ重要性を感じました。
ファイナリストの方々は講義に対して非常に集中力が高く、素晴らしかったという点のお話をいただきました。

■若者が皇居勤労奉仕に行く価値
皇居勤労奉仕勉強会においては冒頭、
・世の中のほとんどの人は皇居勤労奉仕を知らない。そして知っていても「お金もらえるの?」という反応が多く、「ご奉仕させていただく」という価値観がない。
・社会人は特に、平日4日間の休みがとれない。
という理由で、若者が皇居勤労奉仕に行くことは非常に貴重だという話でした。

■「志学奉仕団」結成のきっかけ
キャリアコンサルティングが皇居勤労奉仕を始めたきっかけは10年ほど前、高森明勅先生とのご縁から始まったそうです。
あるとき、高森先生からの「皇居勤労奉仕って知ってますか?」というお話から、皇居でお掃除ができること、天皇皇后両陛下からご会釈を賜ることができること、若者がいないこと、勤労奉仕人口が減少していることを聞きます。
室舘代表は「ならば、我々が若者代表として、先陣を切って皇居勤労奉仕を盛り上げよう」と思い、始められたのがきっかけです。
そして平成21年10月に第1回「志学奉仕団」を結成します。

するとここ数年では、皇居勤労奉仕の人数も増えていき、ある時、宮内庁から皇居勤労奉仕の「落選」の連絡がありました。
残念な気持ちもあった反面「この状況が作りたかった! 嬉しい!」と思ったそうです。

■皇居勤労奉仕のはじまり
皇居勤労奉仕は昭和20年12月8日に宮城県の62名の「みくに奉仕団」からはじまりました。まだ、戦後間もない、不安定な時代です。家族とは今生の別れを覚悟した上で、宮城県から皇居へご奉仕に訪れたそうです。
その噂が広がり、翌年には1万人、昭和26年には最大の4万人もの人々が皇居のご奉仕するにいたったそうです。

■日本の良さ
日本は「世界最大最古の君主国」です。
君主国とは「国家元首が世襲で決められていく国」です。
天皇陛下が国家元首であることは
・礼砲の数(21発)
・信任状捧呈式
の2つから明らかです。

今上天皇は59歳から、天皇というお立場を引き受けてくださりました。
お休みは一年間に60日。
火・金曜日は法律の閣議決定がされるため、その資料を全て目を通しサインをします。
国民を「大御宝」と呼び、日本のために誠心誠意で務めてくださっております。

以上です。
私たちは日々、大きな心に守られて生きているのだと感じました。
天皇皇后両陛下のお心に、多くの方が救われてきたと思います。
その様に国民に寄り添いお考えくださっていることを忘れずに、日常にある自由に感謝をしていかなければならないと感じました。
皇居勤労奉仕がおこなえることにも感謝し、文化をつないでいきます。



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