2020年1月度 室舘塾ユース・皇居勤労奉仕勉強会

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ネクサス事業部 栗山です。
先日開催された室舘塾ユース・皇居勤労奉仕勉強会をレポートいたします。

今回は、室舘代表に皇居勤労奉仕勉強会をしていただき、1月~3月に皇居勤労奉仕に参加するメンバーさんと共に受講しました。

◾︎皇居勤労奉仕について
・4日間で皇居(宮殿周り、東地区、西地区)、赤坂御所の掃除を行う。天皇陛下のご都合が合えば、ご会釈を賜る機会がある。
・知っている若者がいるということ自体が凄いことである。これからの時代は仕事が出来る能力だけではなく、品格が求められる。知性を身につけることによって人生の選択肢が増える。

◾︎皇居勤労奉仕が始まった経緯「みくに奉仕団」
・昭和20年11月、日本は戦後復興の目処も立っていない時代。
・宮城県栗原郡から来たという二人の青年が、皇居の清掃を志願した。宮内庁は二人の熱意に快諾し、翌月の12月8日、皇居の勤労奉仕が始まることになった。
・当時はまだGHQの占領下にあり、皇居とはいえ危険な状態だった。勤労奉仕の団員たちは、栗原郡を出る際には、家族と今生の別れを覚悟し感謝を伝え、水盃を交わしてから出発をした。
12月8日から奉仕の後、昭和天皇、香淳皇后より急遽ご会釈を賜った。
・みくに奉仕団が帰郷後、口コミで広がった奉仕のウワサから、翌年の昭和21年には勤労奉仕の人数は1万人にのぼった。
・その後も勤労奉仕の希望者は増え続け、ピーク時には年間4万人が参加した。

■「志学奉仕団」が始まった経緯
・室舘代表は平成21年に、高森明勅先生から皇居勤労奉仕の話を聞いた。その時に「ピーク時には4万人いた参加者も、7千人にまで落ち込んでいます」という話を聞いて、室舘代表は「我々から、若者から皇居勤労奉仕を盛り上げよう」と決意されたそうです。
・そして平成21年に「志学奉仕団」が初めて参加。志学奉仕団はきちっとした姿勢でご奉仕に取り組み、若者ということで力仕事を任せてもらえました。
・それから10年以上経ち、若者を中心に参加者が増え、今では抽選に漏れることも増えてきたそうです。

◾︎天皇陛下について
・一般の国民は年間の休日120日(+有給休暇)に対して、天皇陛下は60日。その休みのほとんども人とお会いになることが多く、なかなかお休みもとれない。
・今上陛下は学習院大学卒業後、海外留学も経験されている。
そして皇后陛下は外務省の超エリートとして将来を期待されていた方でしたが、民間の実績を横に置いて、皇室に嫁がれた。

以上です。
参加者からは皇居勤労奉仕勉強会を経て、天皇陛下のイメージが変わった、という感想も出ました。
天皇皇后両陛下は、一般人なら当たり前に享受している自由を経験された上で、日本を背負うという重責を担っていただいてる。それを学び、改めて有難いことだと感じました。

さらに感性を磨いて、リーダーとして成長していきましょう。


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