第157回室舘塾

しがく社会人部の三芝です。
5月に開催されました室舘塾について、ご報告いたします。

■木鶏会
ベテランの方や社会人1年目の方も一緒に木鶏をしましたが、
コロナが5類に移行して初めての木鶏会でしたので、
一人一人の表情を見る事ができ、非常に活気のある木鶏会となりました。

■幼稚な人について
表彰されると鼻が伸びてしまい、
組織の体質批判をする人がいるというお話がありました。
アイデアが出る人は素晴らしいが、
知恵やアイデアが出るのと組織の立ち上げをする際や
沢山の村おこしをし続ける際に求められる力は違う。
人は目新しいものに惹かれ、知っていると眠くなってしまう、
福田和也氏の
「幼稚とは何が分からないか分かっていない人、肝心なことがわかっていない人だ」
というお話などを用いて、本質を外さない事の大切さを指導されました

■まずは根を張る、軸を定める
SNSをよく見る人は自己肯定感や幸福度が低い傾向にある。
五月病や3年3割問題が起きてしまうのは、
軸が決まっていないのに隣の芝を見てしまうから。
若い世代はとにかく情報をインプットしすぎていて
頭でっかちになりやすいので注意が必要です。

数学者である岡潔氏が
「一に国語、二に国語、三四がなくて、五に算数」
というように日本人にとって何が大切なのか。
リスキリングをする事によってキャリアアップする事が全ていいのか。
など様々な角度から初めのうちは「何を大切にするのか」と軸を定め
しっかりと根を張ることが大切だと思います。


■佐藤力さん
しがくのメンバーでもあり、
練馬区議会議員の佐藤力さんに来ていただきました。
佐藤さんは先日の練馬区議会選挙にて約8400票を獲得し、
第2位で二期目の当選を果たされました。

・繋がりやご縁に感謝をして出会いを大切にすること
・行動する事や利他の心、夢や目標をコミットする事の大切さ
・逆境の中で戦う時の秘訣
などをご自身の経験を通してお話いただき、
社会人メンバーに激励のメッセージを頂きました。



どんな軸を定めて、どんな根を張るかも自分次第です。
リーダーとして、大切な価値観や考え方を今から育み、
それを一人一人が行動に移し、それぞれの場所でくにまもりをしていきましょう。