6月1日
ネクサス事業部の菅野です。
本日の室舘塾ユースは、
特別講師としてインドのラメシュ・シャルマ先生にお越し頂きました。
ラメシュ先生は通訳や旅行関係のお仕事をされていて、2001年に森首相がインドに訪問した際には、その通訳を担当されました。
今回は、インドと日本についてお話頂きました。
◆インド人は何もないけど自信がある。日本人は何でもあるけど自信がない。
→日本人の20代の若者はインド人に比べて幅広い知識を持っている。しかしスピリット(精神)の強さがもっと必要である。
◆日本は、アジアのリーダーになるべきだ!
日本に来て日本の技術、貿易、企業など日本のことを勉強すると、
まだまだ日本は力を押さえていると感じる。
中国はチベット、インド、ベトナム、台湾など周りの国を困らせるばかり。
日本は持っている力を発揮してアジアのリーダーになるべき。
◆インドはミニワールド
インドは地域によって言語も文化も民族も異なる。どの州出身かで人柄も異なる。
例えばインド人と一括りにすると感覚が全く違ってくる。インドは一つの国というよりもミニワールドだ。
◆インドは英語で話す。
インドには様々な言語が存在するので、例えば1000ルピー札でも
「1000ルピー」と色んな言葉で表示がされている。
そのため、どこでも英語が通じる。
◆インド人はオープンである。自己主張が強く、プライドが高い。
知識が無くとも、お金が無くとも前向きで行動力がある。
相手に話したことに対して裏表がない。
プライドが高いので英語が出来なくとも出来ると答える。
道を聞かれたら、わからなくても教える。
◆インドに来ると心が強くなれる
英語の学校に通わなくても英語が必要になる。
お釣りを渡すというのはない。98ルピーの買い物に、
日本とおなじ感覚で100ルピー払うと、あめ玉やチョコレートで
返ってくる。お釣りにも気を張っておく必要がある。
インドの交通状況では車が優先。歩行者は自分で自分の身を守る。
そうやって1日を過ごすだけで、心が強くなる。
◆貧しくて生活が苦しい人を自分の家に連れてきて居候させている
誰に頼まれたわけではないが、心の中でしたいことをしている。自分のことよりも他人のことを考えて動く。
父が山の村にいるときにチャンスを貰って首都デリーにいった。
きっかけを貰ったからこそ今の私がある。
居候させた人がどうなるかは色々あるが、きっかけを与えていきたい。
他にもインドの恋愛・結婚模様など興味深いお話や、
多くの質問にもお答えいただきました。
ラメシュ先生のお話を聞いて、やはり本で読んだりネットの情報だけではなく、実際に自分で感じることが大切だと感じました。これから益々、日本とインドが手を繋いで協力をしていくことが必要だと思います。
最後には、一緒に腕立て伏せもして下さいました。
※左上の方がラメシュさんです。
本日は皆様、お疲れ様でした!