第167回しがくセミナー 福永 雅文先生

12月2日

第167回しがくセミナー「競争のバイブル『ランチェスター戦略』弱者逆転の法則」
戦国マーケティング株式会社 代表取締役 福永 雅文(ふくながまさふみ)先生をお招きして開催しました。

弊社幹部も、福永先生から「ランチェスター戦略」を学んでいます。

◆ランチェスター戦略とは
英国人のフレデリック・ランチェスターが145年前に提唱したランチェスターの法則を、
田岡信夫先生が、経営やビジネスの領域に応用したものがランチェスター戦略です。

◆ランチェスターの法則
勝負は「戦闘力」の強い方が勝ちます。
「戦闘力」は「武器の性能」と「兵力」、そして「戦闘方法」によって決まります。
①一騎打ち、局地戦、接近戦  「戦闘力」=「武器性能」x「兵力数」(ランチェスター第1法則)
②確率戦、広域戦、遠隔戦  「戦闘力」=「武器性能」x「兵力数の二乗」(ランチェスター第2法則)
戦いの根本とは、「戦闘力の強いものが勝ち。弱いものが負ける」です。

◆ランチェスター戦略
企業で言えば、大きな会社と小さな会社での戦いで、大事なことは、
・大は常に有利ではあるが、大であっても武器が弱ければ負ける。
・小は常に不利ではあるが、小さいから負けているわけではなく、弱いから負けている。

大(強者)の法則(第2法則):少ない損害で、効率よく、楽に勝てるのか。
小(弱者)の法則(第1法則):兵力が少ないので、武器を磨かき、兵力を集中させる。

小が大に勝つのは一発逆転を狙うのではなく、集中した狭い範囲での勝ちを積み重ねていく。
集中した分野・範囲で勝って、範囲を広げていく。

企業は、事業において市場競争をしているので、武器は質(商品力)、兵力は量(販売力、マンパワー、人数)と当てはめて、競争の勝ち負けを市場占有率(シェア)で判定します。
シェア1位の会社を強者、2位以下は全て弱者です。

強者になるには、勝ちにこだわれなければいけません。
しかし、勝ちにこだわりすぎると負の側面があります。負けたときに、自分に、仲間に、相手に、負の感情が出てくる可能性があることを自覚し、負けを糧にするようにしなければなりません。
勝ちの亡者にならないように気をつけていく必要があります。

企業の事例を含めてお話いただきました。

福永先生、ありがとうございます。

・〔新版〕ランチェスター戦略『弱者逆転の法則』
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生前退位特別セミナー

12/26

高森先生をお招きして「生前退位特別セミナー」を開催いたしました!
平日の夜にもかかわらず、約160名もの若者が集まりました。

平成31年4月30日に、約200年ぶりの生前退位がおこなわれます。

平成28年7月13日に、NHKから「生前退位」に関する一報が明るみになり、
同年8月8日には天皇陛下から「ビデオメッセージ」という形で全国民にお言葉を賜りました。

それを受けて政府は有識者会議を立ち上げ、結果的に平成29年6月16日 皇室典範 特例法の制定に至り、天皇陛下の生前退位が可能となりました。

高森先生には、その「生前退位」を巡る一連の流れの裏側を一つずつ、詳しく、わかりやすく(そして大変おもしろく!)お話しいただきました。

高森先生は、生前退位のニュースが報じられた時期から、考えに考え抜き、様々な状況を想定して、後に「高森三要件」と呼ばれる着地点を見出します。
その高森三要件とその背景・理由を様々なメディアだけでなく、国会議員にも説明し、野党、与党と徐々に支持を広げていったのです。

高森先生は「昭和の日」制定にも尽力されたご経験があります。たとえ政治家でなくても実力があれば、法律を変えることができる、国を動かすこともできるということを、今回も学ばせていただきました。

私も若者も、大変勉強になりました。
高森先生、この度はまことに、ありがとうございました。


第168回しがくセミナー 原口 あきまさ先生

1月6日

第168回しがくセミナー「勇気」
ものまね芸人 原口あきまさ先生をお招きして開催しました。

会場は終始、笑いの渦でしたが、講演の内容はとても深いものでした。

特に、誰もやったことのないモノマネ芸を切り開いていった話は印象的でした。
プロデューサーから「原口くんがやっているモノマネは他の人もできるから。違うモノマネができる新しい人材がほしいんだよね」と言われる。
当時、誰もやったことのない「明石家さんま」さんのモノマネを「さんまさんのモノマネできます!」と。
もちろん、原口先生のレパートリーにも入っていなかった。
そこから、明石家さんまさんのモノマネのパイオニアになっていったこと。

モノマネ芸人トーナメントの決勝でコロッケさんと対決。
モノマネ界を牽引していたコロッケさんに対して「引き継いでいきます」という想い。そして優勝。
そのときのネタが、変装するのが必要だったモノマネ芸のなかで、変装せずにモノマネをする新しいスタイルを作り出した「モノマネF1グランプリ」。

数々の壁を勇気で打ち破り、新境地を作り出してきた話は若者の心にとても響いていたと思います。
人生が終わるまでずっと「勇気」が必要。勇気を持って色んなチャレンジをして色んな経験を手に入れられる。

リーダーとしての学びが数多くありました。

原口先生、ありがとうございます。

・公式ブログ「一日一笑 ゆる~いブログ」
https://ameblo.jp/akimasa-h/


第166回しがくセミナー 森日和先生

11月4日

第166回しがくセミナー「『温故知新』しきたりに学ぶ今を生きる知恵」を開催。
一般社団法人 つぼみ咲くプロジェクト 代表理事 森 日和先生にご登壇いただきました。

礼儀作法の根底にある「大和の心」を伝えられて全国各地で講演をされている先生です。
講演中の言葉遣い、所作、森先生が発する柔らかい空気に一同心を打たれました。

◆一瞬一瞬を大切にしていく
いまの自分があるのは、偶然の出来事の積み重ねだったとお話があり、
まさに、袖すり合う縁をも生かされてこられた、大切にされてこられた。

◆天からいただいた個性を伸ばす
「天から与えられた個性を伸ばすことで個人の全能力を発揮することに繋がり、
天からいただいた個性を否定することは個人の滅亡、つまり自己否定である」
どんなに相反するものでも、両方の長所を活かせば良くなり、双方の短所を集めれば悪くなると。
人財教育において、深く考えさせられる言葉でした。

◆しきたりに込められた想い、生きる知恵
お箸を並べるとき、健康であってほしいという願いが込めて箸先を左に向ける。
大和言葉に込められている想いの話など、日本が伝統的に繋いできたことには、日本人が大切にしてきた心が宿っている。
エピソードには心が温かくなる日本人の想いが詰まっていました。

森先生には、お忙しい中、関西からお越しいただき、ありがとうございました。
今後とも、よろしくお願いいたします!

七田式絵本『衣食住の神様シリーズ』
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第165回しがくセミナー 柿﨑裕治先生

10月8日

第165回しがくセミナー『日本人と映画』を開催いたしました。

講師は、カートコーポレイトグループ 代表取締役会長 柿﨑裕治 先生。

映画監督や舞台のプロデュースをされています。

柿﨑先生の、信念を持って映画制作をおこなう姿勢、大変勉強になりました。

・ハリウッド映画の実情
世界でも有名なハリウッドの映画。
ただ、大半の映画には「アメリカはすごいんだ」というメッセージ性が込められている。
アメリカは映画を通して「プロパガンダ」を広げている。
その理由は、アメリカの歴史にある。
ヨーロッパから逃げてきた白人がアメリカ大陸に渡り、
インディアンらの原住民を放逐してアメリカという国家を創った。
それを少しでも「正義」だと言いたい。そのために出来上がったのが「西部劇」。
保安官(白人)が、アメリカの未開の地において、ヒーロー劇を繰り広げる話。
そうやって、制作の裏側に意図が組み込まれているのが映画業界の特徴。

・「○○映画制作委員会」とは?
リスク分散のために多くの関係者が制作費用を持ち寄って、映画撮影の費用をまかなっている。
逆に言うと、多くの関係者の利害を吸収しようとした作品になる。
それだけ制作者の意図や芸術性はどんどん薄くなっていくことになる。
終わってみれば、当初のものとは違うものができあがるということも。

・リアルを追究する
映画、舞台を作り上げる上で、ワインの話であれば、ワインの専門家に話を聞き、特攻隊の話であれば靖国神社で学ぶ。
どんな感情、表情、動作をしたのか、できるだけリアルに近づけていく。
日本人ならではのアイデンティティを映画に込めて、カンヌ国際映画祭などで評価されれば、より多くの方にメッセージを伝えられる。

映画業界の裏側と、柿﨑先生の信念、非常に勉強になりました。

柿﨑先生、ありがとうございました!

 

▼絶賛上映中!
『ウスケボーイズ』
http://usukeboys.jp/
マドリード国際映画祭、アムステルダム国際フィルムメーカー国際映画祭で4冠

■マドリード国際映画祭2018 受賞記事
http://www.cinema-factory.net/contents/1521_usukeboys/news.html

■アムステルダム国際フィルムメーカー国際映画祭 受賞記事
https://natalie.mu/eiga/news/296076


第164回しがくセミナー 鈴木秀子先生

9月2日(日)

第164回しがくセミナーを開催

講師 文学博士 鈴木 秀子 先生

テーマ『人生を照らす言葉』

文学博士であり、月刊『致知』にも連載していらっしゃる、鈴木秀子先生にご講演いただきました。

毎月、致知の鈴木先生の記事からは学びをいただいており、今回の機会を楽しみにしておりました。

・苦しみには意味がある
多くの人は「思った通りの出来事が起こることが幸せ」だと勘違いし、悩んでいる。
しかしその苦しみには意味がある。
人生で大切なことは、どんなに苦しいことがあっても、命があることの奇跡に感謝をすること。

・人はそれぞれ違うから補完し合える
「エニアグラム」では、人は9つのタイプに分かれる。
タイプが違う人同士は補完し合い、組織としてはいろんな人がいた方が成長していける。
人それぞれ、良いところも悪いところも半分ずつ。良いところは助けになり、悪いところは成長させてくれる。

など、非常に心を洗われるお話がたくさん聞けました。

皆様も、興味がある方は「エニアグラム」のタイプ診断を試してみてはいかがでしょうか。

鈴木秀子先生、ありがとうございました。


齋藤大臣を訪問

5月21日(月)

農林水産省に齋藤大臣を訪問いたしました。

しがくセミナーの感想文を持ち

しがく総研のメンバーさん3名にも来てもらいました。

 

短い時間の面会でしたが、しがく総研の3名は、しっかりとしがくセミナーの感想を伝えていて、大変頼もしい大学生でした。

 

しがくセミナーで失敗の本質を掴む話や、リーダー論、

控室で話題になったノルウェーの水産業や

私が訪問したことのあるイスラエルの農業の話など

濃密な時間を過ごさせていただきました。

お忙しい中、ありがとうございました。

 

 


第158回しがくセミナー 坂東忠信先生

3月4日(日)

第158回しがくセミナーを開催。

講師 外国人犯罪対策講師・元通訳捜査官 坂東 忠信 先生

テーマ『楽しい中国人と恐ろしい中国』

坂東先生は、第93回・第117回のしがくセミナーで2度ご講演いただいています。

今回も先生のご経験から、さまざまなエピソードをお話しいただきました。

18年にわたり通訳捜査官として、1400人もの中国人を取り調べしてきたという実績に勝る説得力はありませんね。

内容はキャリアコンサルティング広報ブログ

若者も中国とは、中国人とはを学ぶいいきっかけになったと思います。

坂東先生、ありがとうございました。


神田山緑先生 真打昇進披露宴

3月18日

神田山緑先生の真打昇進披露宴に出席しました。

帝国ホテルの会場には300名が集まっていました。

大変ありがたいことに、鏡開きの大役を任せていただきました。

講談の世界に新しい風を巻き起こしている神田山緑先生。

書籍も出版されて、ますますご活躍が楽しみです。

弊社の社員も講談教室でお世話になっております。

 

■神田山緑先生のブログ
https://ameblo.jp/sanryoku/day-20180319.html
https://ameblo.jp/sanryoku/entry-12361715038.html?frm_src=thumb_module

 

 

 

 

 

 

 

 


第157回しがくセミナー 野倉幸男先生

2月4日(日)

第157回しがくセミナーを開催

講師 きもの さわらび 野倉 幸男 先生

テーマ『私の歩む道 ご縁で生かされて』

 

野倉先生は、過去に第74回凜華塾、第7回俠塾でもご講演いただいています。

また、着物塾卒業祝いにとお茶会や、

お能・琵琶・居合など日本の伝統文化に触れる鑑賞会のコーディネートもしていただいています。

私は茶道を通じて、知り合いました。

すべてがおもてなしの精神でいらっしゃるかたです。

講演内容はキャリアコンサルティング広報ブログ

今後ともこのご縁を大切にしていきたいと思います。

ご講演ありがとうございました。


第156回しがくセミナー 舞の海秀平先生

1月8日(祝・月)

第156回しがくセミナー NHK大相撲解説者  舞の海 秀平 先生

舞の海先生は、しがくセミナーに2度目の登場です。

テーマは『可能性への挑戦』

 

 

 

 

 

 

曙との取り組みについての戦略や当日の様子はいつ聞いても手に汗握ります。

相撲は無差別級の戦いです。小さい体で勝つ方法を考え、努力する姿勢は学ぶことばかりでした。

また、相撲には神事が宿っている話は参加者も勉強になっていました。

普段はひょうひょうとお話をされますが、ここに至るまでの過程をお聴きしていると

闘ってきたことがよくわかります。

舞の海先生ありがとうございました。

こちらの書籍もぜひお読みください

大相撲で解く「和」と「武」の国・日本


第151回しがくセミナー スポーツコメンテーター(元読売巨人軍) 鈴木尚広先生

8月6日

2016年の昨年まで20年間、
読売巨人軍で活躍していた鈴木尚広先生にご登壇いただきました。

東京ドームのベンチ裏での出来事、サポートスタッフへの感謝。
途中出場する選手の流れなど、舞台裏の話。

2軍時代、周りの人が気分が良くなるように、
履物を揃えたり、毎朝、新聞をキレイに準備した。
読売新聞とスポーツ報知が上面にでるように。

怪我を繰り返していたころ、
脱却のために年俸の半分をフィジカルを改善するために投資して直した。
努力することが当たり前になると、常に成長し続ける。

屈指のチームで20年戦ってきたトップアスリートの鈴木先生の話は、
若い人たちの心にとても響いたのではないでしょうか。

感嘆の声や爆笑の渦で、あっという間の1時間半。
鈴木先生からも「話していて、とても楽しかったです」と感想を頂けたのは、本当に嬉しかったです。

翌日にドリームマッチを控えていらっしゃるなか、夜遅くまでお付き合いいただき、大変感謝しております。ニュースでピックアップされるほどの活躍で、聴衆の皆さんも喜ばれたのではないでしょうか。

★【ドリームマッチ】新加入の鈴木尚広が1試合6代走で7盗塁!?
http://www.hochi.co.jp/baseball/etc/20170807-OHT1T50164.html


150回記念:しがくセミナー 国際文化交流劇団「曼殊沙華」公演

7月2日

今回で150回を数えることとなった「しがくセミナー」。
150回記念として、国際文化交流劇団「曼殊沙華」の皆さんにご公演いただきました。

曼殊沙華さんのご好意で、特別に舞台での役割をいただき、
ほんの1分程度ですが、舞台に立たせていただきました。

短い時間にも関わらず、大変な疲労感でした。
1時間半の公演で、矢継ぎ早に衣装替えをして登壇している
曼殊沙華さんの皆さんの凄さを垣間見ました。

本当にありがとうございます。

そして、メンバーさん、学生さん、親御さんと、多くの方にご観覧いただき、
皆様に楽しんでいただけたようで、本当に嬉しく感じています。

広報ブログに写真が多く掲載されておりますので、どうぞ御覧ください。


第143回しがくセミナー 第26代海上幕僚長 古庄幸一様

12月4日

第26代海上幕僚長の古庄幸一様に、ご登壇いただきました。

海の男という独特のかっこよさが、姿勢や雰囲気、言葉の端々から出ていて本当に迫力がありました。
参加したメンバーさんにもそういう感想が多くありました。

訓練は想定の度合い、配置の重要性などリーダーとしての考え方を
数多くの実体験からお話しいただきました。
その中でも、50隻からなる訓練度合いの大会の話が印象的でした。

訓練の度合いを測る大会を開催し順位をつけます。ある年、一位だった艦があり、翌年、乗組員は変わらずに、艦長のみが変わりました。
するとなぜか50位になってしまったとのこと。
全てはリーダーで決まるということを、深く学ばせていただきました。


第142回 しがくセミナー江崎道朗先生

11月3日

「日本人だけが知らない 本当の日本の実力」

月刊正論でおなじみの江崎先生。
特に、戦後のアジア情勢と、米軍のリアルな情報通であります。

私も半年以上前から、
ドナルド・トランプが何に憤りを感じて、どういう想いで立候補したのかを教えてもらっていました。

今回の講演では、何と言っても、戦後の日本人の強さが印象に残りました。
敗戦後の日本は、肩を落として、小さくなって、70年を過ごしてきたというイメージがあったのですが、それは全く違っていました。
想いのある日本人は、裏側で様々な支援をして、アジアのそれぞれの国の植民地からの解放に向けて工作していたという事実に衝撃を受けました。

ベテランのメンバーさんからも「いままでで一番の衝撃を受けたしがくセミナーだった」という声も聞かれました。

マスコミが報じないトランプ台頭の秘密
著者:江崎道朗
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