カレント創刊60周年講演会

2024年9月16日

株式会社潮流社発行の月刊カレントが今年で60周年を迎えました。

カレントは賀屋興宣氏が昭和39年に創刊しました。
創刊当時は、戦後復興で多くの人が仕事に明け暮れていました。そんな人たちでも読みやすいようにと、小さい冊子でつくり、多くの方に愛されてきたのがカレントです。
賀屋興宣氏の想いを多くの先輩方が繋いできました。
私に引き継いでくださったのは、矢野弾先生です。矢野先生には経営者として、人として、多くの学びをいただきました。矢野先生は40年ほどインタビューアーを続け、多くの方の言葉を届けていました。

そんな偉大な方々から志を託されてから6年が経ち、無事に創刊60周年を迎えることができました。

今回は日頃からお世話になっている執筆者の方々に集まっていただき、カレント創刊60周年記念講演会を開催しました。

本来は全ての執筆されている先生からお話をお聞きしたいのですが、お時間の関係で4名の方々にご講演いただきました。

○憲政史研究者 倉山満先生  テーマ:賀屋興宣

○グローバルウォータージャパン/国連テクニカルアドバイザー 吉村和就先生 

 テーマ:水と生成AI

○公益財団法人郷学研修所・安岡正篤記念館 理事長 安岡定子先生

テーマ:孔子と論語

○郵便学者 内藤陽介先生  テーマ:近代日本郵便の父 前島密

それぞれ短い時間ではございましたが、本当に勉強になることばかりでした。

執筆者の皆様、また会場やオンラインで観覧していただいた皆様、お忙しい中お集まりいただき誠にありがとうございました。

今後とも何卒よろしくお願いいたします。


第173回室舘塾

お疲れ様です。しがく事業部一課の川上です。

第173回室舘塾のレポートです。

■木鶏会

総計137名の社会人メンバーと社員で行いました。社会人1~2年目の初参加の方もおり、大いに盛り上がりました。

■新紙幣について

帝国ホテルに置かれている「IMPERIAL」の雑誌の一部を共有いただきました。

歴代の紙幣に登場した偉人の人数は17名。

皆さんは和気清麻呂を知っていますか。平安時代に治水工事を行った偉人で10円札に載っていた人物です。現代の皇室の存続につながる事件の解決に大きく貢献した方です。日々アンテナを張っていれば、ふとした雑誌など様々なところから学びを得ることが出来ると学びました。

■台湾について

1931年に台湾の嘉義農林高校が甲子園で準優勝をしています。また当時日本で一番高い山は新高山という山でした。

これは1895年以降~日本が台湾を統治していた時代の話です。日本人は台湾人を奴隷にするのではなく、日本語を学ばせたり設備を整えたりと、欧米がおこなっていた植民地政策とは違う統治をしていました。

また台湾の山賊が6名の講師を殺してしまった事件が当時起こりました。そのような危険な場所にもかかわらず、講師の募集をした際にそうした場所こそ教育が必要だと何百もの応募があったそうです。「俺がやらねば誰がやる」という日本人の周りを思って行動できる精神を感じました。

また台湾統治時代に日本は台湾の発展に大きく貢献しており、そうした歴史の事実を知ることの大切さを学びました。

■東京八王子ビートレインズ、TIPOFFでのスピーチ

いいチームは作るもの、野心を持てと、外国籍の選手もいる中で、バスケ用語、ジェスチャー、熱量をもってチームの士気を上げるスピーチをしたそうです。

室舘代表も最初はご自身で10点の評価しかできないスピーチだったところから、その10点をしっかり悔しがり、反省し今では納得のいくスピーチができるようになったとのことです。

日々一つ一つのことにこだわり反省しレベルアップしていく事の大切さを学びました。

台湾の話ではリーダーとして、どのような知識教養を身につけていく必要があるのかという観点を持ち、正しい歴史や背景を学んでいく必要性を感じました。

また、常に組織の理想を描き、そこに向けて挑戦を続けていく事で周りを巻き込み形にしていく事が出来るとスピーチの話から学びました。

室舘塾に参加した皆さんもしがく式をしっかり実践していき、成長し夢を掴んでいきましょう!


第232回しがくセミナー 有川一三先生

2024年9月1日

アルビオンアート株式会社 代表取締役 有川 一三 先生にお越しいただき、
『昇龍宝珠を抱く』と題してご講演いただきました。

有川先生は世界屈指のジュエリーコレクターです。しかもただ集めているのではなく、ジュエリーの美と感動の世界を千年の時を越えて、人類に貢献する文化として創造するという使命のもと活動されております。

有川先生の講演の中でまず感じたことは、有川先生ご自身が誰よりもジュエリーに感動されているということです。ジュエリーの歴史や背景を理解され、感動されているからこそ、多くのジュエリーが集まるのだと感じました。

成功するうえで大事なことは「志」を持つことだと教えていただきました。何を成し遂げたいのか、人生をかけて何をするのか、日々考え続けることで自分にとっての答えが出てくるのだと教えてもらいました。

有川先生は「最低世界ダントツNO.1」を目指されていたとお話がありました。目指すなら中途半端なところではなく、ダントツNO.1であるとお聞きし、私たちもトップを目指してやっていこうと、より気合いをいれていただきました。

有川先生、本当にありがとうございました。


2024年9月度 室舘塾ユース

2024年9月1日

こんにちは
秘書課の飯島です。

9/1に行われた室舘塾ユースのレポートになります。

▪木鶏会

社会人の方々にも来ていただいて総勢162名での木鶏会となりました。

学生は社会人の感想文や美点凝視のレベルの高さに多くの学びがあり、社会人も学生の若いエネルギーを感じており、双方にとって素晴らしい時間になりました。

▪台湾について

皆さんは嘉義農林学校という高校をご存じでしょうか。

この高校は台湾の学校で、1931年に甲子園で準優勝しました。なぜ台湾の高校が日本の甲子園に出場したのか、

その背景について室舘代表からお話をしていただきました。

歴史を勉強すると関係性がわかります。台湾有事が迫っている中、台湾について興味を持つことが大事だと感じました。

▪南京大虐殺

日本が行ったとされる南京大虐殺は実際には無かったものだという事実を
以下の4つの理由も合わせてわかりやすく説明をしていただきました。

・30万人殺したとされているが、実際の南京の人口は20万人しかいなかった。
・300回以上の蒋介石の会見で、一度も南京大虐殺に関して発言していない。
・143枚証拠写真があったがそれは全てフェイク画像であった。
・南京大虐殺から1ヶ月経った時に南京の人口は20万人から25万人に増えていた。

ただ鵜呑みにするのではなく、勉強し続け、自分の中で答えを出していくことが大切なのだと感じました。

▪知識を蓄積する

最後に知識をつける重要性についてお話をいただきました。

お金は使うとなくなってしまいますが、知識は付けた分だけ蓄積し、その知識から知恵が生まれるとありました。

どんなことにも興味を持ち知識をつけていくことが大事なのだと勉強になりました。