第147回 室舘塾

こんにちは。しがく事業部の宇佐美です。
室舘塾のレポートをいたします。

■木鶏会
まずは木鶏会を行いました。
代表者の発表では、女性初のしがく式三段認定者の山下あすかさんをはじめ、
様々なメンバーさんの発表があり、非常に幅のある会になりました。

■自分で考えて答えを出す
今回の室舘塾は、代表から話を聞くだけではなく
塾生一人ひとりが意見を持ち、考えを共有する時間となりました。

安倍元総理が亡くなられた件に関して、国のリーダーを失うことに対しての衝撃や、
悲しむ国民も多い中で、ただ悲しむだけで時間は止まってはくれません。

リーダーを失った次の日本、未来を見据えられている人間を作っていくことが必要です。日本は「言霊」という考えがあり、ネガティブな考えや
話し合いを避ける傾向にあるため、トラブルに弱いとも言われています。
仮にトップが突然倒れたとしても、次の行動が取れるように、
自分の意見を持っておくことが大事だというお話がありました。

■チャンスを掴むために
チャンスを掴めないのは知識がないからというお話がありました。
学歴や男女関係なくチャンスを掴める人は自分の意見が言える人という観点から、
5~6人のグループになり以下の議題について意見交換を行いました。
今回の安倍元総理の訃報を受けて、

・他国は今の日本に対してどういう考えをもっていると思うか
・野党の心境は
・株価が上がる会社と下がる会社
・勤める会社に対してどういう影響がでるのか

海外の情勢に基づいた意見や、日本の政策から考え出された意見などを共有しました。

全ての意見を鵜呑みにすることなく、自分自身の考えと根拠に基づいた決断が
リーダーには求められています。

リーダーは正しい決断をすることではなく、決断をすることが仕事だ。
という言葉もありました。
決断できるリーダーになれるために、学びをの時間を作っていきましょう。


2022年7月度 室舘塾ユース

ネクサス事業部の佐野です。
2022年7月3日に開催された室舘塾ユースを報告します。

■木鶏会
いつもより距離をとって実施しました。
今月の致知のテーマを意識しながらの代表者の発表は、
心に響くものがありました。


■誰のために挨拶をするのか
挨拶は伝わらないと意味がないという話がありました。
相手のためにするからこそ、声量や態度が変わってくるのだと感じました。


■自分の決断を正解にする
室舘代表の入会時の話を聞きました。
当時の入会金は、今とは比べ物にならない金額でした。
親や友人に相談せず、自ら入会する決断をした経験が
現在の経営にも生きているそうです。

一度きりの人生を後悔ないものにするためにも実力をつけ、
自信を持って決断できるリーダーを目指していきましょう。

■学舎の存在意義

2022年6月4日の読売新聞の記事『出生81万人 6年連続減少』を資料に講義がありました。
子どもが減少する中、大学はどんどん増えており、
学生不足の大学は留学生を集めないと継続が難しくなりそうです。

日々変化していく時代ですが、変化の波に飲まれてはいけない文化もあります。
かつての大学に通う意識と現在を比較すると大きな違いがあります。
目的を明確に持つことで、良い学生が育ち、くにまもりに繋がると感じました。

■質疑応答
最後は学生からの質問に答えていただきました。
今回も様々な発見がある時間になりました。

自らが歩む道を正解にできるか否かは、本人の実力で決まります。
世の中の仕組みを知り、自分の頭で判断し行動できる実力をつけていきましょう。


追悼・安倍晋三元総理

2022年7月8日 17時3分
安倍晋三元内閣総理大臣が凶弾に倒れ、ご逝去されました。

参院選の応援演説の最中に銃撃されたと
最初に聞いたときは耳を疑い、今でも信じられないのが正直なところです。


総理大臣の連続在職日数2822日、通算在職日数3188日はいずれも憲政史上最長。
これほどまでに日本を引っ張り、世界に名が通った総理大臣はいなかったと思います。


ちょうど1年ほど前には月刊誌『カレント』で取材をさせていただき、
世界のリーダーたちと渡り合った実力を間近で感じさせていただいたことは
私の人生にとって大変貴重な経験になりました。
インタビューの際にお渡しした、靖國神社で撮影した集合写真を見て
笑みを浮かべていらっしゃったお姿も印象に残っています。

2年前に総理大臣を辞職してからも存在感を発揮し、
今後も日本のキングメーカーとして、
多大な影響を与えてくださるようになることは想像に難くありませんでした。


「安倍晋三」という偉大な人物を日本は失ってしまいましたが、
今を生きていく日本人として安倍元総理が掲げた
「美しい国」に日本をするべく、微力ながら
くにまもりをしていきたいと思います。


心より、安倍元総理のご冥福をお祈りいたします。