第71回凜華塾 池内 ひろ美先生

8月19日

ガールパワー代表理事:池内ひろ美先生にご登壇いただいました。
池内先生
夫婦問題など3万5千人の相談を受けてこられた圧倒的な経験から、様々なお話がありました。
・子供は3人になると社会ができる。子供1人、2人では作られない。

・岡山県、長野県が教育県として有名。それは早い段階から女子教育を行ってきた。
正しく教育を受けた女性が母となり、子供を育てるから良い子に育つ。

・50歳以上で未婚男性:20% 50歳以上で未婚女性:10%
昔は性欲に負けて、結婚したり、恋愛したりする人が多かったが、最近はそれが少ない。
終始大爆笑

◆日本の家族:原家族(父、母、女(男)、姉妹(兄弟))
男:息子、結婚すると夫、子供ができて父親
女:娘、 結婚すると妻、子供ができて母親
一生独身でいると、原家族の息子の役割だけだが、結婚し、役割が増えていくことで人は器が大きくなる、成長する。
日本の原家族
日本人は「世間体」というのを気にする。
それは日本独特のもので原家族の外を「世間」という。日本人は原家族の外にでることは一大事。
日本の文化は原家族で継承されている。お正月に食べるお雑煮は、各家庭で全く異なる。
結婚し違う文化が入ってくることで、文化が変化していく。

◆欧米の家族・外国人や欧米諸国の家族
神様
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父 母 男 兄弟
神様との契約によって家族が構成される。家族といえどもフラットな関係。
欧米の家族構成が文化にも色濃く表れている。
欧米の原家族
凜華塾ならではの、ストレートなメッセージに会場も終始大盛り上がり。
日本を変えていくには、本当に女性教育が大切だなと感じました。

池内先生、ありがとうございました!
集合写真


第127回しがくセミナー 吉村 和就先生

8月2日

「水に流せない水の話」
グローバルウォータ・ジャパン代表
国連環境テクニカルアドバイザー
吉村和就先生
吉村先生

2回目の登場ですが、今回も本当にすごい話です。

「万物の根源は水である by タレス」から始まりました。
水は水(液体)と水蒸気(気体)と氷(固体)の状態で存在する。
97.5%が海水であり、0.8%が水である。
直ぐに使える水はわずか0.01%。それしかないんだと感じました。

2025年には世界で消費される水の75%が、
アジア、オセアニアであるという試算。
水危機
ダボス会議では20年以内に水が枯渇するのではと言われている。
・中国では660都市の中で511都市が水不足
・アメリカ50州の内、36州が4年以内に水危機が訪れるらしい

世界200カ国の国と地域の中で、
自国で水源を持っているのは、なんと21カ国しかないことに驚いた。
水
そして興味深かったのは、実は日本は世界最大の水輸入国だという話。
バーチャルウォーター(詳しくはコチラ)ということで、
鶏肉1キロを作るのに、4500L
豚肉1キロを作るのに、5900L
牛肉1キロを作るのに、20600L
の水が使われる。

ほんの一部ですが、水はこれから本当に大きな問題になっていくと感じる。
600名程の参加した方々は、水への関心が深まったのではないでしょうか。

今後の日本の平和、世界の平和のために、
「水」が大きな課題になることが勉強になったと思います。
記念撮影


親善試合:エコ・プラン「ワイルドキャッツ」

8月1日

エアコンのオーバーホール業界No.1のエコ・プランさんの野球チーム「ワイルドキャッツ」とキャリアコンサルティング野球部の対決でした。

キャリアコンサルティングは社員と大学生のメンバーさん中心のチームです。
開始

結果は、6‐2の完敗です。
バッターブリーフィングピッチャー
選手全員の体の切れ味から、チームのまとまり感など、全てにおいて力の差を感じました。

6‐0で最終回を迎えた時にはどうなることになるのかと思いましたけど、なんとか2点を取り返して、一矢報いた形で終えました。
閉会

選手の言葉を聞くと、お互いに学ぶことが多かったということで、定期的に練習試合をやりましょうということになりました。
応援団の方も一杯来てくれて、ありがとうございました!


第八回 日本の伝統文化を伝える会「屋形船」

7月20日

今年も600名程の方々が集まりました。


野倉先生もお招きをして、山本一平担当の船に同乗させて頂きました。


船の上から、レインボーブリッジを見上げ、お台場、フジテレビ、スカイツリーと東京の夜景を堪能。

そして、ほぼ全員が浴衣を着て参加。男女ともにとても輝いていました!

屋形船が終わって町を歩いていると、すれ違う人達からは、
「いいなぁ〜」、「着物着てみたい」、「浴衣着てみたい」という声も聞こえてきて、伝統文化を伝えることに貢献している実感が沸きました。

大変楽しい屋形船の会でした!


第20回侠塾 五十嵐勝美先生

7月8日

前深谷市立豊里小学校校長の五十嵐校長先生。
現在は退職されて、國學院大學にて学ばれています。
五十嵐勝美先生
60歳でこれだけのエネルギーと青年のような輝く瞳に、
誰もが惹きつけられたと思います。もの凄いポジティブオーラを放っておりました。

教頭試験を7回、校長試験を3回も受けて校長にと。
本当に信念のある努力家であります。
深谷市
大学時代の4年間は新聞配達、パンのミミをかじりながら暮らしていた。
ホームシックやノイローゼになりながらも、諦めずに勝ち上がってきた根性の持ち主であります。

男の人生に必要なもの、
1.志、2.師匠、3.伴侶

海賊と呼ばれた男の話、山内一豊の妻の話、女性にモテる秘訣など、
侠塾ならではの話に会場中が大盛り上がりで大爆笑していました。

本当に素晴らしい講演でした。

五十嵐先生ありがとうございました!
記念撮影


第126回しがくセミナー 森日和先生

7月5日

日本人らしい心と慮りの所作を学ぶんでいただく礼儀作法教室、
「礼(いや)のこと教室」主宰の森日和先生にご登壇いただきました。
森先生

病気になり、激痩せしたときに、
生きる意味や両親や周りへの感謝の気持ちが芽生えてきたこと。

日本のことを想うと「ほっとけない!」。
やむにやまれぬ気持ちが沸き起こり、自分にできることを探し始めた。

そこから日本の伝統文化への造詣が深くなっていった。
日本の伝統的な遊びに関して、
「福笑い」は、目を休ませる。
「凧揚げ」は、風を読む力を養う。
「羽子板」は、相手と息を合わせる。
遊びの中にも意味があった。
会場
国を思う気持ちや天皇陛下の話、そして日本が平和で安全であること、国益が幸せのベースになるのだという話をして頂きました。
花束
女性メンバーはもちろんのこと、男性メンバーも大変感動されているようで、
若者たちの国護りの気持ちが一層高まった日となりました!

森先生、ありがとうございました。
記念撮影


第64回 室舘塾

8月9日

しがく事業部の長谷川です。
本日の塾をレポートさせていただきます。

70年前の今日、長崎に原子爆弾が落とされました。
いつも塾で掲げている国旗は半旗で掲揚しました。
原爆が落とされた11時2分には全員で黙とうを行いました。

今回のテーマは大きく3つ。
1.原爆に関して
2.室舘塾ユースで考えた質問について
3.エナジャイズ

室舘塾1
1.原爆に関しての基礎知識を共有
事前準備なしにも関わらず、メンバーさんからは様々な情報が飛び出しました。
・原爆投下に広島・長崎が選ばれた理由
・日本でも原爆を造る技術はあったが、あまりに非人道的な兵器ということで昭和天皇が御止めになられた
・広島にはウラン型、長崎にはプルトニウム型の異なる原爆が使われた
・アメリカは被爆した少女を治療すると偽って、被験者として研究した
・アメリカは戦後の覇権争いでソ連よりも優位に立ちかった
他、様々上がりました。

2.室舘塾ユースで考えた質問に対して、どう返答するかを考えました。
分かりやすく伝える「ひらがなトーク」の難しさ、
いざアウトプットしようとすると知識が出てこないなど、
様々感想が上がっていました。

3.ロープレ
1対1になり「1億円あったら何に使う」「1兆円あったら何に使う」「自分の好きな食べ物」を話しました。
「目の前の人の意識をあげられるかどうか」が試されました。
各テーマ、大変盛り上がりました。
ロープレ

<最後に>
日本を良くするためには、知識をつけるだけでなく、
アウトプットする力、人としての魅力が必要です。
知識だけを振りかざすのでは、聞く耳を持たれません。

各テーマに関して、
「話しっぷりはどうだったか」
「ユーモアや夢、希望、國護りの要素は入っていたか」
をそれぞれ振り返りました。

アウトプット能力は感化する力であり、エナジャイズです。
エネルギーは出せば出すほど、湧いて出てきます。

今年を戦後70年と捉えるのではなく、戦後100年の30年前と捉えましょう。
この30年で何が出来るのか、「立志」を各々が考えてください。


第57回 室舘塾ユース

8月2日

本日の室舘塾ユースの概要を福島がお伝えします。

◆リーダーとしての基礎
初参加4名による自己紹介。
リーダーとしての基礎の一つ、前に出て肝っ玉を鍛える。
知識の勉強だけではなく、胆力を鍛えていかなければならない。
しがく新聞

◆日本を引っ張っていく
日本という国を実際に引っ張っていくのは政府であったり、首相であったりするのだが、
その政府を構成する議員を選ぶのは国民一人ひとり。

各地域、各会社、各家庭に、正しい知識と判断ができる人が育てば、国を良くしていける。
だからこそまずは知識を身につけて、知性を磨いていくことが大切。

◆自由と努力
努力もせず、我慢もせず、義務を果たすこともない自由とは、ワガママでしかない。
自由が欲しいのなら、努力をして手に入れる。

◆戦後70年、20代7つの疑問
しがく新聞8月号を使って、二人組になって疑問をぶつけてディスカッション。
答えられたこと、答えられなかったこと、様々あったようですが白熱していました。
ディスカッション

そして、中学生もしくは高校生からこんな質問をされるのでは?を考えてみました。
ディスカッション1ディスカッション2

室舘代表からは、
「後輩からそういった質問をされたときに、どう答えるのか。何を伝えるのか。
日頃からの勉強、研鑚、そして、自分がわからない事柄だとしても、
自分の知識をフル動員して、自分の意見を出すことが最も大切です」
とありました。