第111回 室舘塾

7/14

しがく事業部の林です。
第111回室舘塾の概要をお伝えします。

●エナジャイズについて
相手をエナジャイズするためにはまず、自分のエネルギーがあふれている状態が基本。
しかし、ただ大声を出せば良いのではなく、次の段階としては「相手に質問をする」「相手を褒める」という方法で相手を元気にさせていく。
そもそも、エナジャイズが苦痛だという人は、リーダーになることを考え直すべき。
エナジャイズは自分そのもの。顔つき、見た目、声質など総合的に判断されるため、深めていく必要がある。

●室舘塾とは
室舘塾の目的について、改めてお話がありました。
室舘代表の専門は組織論、リーダーシップ、育成、教育についてです。
様々な方法で学びを与えていくが、それを活かせるかどうか受け取る側次第。学びの半分は自分次第である。

●メンバープレゼン
栗原さん『日本のスポーツ産業を盛り上げるために』
村田さん『RPA(業務自動化)時代に向けて』
プレゼンテーションがありました。
スポーツビジネス、アスリートのセカンドキャリア、今後の雇用問題、などについて話し合いをしました。

●室舘代表の近況報告
靖國神社のみたま祭りにて、室舘代表の揮毫ぼんぼりが、1999年から靖國に参拝を始めて21年目にして初めて飾られました。
自分のブランド、ネームバリューを磨き、積み重ねていくことが結果につながる。
そして、凜華塾、しがくセミナー、大阪室舘塾、伊勢の旅、平日指導者研修、の共有もありました。初めて参加した時の緊張感、新鮮さを忘れないことが大切です。

今回の共有は以上です。
日々積み重ねて、日本を良くするリーダーになっていきましょう!


2019年7月度 室舘塾ユース

7/7

ネクサス事業部の柳下です。
本日の室舘塾ユースについてお伝えします。

まず初参加の方が40名ほど、自己紹介をしました。
その時に、聞く側の姿勢についてお話をいただきました。
40人もの自己紹介を、自分に関係ないからと、ぼーっと聞くのはリーダーではない。リーダーは自分のための情報だけでなく、周りの方に共有したり話せるように情報を集めている。
という話がありました。

●何が当たり前の基準なのか
20代、30代の時に得た基準というのは、40代、50代になった時に戻れる軸になります。20代の今、何をどの基準でやるかが大切。それを教えるのが室舘塾ユースです。
室舘代表は茶道を8年間続ける中で、少しでも早く師範になるために、お稽古を皆勤で参加されました。
さらに、室舘代表が意識したのが「見取り稽古」。技術や手順はもちろん、特にお手本となる方の空気感、お点前を感じることが大切と思い、自分がお点前をする以外の時間も見て学んでいました。
ボーッと座っているのか、見取り稽古をしているのかでは成長に差が出ます。

●映画を観るポイント
幹部候補生やマネージャーに対して課題映画を与え、感想を共有する場がある。
ただ映画を観るのではなく、例えば監督がキャスティングした俳優の顔を見ることを意識すると良い。
正義のヒーロー役の顔、悪役の顔、裏切り者の顔など、目利きの能力がつき、人を見抜く力が養える。

●国歌を歌う意義
室舘塾ユースでは冒頭、国歌を歌います。
その理由として、自国の国旗、国歌に敬意を表せない人は、他国の国旗、国歌にも敬意を表せない、ということを体感するためです。
日本が嫌い、故郷が嫌い、自分・家族・会社を嫌いと思っている人はどこか影があり信用ができません。
日本では国歌を歌わない人が多くなりました。しかし、アメリカでは幼稚園から国歌を歌っていてみんな大好きだそうです。
それはアメリカが移民国家であり、日本は単一民族国家なので危機感が薄いという違いも一つ原因となっています。

●日本のここ100年の流れ
1904~5年には日露戦争がありました。
日露戦争から大東亜戦争まで、日本は非常に強い国でした。
1941年12月8日から開戦した大東亜戦争。
日本、ドイツ、イタリアは連合国と敵対関係にあったため、いまの国際連合(UN-United Nation)の常任理事国には入っていない。

3年8ヶ月にも及んだ大東亜戦争でポイントとなったのが硫黄島の戦い。硫黄島は「不沈空母」とも呼ばれ、日本本土への空爆を狙うアメリカにとってなんとしても制圧したい領土であった。
硫黄島には、食料も水もなく、アメリカは3、4日で終わると思っていた。しかし日本軍は、日本本土の家族を守るために戦いを長引かせ、栗林忠道が玉砕を禁じて最後の一人まで戦った結果、なんと37日も戦いを長引かせました。

また、神風特攻隊はじめ、自分の意思で特攻していく日本兵が4000人もいて、PTSDになるアメリカ兵も出ました。
アメリカ軍はもう日本とは戦いたくないと誓い、GHQは二度と日本が立ち上がらないように、占領政策として弱体化、白痴化を狙い、様々な政策をしました。

東京裁判、財閥解体、WGIP、国民と軍人の分断化、図書没収令、公職追放令などです。

●国護り
GHQの政策のうち、キャリアコンサルティングが注目したのが公職追放令です。キャリアコンサルティングは「逆公職追放令」として、良いリーダーを育成することをおこなっていきます。
一人ひとりの若者が「食べたい、寝たい、楽しみたい」と言った我欲を追求することも良いかもしれませんが「一度きりの人生、それだけではイヤだ。何か公のため、人のためになることがしたい」という若者もいます。
そういった若者が集まるのが室舘塾ユースです。

普通に会社に勤務して人生が進み、30代、40代になると「何だろう自分の人生」と思う人もいるそうです(ミッシングリンクとも言うそうです)。
本来、ライスワーク(生活するための仕事)とライフワーク(人生で成し遂げたい仕事)が一致してこそ、人生は最大限に豊かになっていきます。

「実力のある人が要職に就き、誠実に働けば国はすぐに良くなる」

室舘代表が掲げる「国護り」に共感する若者を増やし、一回しかない人生を最大限に活かしていく若者を輩出していくことが大切です。

以上、7月の室舘塾ユースはとても情報量が多く、気づきと学びがとても多かったです。
日本の歴史や、人生の捉え方など20代の根っことなるお話が詰まっていて、レベルアップできました。
ありがとうございました。


大阪室舘塾

お疲れ様です。

関西事業所の絹川です。

7月6日(土)に大阪で初の室舘塾が開催されましたので報告いたします。

●冒頭のお話

室舘塾の価値について代表から以下のお話がありました。

・提出されたエントリーシートはすべて目を通した。

・響かない人に対してはお金をもらっても話したくない。みなさんのように学ぶ意志のある人に話したい。

・色々学びたいことはあると思うけど、専門はリーダーシップなのでリーダーシップを中心に話したい。

・室舘塾は毎回何をやるかわからない。だからこそキーワードを拾うことが大切。拾ったキーワードを大切にして、次の室舘塾までの2ヶ月間を過ごしてほしい。

●自己紹介

全員30秒で自己紹介をしました。

代表からは

リーダーとして、ステージに立つ際の国旗や社旗に対する礼の指導がありました。

●國護りについて

室舘塾で国歌を歌う意味や、国旗に敬意を示す価値。
國護りをしようと思ったきっかけとなった特攻隊のお話など。
「神風」という言葉は海外でも通じるくらい特攻隊はアメリカにとって脅威だったからこそ、弱体化させられてしまった。

●共産主義

共産主義は共同財産主義の略で、ソビエト連邦(ソ連)から広まりました。ソ連は共産主義になり、軍事力は高まったが、経済的に貧しい国になってしまった。産業を国営にしてしまうと人はサービスに力を入れる必要がないから手を抜いてしまい、経済成長は停滞する。

●日本の弱体化について

アメリカには「目には目を、歯には歯を」という価値観があるので、日本には核爆弾を落とす権利があると思っている。そのため、弱体化させないといけないと思った。
大東亜戦争において連合国は、民間人に攻撃してはいけない(東京大空襲をはじめとした空爆)、戦勝国が敗戦国を裁いてはいけない(極東国際軍事裁判)といった戦争のルールをことごとく破った。公職追放令や図書没収令、財閥解体などGHQが日本を弱体化させようとした政策がある。

●大阪室舘塾の意義

戦後100年(2045年)には今の20代、30代が要職についていく時代が来る。
日本を良くするリーダーを輩出するために、大阪でも室舘塾をやっていきたい。

●広めるのではなく広まる

正しい論調は勝手に広まっていくので広めよう、広めようと考えなくていい。広がったらいいなという気持ちを持って話をできるか、質問されたら答えられるかが重要だ。
東京の教員の方の話や、練馬区議会議員に当選された佐藤力さんの話。
慌てて広める必要はなく、広まっていく状況を作っていくために、今は実力をつけよう。

●ライスワークとライフワーク

生きるため(食べるため)に働くのがライスワーク、何のために生きているかを考えて、人生を通して何かを成すのがライフワーク。ライフワークとして「國護り」をするために「くにまもり演説大会」を始めた。
「世界の手本である日本」を実現するために「リスペクトジャパン」「役に立つジャパン」「ストロングジャパン」を実行していく。そのために教育の仕事をしていく。
しがく式黒帯、二段を増やすことが國護りにつながるのでぜひ目指していってほしい。

最後は全員で集合写真を撮りました。

おかげさまで大阪でも室舘塾を開催することができました。

大阪もこれからリーダーを輩出するために盛り上がっていきます。


室舘塾、室舘塾ユース合同懇親会

6/1

ネクサス事業部2部1課の柳下です。
本日、室舘塾と室舘塾ユースの合同懇親会が開催されました。

●はじめの挨拶(室舘代表)
5/28〜5/31の志学奉仕団の第19回 皇居勤労奉仕についてお話しいただきました。
志学奉仕団としては、令和初の皇居勤労奉仕でした。
天皇陛下にご会釈を賜った際、またいつもと違った雰囲気であったとのことです。
室舘代表が皇居勤労奉仕への参加を始めた時は、応募者が少なかったそうです。それが今では多くの募集が集まり、抽選となる場合もあるそうです。
募集が増えている一方、問題もあります。一部の団体では、SNSで人を集めて、皇室や勤労奉仕の背景・意味を深く知ろうとしないまま参加する団体もあるそうです。
皇居のお掃除をさせていただく以上、マナーや気遣いを欠かしてはいけないと感じました。

●懇親会
室舘塾ユース生(学生)と室舘塾生(社会人)の懇親会がスタートしました。
学生から社会人への質問として、
・しがく式が社会でどう活きるのか、室舘塾がどう仕事につながるのか
・社会で活躍する秘訣
など、様々な質問が出ていました。

●メンバースピーチ
メンバーさんから何人か登壇していただき、スピーチをしていただきました。
・先輩メンバーを見て「すごい」で終わるのではなく、自分も次はその場に立つという思いでやる。
・後輩に背中を見せ続ける。図々しく積極的に取りに行くことの大切さ。
などの話がありました。

●参加者の感想など
学生からは「この環境が当たり前ではないと改めて感じました」という声がとても多かったです。
室舘塾生の社会人メンバーさん達は社会で成果を上げて活躍しています。
そのような社会人にお話を聞けるのは本当に貴重です。
受け身にならず、自分の人生をどうしていくのかを考え、将来の原因作りをしていくことの大切さを感じられる会でした。

以上です


第109回 室舘塾

5/12

こんにちは。
しがく事業部の長谷川亜紀子です。
先日開催された室舘塾をレポートいたします。

今回は令和元年を迎え初めての塾となりました。
新たな塾生に自己紹介をしていただくなかで、室舘代表からは印象に残る自己紹介について話がありました。

続いて、5月11日に開催された第9回社内木鶏全国大会について話がありました。
https://www.chichi.co.jp/specials/shanaimokkei-tokyo-20190511/

雑誌『致知』を使った読書会「社内木鶏会」を実施している企業は全国に1200社あります。
その中から選ばれた5社が、成功事例の発表をし、感動大賞を決める会です。
5社、いずれも優劣つけがたい感動的な発表であったそうです。
会の中で何を感じ、何を意識していたかの共有があり、リーダーとして様々なことに心を配る様子や立ち居振る舞いが伝わり大変勉強になりました。

次に、メンバーさんのプレゼンテーションです。
今回は川野さんから『インフラ危機の状況』というテーマで発表していただきました。
日本国内の輸送は91%以上がトラックによる陸路の輸送です。
しかし、橋・道路・トンネルなどの交通インフラのほとんどが高度経済成長時に作られたものであり、それらの老朽化が進んでいるそうです。
橋梁・トンネルなどのうち老朽化によって耐久工事が必要なものは、現時点でも1万ヶ所超。さらに10年後には40%、20年後には50%~60%ほどが要工事の状態になるとの発表でした。

それに加えて、IT業界や建設業界、官公庁で働く他の室舘塾生から、様々な角度からこの問題への意見や最新情報の共有などがあり、非常に質の高い時間になりました。
合わせて室舘代表からは「日本にはグランドデザインが足りない」というお言葉もいただきました。

各自が艶・実力を増して、影響力を発揮していきましょう。


2019年5月度 室舘塾ユース

5/5

お疲れ様です。ネクサス事業部の柳下です。
本日の室舘塾ユースの概要をお伝えします。

■国旗・国歌について
子供の入学式・卒業式など、これからも君が代を歌う機会があった際には堂々と歌いましょう。
自国の国旗、国歌に敬意を表すことが、国際人としての基礎です。
自国の国旗や国歌にすら敬意を表すことができない人は、他国にも敬意を表すことはできません。

■複眼思考
ある立場から見た場合と、もう一方の立場から見た場合に、解釈が変わることは世の中にあります。
例えばアメリカの初代大統領、ジョージ・ワシントン。
アメリカはイギリスから独立した人たちが建国した国家で、後にイギリスと戦いました。ですから、ジョージ・ワシントンは、アメリカ側から見たら英雄かもしれませんが、イギリス側から見たら反逆者だという意見もあるそうです。
その他にも「売り場と買い場」「セリングとベネフィット」「プロダクトアウトとマーケットイン」といった言葉があるように、考え方も双方の立場に立てることが重要だという話がありました。
自己中心的に一方向から見るのではなく、複眼思考で物事を考えることが大切です。

■中條高徳先生のお話
アサヒビールのシェアが10%を切ってしまった時代、ハーバード大学の経営学の授業では「アサヒの復活はムリだ」とまで言われていました。
そんな中、中條先生(当時、主任)は、自分が立て直そうと奮起しました。
「美味いビールとはなんですか」と小売店、問屋さんなど、マーケットの様々な方にニーズを聞いて回ります。そこで得たのが「美味いビールは生だ」というヒント。そのヒントを頼りに、生ビールを世に広めていき、アサヒビールは奇跡のV字回復をさせました。
話を聞いて、肩書に関係なく、闘う姿勢が大切だと学びました。

■今上陛下のお話
天皇陛下は59歳。
物心ついた時から帝王学を学ばれていて、日本国及び日本国民統合の象徴の準備をされていました。天皇陛下の話し方や顔つきは、ここ数年の準備などではなく、生まれてからの59年間の準備の賜物です。

■しがく新聞コラム「私たちの憲法を考える」(2016年8月)
コラムを通して日本国憲法の成立までの歴史を解説。
日本古来の憲法「十七条の憲法」はじめ「五箇条の御誓文」「大日本帝国憲法」などを改めて学ぶことで、憲法とは何かと考えるきっかけにしてほしいです。

大東亜戦争の開戦、そして敗戦に至るまでの過程では、知らないことが山ほどありました。今の憲法の問題点を知り、自分の考えをしっかり持って発言していくことが大切だと思いました。

今回、令和元年最初の室舘塾ユースでした。
天皇陛下、憲法、歴史に触れる話でより自分の幅が広がる時間になりました。


第108回 室舘塾

4/14

こんにちは。
しがく事業部の長谷川亜紀子です。
先日開催された室舘塾についてレポートいたします。
まずは塾生のプレゼンテーションです。


【大川さん『身の回りのITツール』】
IT関係で働く大川さんから、私達の生活に密着したITツールについて話がありました。
たくさんあるスマホのアプリの中でも今回は、LINEとマッチングアプリについてメリットとデメリットを話してくれました。

聞いていた塾生から多くの質問が出ましたが、質問力について代表よりご指摘をいただきました。
専門家にしかわからないようなことを、専門ではない人に質問しても的外れではないか、発信者のレベルも踏まえて質問をするように、とのことでした。

【大和田さん『元号から考える日本人のアイデンティティ』】
新元号を迎える今、改めて元号とは何かをプレゼンしてくれました。
・これまで247個の元号があり、「令和」で248個
・起源は中国だが、現在元号を使っている国は日本だけ
・日本で始めての元号は『大化』
・一世一元制になった歴史
など、改めて知ることが出来て大変勉強になりました。

室舘塾の後半では、映像を鑑賞しました。
プロレスラーの内藤哲也選手が取り上げられた番組を鑑賞しました。

一時は次期エースとして期待されながらも、光が当たらなかった時代を乗り越え、そして不動の人気レスラーになっていく姿は、感動すると共に夢を叶える勇気になりました。

代表からも「本当に夢になる人の舞台裏は地道なことの積み重ね」というお話をいただきました。

リーダーとして、挑戦する姿で周りに勇気を与えられるよう頑張っていきましょう。


2019年4月度 室舘塾ユース

お疲れ様です。
ネクサス事業部の渡合です。
本日の室舘塾ユースの概要をお伝えします。

【新元号について】
新元号の「令和」に関連して、そもそも元号とはという話をしていただきました。
約200年ぶりの天皇のご譲位。
本来は皇室が元号を決めるべきにもかかわらず、政府が元号を定めて当たり前という風潮があります。
新元号が発表された際に「令和になるんだ」と思うだけでなく、
・なぜ4月1日に発表されたのか
・なぜ天皇陛下の「譲位」ではなく「退位」と報道するか
・政府が元号を定めることが正しいのか
など、1つのニュースに対しても多くの疑問と見解を持つ複眼思考が大切だと学びました。

【公精神】
これからの時代、必要になってくるのは公精神だというお話がありました。
例えば地域のゴミ拾いやボランティア活動。
本来は宣伝が目的ではないはずなので、社名を控えての「有志一同」でやることが大切ではないか、とお話をいただきました。
お世話になった両親や地域に感謝をし、社会の役に立つ人間へと成長していくことがリーダーへの一歩だと感じました。
「自分は後、相手が先」という心を持った日本人でありたいです。

【近年の日本について】
戦後、WGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム )によって日本の弱体化が図られてきました。
義務教育で使われる歴史の教科書も、担当する学者の権限の有無によってページ数の量が変わってくるなど、本質的ではない部分が多くあるようです。
与えられた情報をそのまま鵜呑みにしてしまうことの怖さを感じました。

【室舘塾ユース教材】
「誰と一緒にいる時間が長いですか」(しがく新聞2019年2月号 巻頭コラム)を教材として使いました。
道元禅師の「霧の中を歩けば覚えざるに衣しめる」の言葉のように、仕事ができる人の空気や間、雰囲気などを感じて吸収していくことが大切です。
そのためにも、常にできる人のそばで学んでいくことが、仕事ができる人に近づいていけることだと感じました。

来月から新元号に変わるため、今月が平成最後の室舘塾ユースとなりました。
元号が変わるこの機に、日本の歴史や世界などに目を向け、自分の意見を主張できるリーダーへとなっていきましょう。


第105回 室舘塾

こんにちは。
しがく事業部の長谷川です。

今回の室舘塾もメンバーさんのプレゼンから始まりました。

『機械化がもたらす影響』 川野さん
AI、IoT、省人化など、これから迎える機械化時代のメリットとデメリットをお話しいただきました。
日本が抱える諸問題に対して機械がどう活用できるのか大変興味深かったです。

『障害者雇用の実態』 小林さん
昨年、官公庁の障害者雇用水増し問題が起こった中で、障がい者の就職支援をしている小林さんから、海外との比較など踏まえて日本の実態を教えて頂きました。
我々も身近に障害を持った方と働くことが増えていくことが予想される中で、どうしたらお互いに気持ちよく働けるのか、その心得なども教えていただき、とても勉強になりました。

弊社でも障害者の方と一緒に働いておりますが、経験もありスキルもあり人柄もいいので、大変助かっているという話もありました。

後半は、塾生から代表への質問タイムでした。
学生、社会人1,2年目のメンバーさんからの質問にお答えいただきました。
実際に上がった質問は…

Q. 外国人と仕事で接する中で意識していることはありますか?
Q. 子育てで大切にしたことは?
Q. 200年ぶりの生前退位を迎える中で、200年前の生前退位はどんなものだったのか?
Q. しがく新聞3月号のコラムの中の「本物の原因追究」とは?
Q. しがくセミナーの先生をどのように選んでいますか?

室舘代表から、一つ一つコメントをいただきメンバーさんにとって貴重な機会となりました。
室舘塾は、室舘代表からじかに深い考えを聞ける時間です。
一瞬一瞬から五感で学んでいきましょう!

最後に、室舘塾生から室舘代表に、お誕生日プレゼントがありました!
高級感のある錫製の酒器です。とてもキレイで、室舘代表もとても喜んでいらっしゃいました。


2019年3月度 室舘塾ユース

お疲れ様です。
ネクサス事業部の八木沢です。

本日の室舘塾ユースの概要をお伝えします。

【時間の大切さについて】
リーダーとして時間をどう使っていくか。
社会では仕事ができる人ほど時間の管理ができていること、また、立場が上がれば上がるほど時間についての貴重さがわかる。
だからこそ、先輩や上司に時間をいただくことを当たり前にしてはいけないということがわかりました。

【しがく総研について】
今回はしがく式二段S講師の清水崇史さん、二段A講師の八尋滋さんに「しがく総研」についてお話をしていただきました。
「100年後の日本と世界を考える」という目的でしがく総研は設立され、ネクサス、しがくの垣根を超えて研究ができる環境が整ってます。
また、実力をつけられるだけではなく、1つの物事に対して追究していける環境のため、私自身もとても興味が湧きました。

【くにまもり演説大会について】
室舘塾ユース参加者の中に、くにまもり演説大会の本戦出場が2名いらっしゃったので、お二人から一言ずついただきました。
宍戸さん、長瀬さん2人に共通していたことは、
「当事者意識を持ち、自分から行動し、それを発信することが大切」
ということでした。自分にもできそうなことを見つけてそれを発信していくことが大切だと痛感しました。

【室舘塾ユース教材】
今回から初めて室舘塾ユースの教材ができました。
2008年から現在までの、しがく新聞 巻頭コラム(総数125個)から選りすぐりの12個でできています。
今回は2016年6月号のコラム『失敗だらけの日々が自分を強くした』を使い、室舘代表の修行時代の出来事や、どのような想いで書かれたかをお話いただきました。
その中で私自身も心に響くことが多くあり、ここからより一層の努力をしていこうと思ったと同時に、チャレンジをしていこうと思いました。

今月で今年度が終わり、来月から新たな年度が始まります。
今年度の反省をして来年度からいいスタートを切れるようにこの1ヶ月自分磨きをしていきましょう!


第106回 室舘塾

2/10

こんにちは。
しがく事業部の長谷川亜紀子です。

今月の室舘塾は、室舘塾ユースから進学してきたメンバーさんが増え、さらに盛り上がりをみせていました。

まず1分間のアイスブレイクを実施しました。
テーマは「小さい」「遅い」。

実施後、室舘代表からは、1分間でどれだけ自分の実力を目の前の人に印象付けられたかを問われました。

社会では実力がものを言います。しかし、学歴・会社名・商品名・役職・立場・年齢など、肩書や先入観にいつの間にか守られているものです。そこに甘んじていると隙が生まれます。
それらの先入観を全て取っ払ったとしても「あなたはすごい!」と思われるだけの1分間スピーチができたでしょうか。
日々フラットなマインドで、常に真剣勝負で戦っていないと、気迫は出てきません。いざという時に尊敬を得られるよう、日頃から知性を養っていきましょう。

そういった室舘代表のお話を頂いた上で、「小さい」と「遅い」からどんな会話が展開できるかを、グループでさらに話し合いました。
様々な視点での意見が飛び交い、室舘代表からも様々フィードバックを頂きました。
日々の積み重ねとアウトプットの重要性を感じる一幕でした。

後半は塾生によるプレゼンテーションです。

①松村さん 『家計金融資産から見る日本の課題』

日米の家計金融資産や企業の時価総額ランキングなどを参考に、日本人も投資や金融の教育環境を整える必要性を話してくれました。

多くの質問も飛び出し、とても興味深いお話でした。

②大向さん 『私と沖縄』

沖縄出身ではない大向さんが、なぜ沖縄問題について活動するようになっていったのかをお話しいただきました。
元担当スタッフとの縁がきっかけで、No.2意識で学び続けた結果が、今につながっているという事でした。

我々も、「興味がある・得意だから始める」だけでなく、「まず始めてみることで興味がわく」こともあるかもしれません。
様々なことにアンテナを広げてみましょう。

今回はアウトプットも多く、塾生の力量が特に試される機会となりました。
日々の準備・学びの積み重ねを大切に、力をつけていきましょう。

以上です。


2019年2月度 室舘塾ユース

2月3日

ネクサス事業部 金澤です。
本日の室舘塾ユースの概要をお伝えします。

■1分間スピーチ テーマ「高い」「広い」
抽象的なお題で自由度が高い状況ほど、実力が必要とされ、臨機応変な対応力が求められる。

■周りに人がいる時にしかできないことをやる
室舘代表は昔、上司から「1人で出来ることは1人の時にやっておきなさい」「周りに人がいるなら、人がいる時にしかできないことをやりなさい」という言葉を頂いた。

■新聞を眺める
新聞をパラパラとめくり、眺めて、写真やタイトルを見るだけでも効果がある。また、広告欄にどんな企業や商品が出ているかを見ると今後の未来が分かる。

■日本の財務事情
ニュースやテレビでは「日本は借金大国。国民一人あたりの借金○百万円」などと煽っているが実際は違う。
2017年末時点のデータ(参考:平成31年1月29日 読売新聞)では、
・国民資産残高 約1京893兆円
・国民負債残高 約7509兆円
国民資産から負債を引くと国民の純資産(国富)になり
・国富 約3384兆円
なので「日本は借金大国だ」と言うマスコミは偏った言い方をしている。
負債以上の資産もあるし、政府の負債を国民の負債として計算することも筋が通らない。
マスコミの報道を鵜呑みにすると誤ったイメージを持ってしまう。

■日本の防衛費
国を守っていく上で防衛費は必要。
防衛費の世界標準はGDPの2%、しかし日本はGDP約500兆円の1%にあたる約5兆円しか使っていない現状。

■政治家に知識がないと、国が良くならない
デフレ経済下での消費増税は政策的には誤り。
しかし財務官僚たちの成果のために消費増税が進められていると言われている。
政治家が官僚たちを監督できる状態が健全だが、政治家が官僚に勉強を教えてもらっているので、そうなっていないのが日本の現状。
しがく総研の役割は大きい。

以上です。


2019年1月度 室舘塾ユース

1月13日

ネクサス事業部 下村です。
本日の室舘塾ユースの概要をお伝えします。

■自己紹介(15秒)で大切な事はマニュアル化しないこと
15秒間でいかに他人との差をつけるか、その人の実力が問われる。
どんな場で、誰に対しての自己紹介なのかを柔軟に判断し、短い時間の中で印象を付ける事が大事。
周りに埋もれる事なく、面白さやインパクトを出せるかが大切。

■まずは日本のことを知る
国際化社会の中で英語を学ぼう、海外に行こうという人が多くいますが、そもそも日本のことをどれだけ理解しているでしょうか。
「今上天皇の名前は?」と聞かれて答えられない。自国の国家元首の名前も答えられない状態で世界へ出ても恥をかくだけです。
また、皇室関連ではテレビや新聞でも「愛子さま」と呼ばることがありますが、正しい敬称は「敬宮愛子内親王殿下」です。正しい情報を蓄積していきましょう。

■リーダーとしての品格
リーダーは、自分自身が品格を上げることにより、社員、そして社員の親御さんのため、お客様のためになる。
学び続け、日々の積み重ねで強い人間になり、未来が明るくなる。

■察するリーダーは押し付けない
察することができないリーダーは、何を話しても強引な押し付けになってしまう。
話す中でも、余裕やあそびがある話し方なら押しつけになりづらく、相手の意見も受け入れられる。結果、相手も話を受け入れやすいし嫌われない。
意見が合わない人を100%拒否するのではなく、寛容さが大切になってくる。

■しがく新聞1月号の巻頭コラム『リーダーの心得「やせ我慢」』
リーダーも時として「やせ我慢」が必要な場面もある。裏側では「楽をしたい」と思う気持ちも全くないわけではない。
常にやせ我慢をすると疲れてしまうが、場合によってはリーダーが相手のことを考えて我慢することが大切。

メンバーさんからの感想:「相手の立場に立つことが大事」「自分が辛い時は周りも辛い。だからこそ、我慢する勇気が大切だ」

本物のリーダーになる為に学んでいるからこそ、室舘塾ユースでの学びをしっかりと身につけ、相手の立場に立てるリーダーになっていきましょう。

以上です。


第105回 室舘塾

こんにちは。しがく事業部の長谷川です。
先日開催された室舘塾をレポートいたします。

2019年、初回の室舘塾でしたが新たに4名の仲間が加わりスタートしました。
今年も興味深いプレゼンが繰り広げられました。

■児玉真吾さん 『SDGsについて』

SDGsとは‘Sustainable DevelopmentGoals’の略で、国連が制定した「持続可能な開発目標」のことです。世界全体の課題解決のために17個の目標を掲げています。
日本でも幅広い企業や有名企業が参画しています。
企業が参画する目的としては大きく2つ。

1.新しい市場の開拓
2.CSR(企業の社会的責任)の一環としてPRできる

があります。

児玉さんからは、SDGsが制定された背景や、世界全体で共通目標を持つメリットを教えて頂きました。

今回は急遽、SDGsが掲げる17の目標について皆で知恵や知識を共有しました。

室舘代表からも、この17の項目については、(話題が)展開できる・(話題に)ついていける・質問できるようにしておくと良いとアドバイス頂きました。

【SDGs 17の目標】
①貧困をなくそう
②飢餓をゼロに
③すべての人に健康と福祉を
④質の高い教育をみんなに
⑤ジェンダー平等を実現しよう
⑥安全な水とトイレを世界中に
⑦エネルギーをみんなに そしてクリーンに
⑧働きがいも 経済成長も
⑨産業と技術革新の基盤をつくろう
⑩人や国の不平等をなくそう
⑪住み続けられるまちづくりを
⑫つくる責任 つかう責任
⑬気候変動に具体的な対策を
⑭海の豊かさを守ろう
⑮陸の豊かさも守ろう
⑯平和と公正をすべての人に
⑰パートナーシップで目標を達成しよう

さすが、様々な分野で働く室舘塾生。様々な意見や知識が集まりました。
聞いている塾生たちも大変勉強になりました。

続いての発表は…

■佐藤莉来さん 『陰陽五行説』

・陰陽とは…古代中国で生まれた思想。
あらゆるものを「陰」と「陽」に分けていく考え

・五行説とは…古代中国で生まれた学説。
自然・人間・社会を、火、木、土、金、水の属性に分けて循環法則にした考え方

この二つを合わせたものが陰陽五行説です。
おせち料理もこの考えが取り入れられ、様々な色の食材を盛り込んでいます。
また、佐藤さんが現在取り組んでいる縄文ストレッチにもこの考えが活かされています。
リーダーになるとミーティングなどで心をケアして身体を整えようとしがちですが、身体からケアして心を整えていくことの大切さを訴えて頂きました。

今日の発表も大変勉強になりました。
最後に代表から1年を迎えるにあたってのヒントを頂きました。

1年の初めに決めた事も日々の生活の中でぶれてしまいがちになります。書いて整理したり、書いたものを見返したり、またそれを話すことでぶれずに目標を意識することが出来ます。

1年のスタート、頑張っていきましょう!


第104回 室舘塾

第104回 室舘塾

こんにちは。
しがく事業部の長谷川亜紀子です。
先日開催された室舘塾をレポートいたします。

まずは、2019年1月19日に開催される「土光杯弁論大会 2019」(主催:フジサンケイグループ)に室舘塾生から出場が決まったメンバーさんの発表がありました。
当日も想いある弁論を期待しております!
(詳細:http://seiron-sankei.com/dokouhai2019)

続いては代表のおすすめの記事を3つご紹介頂きました。

①「変見自在」高山正之(週刊新潮 2018年8月9日号)
『支那人は変わらない』
※高山氏により昭和11年7月29日に起こった通州事件の記事。

世界では(黄色人種で)一緒に見られやすい日中韓。三国の違いを日本人はもっと海外に発信するべき。特に国民性は強調した方が良い。

②産経新聞(2018年11月22日)
『日高屋、外国人3割の労組 組合員9,000人 非正規多く』
※中華料理・居酒屋チェーンを展開するハイディ日高で労働組合の3分の1を外国人労働者が占める労働組合が結成された…という記事。

つい先日入管法改正案が可決されたが、単なる「労働者」ではなく「(様々な価値観と感情を持った)人間」が来るという観点を忘れてはならない。仕事観の違いによるストライキなども起こっているという記事を目にしたこともある。

③産経新聞(2018年11月25日)
『障害者雇用 半数水増し』
※中央省庁が雇用する障碍者数を水増ししていたという記事。民間からは「これまでの企業努力をバカにされた」との声も。

現在の日本のエリートは偏差値が高い人となっている。ペーパーテストを頼りにした偏差値教育だけでは、イコール立派なリーダーになるということではない。

各記事は今まさに現在進行形で進む日本の問題を考えさせられるものでした。

 

続いては恒例となったメンバーさんプレゼンです。
今回の発表者は2名です。

①石橋恵介さん『大嘗祭』
高森稽古照今塾生の石橋さんからは、大嘗祭についての紹介がありました。
天皇陛下が大切にされる行事、新嘗祭と大嘗祭の違いを踏まえて解説してくれました。
行われる場所や、使用される稲の違いなど比較されるととても分かりやすかったです。

②八尋滋さん『サッカーの組織運営からリーダーシップを考える』
元サッカー部の八尋さんから、海外を含めたサッカーチームの運営を通して、組織について発表がありました。強いチームは軍政を担当するGM(ゼネラルマネージャー)と、軍令を担当する監督が、信頼と緊張の関係にあるとのことです。
日本の組織に見られる一人のリーダーの権限が大きく指示待ち人間が多い組織でなく、リーダーの中でも役割分担をしていくことが大切とありました。

関連して、室舘代表からは『マネーボール』という映画をお勧め頂きました。

最後は抜き打ちで現在気になるニュースをブレストして終わりました。
日々の興味がどこにあるのかが分かる時間となりました。

2018年の室舘塾は今日が最後の回となりました。

一人一人が節目を大切に、2018年がどんな年だったのか、そして2019年をどんな年にしたいのか考えて、より日本を良くするリーダーへと前進しましょう。

大変お疲れ様でした‼‼