毎月第2水曜日の18時からは「二水会」の日です。
「二水会」は矢野先生 を中心とした経営者が集まる勉強会です。
毎回、7,8名という少人数制ですので密の濃い勉強ができます。
気付くと私も4年間ずっと、学んでいました。
毎月4年間ありがとうございます。
内容は輪読会です。
◆武士道(新渡戸稲造)
◆代表的日本人(内村鑑三)
◆東洋の理想(岡倉天心)
「武士道」「代表的日本人」など武士から学ぶ日本人としての気概を矢野先生の言葉を加えて
教わることは衝撃的でした。最近の政治、経済の動向、考え方などを輪読会を通じて学べました。
「東洋の理想」は、武士道とはまた違う切り口で日本を語っています。
この内容を理解し、新たに書き上げるのは、かなり内容が濃いので、かなり頭がいい人で
なければ書けないと感じて学んでいます。
二水会の中でも様々なコメントが飛び交います。
「今は世の中アジアについての話が多くなっている。」
という話では仕事柄海外とのやり取りが多い人には特に感じるそうです。
「アジアは一つ」という岡倉天心の言葉も解釈の仕方一つで
使われ方、伝わり方が変わってしまいます。
改めて言葉の選び方には細心の注意が必要だと感じました。
「日本は明治人が去るごとに悪くなった。」
というコメントは印象に残りました。
我々がそんな時代を作っては明治時代を生きてきた方々に申し訳ありません。
私も経営者のはしくれとして、また若者に志を教えている立場として、
「日本の伝統文化を重んじるような、背骨のある日本人を育てます。」
というコメントを出しました。
※石原都知事が以前「今の日本人は背骨がない」というコメントを出していたのを思い出しました。
少しでも多くの若者に二水会で学んだ事を伝え諸先輩方の期待に応えられる若者をプロデュースしていきます。
二水会で学んだ後にラメシュさんに会いました。
ラメシュさんはインドで通訳をやっている方です。
私と同じ歳ですが「すばらしい人間」と誰にでも紹介できる人です。
通訳としての仕事もレベルが高く、麻生外務大臣、森元総理などが
インドに訪問したときにはラメシュさんが対応するそうです。
前回会ったときは、K1グランプリに連れて行きました。初めてみるK1にかなり興奮していました。
仕事柄、様々なところに様々な人を連れて行きますが、ラメシュさんのように
感情あらわに喜んでもらえると、素直に私も嬉しくなります。
人付き合いには必要な能力でしょうね。
その後は御徒町駅から徒歩2分にある「ハリッシュ」というインドカレーのお店に行きました。
ここはラメシュさんの弟が開いているお店です。
お世辞抜きで本当に美味しい本場インドカレーでした。
値段も安いので、学生さんにもお勧めです。
「ハリッシュ」では、ラメシュさんのほか、アジアヒューマンサポート の平井さん、
APU大学の吉野さん、東京日露協会 の丹野さん、佐藤さんの6名で食事をしました。
食事もひと段落着くと途中からは「マジックショー」。
ラメシュさんにも教えてあげ、グッズをあげたらこれまた大喜び。
次回来日の際にも新しいグッズをあげることになりました。
このような、文化交流の繰り返しが日本とインドの友好に
ほんの少しでも役立つと思います。
皆様も国と国の交流に関して
何もせずに国に任せるのではなくやれるところから少しずつ
民間で、個人で交流を深めてはどうでしょうか。
今よりもっと日本を好きな外国人が増えるように祈っています。