9月4日
皆さんおはようございます。
室舘でございます。
本日は、イラク大使館にて大使にお会いしてきました。
アジア交流新聞の取材と、浮世絵を寄贈する為です。
イラク大使館は泉岳寺駅そばにあり、大変アットホームでした。
詳しい内容はアジア交流新聞次号をお楽しみに。
少しだけ触れます。
私はイラクに関しては戦争や砂漠のイメージが強く、
いまいち良くわかりませんでした。
ところが、実は平和が好きで、教育も進んでいたそうです。
大使から他にも非常に興味深い話を聞きました。
下流は湿地帯で穀物も良く採れていたそうですが、
最近森林の伐採などで砂漠化してきた。
それが、アメリカの空爆でダムが破壊され、幸か不幸か湿地帯が
復活してきたそうです。渡り鳥も戻ってきた。
弊社リポーターの池田から教育に関しての質問が2つあった。
大使は、公の教育や道徳観の前に今やっと義務教育を整えることで、精一杯。
そういう事は今後考えるとの事。
国を背負っていく20代の若者は、ずう~っと戦時下の中育ったので、トラウマがひどい。
先ず、通常レベルに戻す事を考えている。
是非イラクに来て教えて下さい、協力して下さい言われました。
日本と比べて全然おかれている状況が違うと思いました。
大使の部屋に案内され感激しました。
会議室にはデカデカと日本の自衛隊の写真が!!
イラクが日本に対してどんな想いであるかの証拠写真です!
大使は新潟の地震の際には、現地柏崎に励ましに行ったそうです。
そこには日本の自衛隊がいてなんとイラクに来た人もいてすごく感激したという
エピソードも飛び出しました。
浮世絵寄贈プロジェクト(会員3名)で、
今回は私と丹野先生がプレゼントしました。
『春』という題名の160年前のものを寄贈。
大使も見る見る顔が変わり心から喜んで頂きました!
個人的に私がコレクションしたいものばかり寄贈しています。
自分が集めるだけでなく、こうした活動には感動があります。
興味のある人は一緒に寄贈しに行きませんか?
遠い国ですが、こうしてイラク人と顔を見て直接話すと本当に心の距離は縮まります。
大使は日本人にとても感謝しています。すごく伝わってきました。
最後に大使の言葉
『人を助ける、励ますのはすごく大事。
お金なくても出来る事をやる。それが大事。』
有難うございます。