3月28日
講師:中尾政之教授
(東京大学大学院工学研究科)
■プロフール
83年 東京大学大学院工学系研究科修了
日立金属株式会社、東京大学大学院工学系研究科助教授を経て、
2001年より現職。
著書に『技術者と海外生産』(日刊工業新聞社)など多数。
テーマは
失敗は予測できる
これは面白かった。
驚いたのは、未知の事故はほとんど起きないということ。
あらかじめ予測のつくものばかりなのです。
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橋やビルの強度は想定される事故の5倍の計算で作られている。
それに対し、飛行機は1.5倍なのだそうです。(ちょっと怖い)
中尾先生名言
・人間は似ている失敗を繰り返す。
・明日が不安の人には今日の安全は守れない。
・仲間意識がないと失敗の知識が生かせない。
・抽象化は理系の人には難しい。
最後に、日本の大学生にはあまり良いイメージがなかった私。
というのも、以前東京大学のある授業に参加したら、
ほとんどの学生が全く授業を聴いていなかったのです。
でも、先生の話では理系に寄ってはいたが、
『テストでカンニングが発覚したら即退学だし、レポートや論文も人のを写したことが発覚したら
大変な事になる。製造は素直が一番大事。嘘は駄目だ!』
入るのは難しいが、卒業は簡単と言われている日本の大学。
今回で私は少なからず、東京大学を見直しました。