12月23日
本日は、天皇陛下の御誕生日。
以前は天長節と呼び、本日80歳、傘寿を迎えられました。
室舘塾生、室舘塾ユース生の総勢80名でお祝いをしに、
一般参賀に行って参りました。

参加者は皆が正しく並び、陛下のお話の時には静かに聞き入っています。
日本とは本当に素晴しい習慣を持っていると感じました。
外国の方も周りに習って静かに聞いていました。
初めて参加された方は、
・とても優しい声で「ありがとう」と言われて、心に響いてきました。
・お祝いをされる立場なのに、震災や今年の水害に合われた方々を心配されていて、本当に国民のことを大切に思われていると感じました。
・80歳というなかでも、とても凛々しくかっこよいと感じました。
など、それぞれに感銘を受けた所があったようです。
やはり直接お会いしたからこそ感じるものが多いと思います。
お正月の1月2日には、新年の一般参賀がありますので、
参加されたことがない方は是非。
そして、
一般参賀の後に合同で塾を開催。

まずは、ユース生全員が自己紹介。
これから社会にでる学生達の情熱ある話に気づきも多かったようです。
後輩からも何かを学ぼうとする姿勢が素晴しいです。
そして、特にユース生は「礼」をきちんとしなさいと伝えました。

礼は、指先、足先に意識が向いていないと、
綺麗にはなりません。
日本舞踊など綺麗に見えるのは、
伸ばす時には指先までしっかりと伸ばしているからです。
そして礼をした後には一呼吸相手の顔をみて残心をしていきます。
その一呼吸に、敬意、愛情、感謝、様々な思いを乗せていくのです。
いまの世の中、呼吸が浅いと思います。だからすべての動作が軽く見えます。
リーダーシップの基礎は「動きをきちんとする」です。
そういうところでしっかりと存在感を出していきましょう。
礼をするだけで、人の生き様が見えますよ。
しゃべらなくても、立っているだけで
「何かやっていたのか」と言われるぐらいになりましょう。
そして黒帯、ベテランも多い室舘塾生の皆さん。
自分が間違っていても、ほとんどの場合、何も言われないのが社会。
年を重ねると尚更です。
自分でチェックする、助言を求めるなどしなければ、
ずっと間違ったままです。
何も言われないから大丈夫ではないのです。
自分で正していき、しっかりと背中で見せていきましょう。

一般参賀に参加された方、寒さもありましたから、
湯船につかったり、体を温かくしたり、
しっかりと体調を整えていきましょう。
本年最後の室舘塾・室舘塾ユースでした。
また来年も全員で良い学びをし、
少しづつでも日本を良くしていけるように行動していきましょう。
今年も大変お疲れ様でした。
皆様良いお年を。