第234回しがくセミナー 遠藤和彦先生

2024年11月4日

向井建設株式会社 代表取締役社長の遠藤 和彦 先生にお越しいただき、
『経営者への道』と題してご講演いただきました。

2年ほど前に、東京都社内木鶏経営者会の会長を私から引き継いでくださったのが、
遠藤先生です。

向井建設株式会社様は日本一とび職を雇用している会社であり、命が関わる仕事をする中での準備の基準など、多くのことを学べると思い講演をご依頼させていただきました。

遠藤社長は、新卒で向井建設株式会社に入社し、次々と厳しい状況に陥りました。
しかし「置かれた場所で咲きなさい」という言葉の通り、置かれた場所で一つひとつ成果を上げていき、同族経営の会社の中で初めての同族ではない社長になりました。


社長になってから社員の皆さんから仕事で感動したエピソードを集めました。

青森県の事業所に勤務されていた、杉崎さんというお方のお話はすごく感動しました。
大雪で仕事がなかなかもらえず、厳しい状況に陥っていました。そのような中、低価格ではありましたが、水族館のお仕事をいただくことができました。社員さんは杉崎さんに親方になってもらえないかを頼み込み、承諾してもらいました。
杉崎さんは誰にも言わず、毎日朝の四時に起きて、朝礼広場と共用通路の雪かきをし、身を削って向井建設のために戦ってくれたそうです。

その後、80万円だった仕事は、信用を重ね2億円にまでスケールアップしたそうです。しかし心労がたたったのか、水族館の仕事が終わった年の夏、心筋梗塞で亡くなってしまい、向井建設の発展を見せることはできませんでした。

仕事にかける想い、会社のために努力し戦い続けている姿勢に感動しました。

どんな仕事でも一生懸命に働いていくことが大切なのだと学びになりました。

■向井建設株式会社 感動エピソード(杉崎さんの話は第2回の優秀作品です)
https://mux-hp.jp/publics/index/57/

遠藤先生の誠実さに多くの若者が刺激を受け、大変学びになりました。

遠藤先生、本当にありがとうございました。


2024年11月度 室舘塾ユース

お疲れ様です。プレスタプラス事業部の向後です。
11/4に行われた室舘塾ユースのレポートをお送りします。

▪木鶏会


今回も社会人の方々が複数名来てくださいました。社会人の感想は、仕事に絡めたお話が多く、自身の社会人像を具体的にイメージできるいい機会になりました。

▪皆さんに「夢」はありますか。

室舘代表からどの様に夢を叶えてきたのかをお話していただきました。

大事なのは「着眼点」であり、出来るか出来ないかではなく、出来る方向から考える事が大事だと学びました。

他にも、

「1番ビリからトップを獲ったほうが面白い」、「人生、どうせやるならドラマチックに」と逆境でもポジティブに考えて行動することが大事と教えていただき、自分に置き換えて想像した学生も多かったのではないでしょうか。


▪天命追求型と目標達成型

仕事において人は2パターンに分かれ、任されたことを一生懸命にやる天命追求型と自分のビジョンを叶えるために努力する目標達成型がある事を学びました。

自分や指導下はどちらのタイプなのかを把握し、目の前の相手がどの様になっていきたいかをリーダーとして理解していく必要があると感じました。


▪モチベーションとは

モチベーションがなぜ下がったのかを把握する事が大事であり、モチベーションが上下しやすい子には話を聞いてあげることが大事とありました。信頼される社会人になる為にこの価値観は非常に重要だと感じました。

また、ストレス発散は、女性は口から、男性は足からというアドバイスを頂きました。上手くリフレッシュしながら前に進んでいきます。

本日は、「夢」をテーマにお話頂きました。数々の夢を叶えられてきた室舘代表からのお言葉1つ1つは学生や社会人の心に強く響き、夢を叶える原動力になったのではないでしょうか。

1度きりしかない人生、ただ夢を見るのではなく、皆さんで学び続け、夢を叶え、憧れる人になっていきましょう!


第175回室舘塾

お疲れ様です。しがく事業部の髙野です。

11/3に行われた室舘塾のレポートをお送りします。

▪木鶏会

様々な業界業種のメンバーと10名ほどの社員で木鶏会をしました。

記事の感想や仕事の吉報を共有し、とても刺激のある会となりました。

▪日々のアピアランスの準備について

皆さんは、人に会う前にアピアランスや持ち物の準備はどのくらいされていますか?

今回の塾で室舘代表は、元々青いネクタイをつけていましたが、会場が薄暗かったため予備に持っていた赤色のネクタイに変えられました。

色の効果を使って少しでも印象が良く見えるように赤色を使われたとのことです。

仕事やプライベーなど様々な機会がありますが、相手の立場に立ち日々の準備を怠らないことが大切だと学びました。

▪新聞の記事を用いてディスカッション 

➀読売新聞の「教科書、紙に復帰」
スウェーデンで、教科書を端末重視したことで学力が低下

➁日本経済新聞の「米大学への寄付年8兆円」
アメリカは日本の30倍、研究費に投資している

こちらの二つの記事を拝読しディスカッションを行いました。

室舘代表より物事を見る上で大切なポイントを教えていただきました。

・長期的

・多面的

・根本的

デジタル化は短期的に見ればいい点もあるが、長期的に見ると学力の低下につながり、本末転倒です。本質はなにかを考えるべきだと教えていただきました。

今後の日本の課題について私たち若者が日本に対してどんな社会貢献ができるのかを考えさせられるきっかけとなりました。

これからも学び続けて、若者から日本を良くしていきましょう!


広島オフィス開設セレモニー

2024年11月1日

この度、広島オフィスを開設いたしました。

広島に本社を構える株式会社八天堂様との共同企画ということで、
当日は宮川専務はじめ、4名の方にお越しくださいました。

また、3名の広島在住の大学生も参加してくれました。

セレモニーでは、私は40分の講演をしました。

横塚所長からの決意表明、そして株式会社八天堂様の宮川専務、前田部長からもお祝いのコメントをいただき、とても温かい空気になりました。

セレモニー後は、広島のお酒で懇親会をし固い絆ができました。

少数からのスタートですが、社員2名と八天堂様、そして大学生3名と共に広島の就活を盛り上げ、企業を盛り上げていきたいと思います。

これからの広島の発展に貢献できるよう頑張っていきます。

皆さまからいただいたお花も飾ってあります。本当にありがとうございます。


第9回キャリアカップ

2024年10月30日

第9回キャリアカップが寄居カントリークラブで開催されました。

今回はスペシャルゲストとして、元西武ライオンズの石毛宏典選手、広橋公寿選手2009年WBC世界一になった岩隈久志選手、株式会社CCIの山本洋子先生、株式会社キャンディルテクトの阿部社長、株式会社アイダックデザインの上田社長にご参加いただきました。

今回、私は岩隈さんと一緒に回りました。前半は岩隈さんといい勝負をしていましたが、後半大きく崩れて、優勝が岩隈さん、準優勝が石毛さんでした。

第1回から40人以内のコンペにしようと決め、今回も39名で開催でき、本当に温かい、アットホームな会になりました。

盛り上げてくれたベテランメンバーや社員の皆様、また商品を提供してくれた各オフィスの皆様、ありがとうございました。


経営革新計画・実践支援研究会様への講演会

2024年10月23日

弊社は2023年度の東京都経営革新優秀賞において「奨励賞」を受賞しております。

■東京都経営革新優秀賞において「奨励賞」を受賞(キャリアコンサルティングHP)
https://c-consul.co.jp/news/?id=20231018140000

今回、受賞に伴い、経営革新計画・実践支援研究会様にて講演をさせていただきました。

経営革新計画・実践支援研究会様は中小企業診断士の方々の集まりです。

我々も多くの経営革新計画の際にはアドバイスをいただきました。

今回は様々な経営の話も聞きたいとのことでしたので、先輩方を前に私でよいのかと思いましたが、受賞の経緯に加え、経営者としての体験談や将来ビジョンも含めてお話させていただきました。

また実際に東京都からいただいた賞状とメダルも持っていき、皆様にもご覧いただきました。

経営革新計画のアドバイスをされる皆様ですが、アドバイスをした企業が受賞をしても賞状やメダルの実物を見たことがある方は少ないそうです。

額と共にお持ちしてとても良かったと思いました。

当時、受賞した際は社員と共に心から喜んだことを思い出しました。

今後も日本の伝統工芸品、それを支える職人のために邁進していく所存です。


『致知』関東甲信越大交流会in東京

2024年10月15日

『致知』関東甲信越大交流会がタワーホール船堀で開催されました。

主催が東京都社内木鶏経営者会、共催が埼玉県、神奈川県、長野県、新潟県のそれぞれの経営者会です。

私はこのエリアの担当という役割も致知出版社様からいただいておりますので、このような大会を開催する決断をされた、東京都の遠藤会長には頭が下がります。

当日は、全国社内木鶏経営者会の副会長として冒頭の挨拶をさせていただきました。

今回の交流会では、藤尾佳子様の講演会と合同木鶏体験会が行われました。

藤尾佳子様は致知出版社の取締役でもあり、藤尾社長のご令嬢です。

藤尾佳子様には「生きる力を育てる人間学」をテーマに、致知のこと、父親のことを中心にお話しいただきました。 子どものころから家族で読書をして感想共有をすることが、当時は嫌だったけれど、致知出版社に入社し父親の仕事をする姿を見て気持ちが変わっていたことも赤裸々に語ってくださいました。

今回は全国から500名の方が参加してくださり、たいへん盛り上がりました。

遠いところから足を運んでいただき、ありがとうございました。

弊社の社員、メンバー合わせて224名参加させていただき、そのうちの142名が大学生でした。

大学生はなかなか経営者の方と木鶏する機会がなく、すごく緊張していましたが、たいへん素晴らしい経験になりました。

今後も『致知』や木鶏会を広めて、人間力ある人を少しでも増やしていきたいと思います。


第17回しがく決起会

2024年10月20日

10月20日にホテル椿山荘にて、しがく決起会を開催しました。
おかげさまで17回目の開催となり、約480名の方に足を運んでいただきました。

乾杯のご発声は、拓殖大学国際日本文化研究所 客員教授 ペマ・ギャルポ先生に今年も行っていただきました。

ぺマ先生のご紹介で長年お声をかけていただいていた、駐日インド大使のシビ・ジョージ閣下が、ご多忙の中、ご臨席くださいました。

素晴らしいスピーチをありがとうございました。

さまざまな業界で活躍されているメンバーさんにもスピーチをしていただきました。

技術職での活躍、女性最年少マネージャーの活躍、インドで活躍されている方など、多くの方からの活躍の話に胸が熱くなりました。

またしがくプレミア塾の先生方にもお越しいただき挨拶をしていただきました。

お忙しい中、本当にありがとうございました。

今回、来場いただいた皆様には、ヒノキの間伐材でつくったコースターをプレゼントいたしました。

ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。


ミス・ワールド2024日本大会

2024年10月2日

ミス・ワールド2024 日本大会
全国から選ばれたファイナリスト32名が日本代表を目指して、2カ月間の審査期間を経て、最後の審査に臨みました。

スポンサー締結から6年が経ちますが、今年も日本の基礎講座講師、日本大会の審査員を務めさせていただいております。


見事、日本代表に選ばれたのは、冨田 キアナさんでした。 

世界大会と、ここからの1年間の活躍に期待をしたいと思います。

ファイナリストの皆さん、約2カ月の審査期間、本当にお疲れ様でした。

また、今大会は弊社の社員と会員合わせてファイナリストに7名も残るという快挙を達成してくれました。本当におめでとうございます。

ここから1年間、胸を張って活動をしていってほしいです。

皆様も、応援ありがとうございました。温かい目でこれからも見守ってあげてください。


東京八王子ビートレインズ24/25シーズン開幕!

9/27、28

東京八王子ビートレインズの2024-25シーズンが開幕しました。

チームとしてはプロリーグ参入10周年を迎え、我々がオーナーとなって5年目のシーズンとなりました。まずは無事に開幕戦を開催することができて良かったです。

いつも支えてくださっているスポンサーの皆様、応援してくださるブースターの皆様、
スタッフ、選手、地元の皆様など多くの方々のおかげです。

心よりお礼を申し上げます。

今年の開幕戦の相手は昨季B3リーグで2位に入った「香川ファイブアローズ」さんです。

GAME1、GAME2どちらも善戦むなしく連敗。
黒星スタートとなりましたが、後半に点差が開いてもチームは闘う姿勢を崩さず、
大歓声の中、選手たちは最後まで熱い試合を繰り広げてくれました。

キャプテン大城選手。今シーズンも流れを変える3ポイントシュートには期待したいです。

新加入のチャールズ・アレン・ギル・ジュニア選手。豪快なダンクやブロックはチームを勢いづけます。

そして今シーズンなんといっても大事になってくるのが、来場者です。

2026年にB革新が起こり、我々が目指しているBリーグONEに入るには平均来場者数が1500名を越えなくてはいけません。そんな中、迎えた開幕戦
なんとGAME1 2080名、GAME2 2200名の方に来てもらうことができました。
昨年の平均来場者の約2倍です!本当に皆様、足を運んでいただきありがとうございました。

まだまだここからたくさんの試合があります。

今年こそは昨年成し遂げることができなかったプレーオフ進出に向けてチーム一丸で戦っていきます。

皆様、応援よろしくお願いいたします。


第233回しがくセミナー 伊藤祐靖先生

2024年10月6日

特殊戦指導者の伊藤祐靖先生にお越しいただき、『人生の転機』と題してご講演いただきました。

伊藤先生は海上自衛隊に入隊され、防衛大学の指導官や護衛艦「たちかぜ」の砲術長等を歴任。そして、自衛隊初の特殊部隊である特別警備隊の創設に関わった方です。

戦時中に陸軍中野学校にいたお父様とのやり取りや、自衛隊での経験など、普段なかなか聞けないお話をしていただきました。

自分の信念を貫くというお話の中では「ペナルティーの大きさでやるか、やらないかを決めるな」と仰っており、若者に大変響いていました。

日本の国家理念とは「万邦共栄の楽しみをともにする」だと教えていただきました。この言葉は、開戦の詔勅と終戦の詔勅のどちらにも書かれているもので、世界中が共に栄え、その喜びを共に分かち合うという意味です。

私もこの国家理念を念頭に置いて仕事をしていきたいと思います。

伊藤先生、ありがとうございました。


室舘塾&室舘塾ユース合同開催

2024年10月6日

お疲れ様です。プレスタプラス事業部の山下です。

10/6に行われた室舘塾&室舘塾ユースのレポートをお送りします。

▪木鶏会
今回は社会人合同の木鶏会だったため、各班4名中2名が社会人、2名が学生で行いました。

各業界で活躍をされている社会人と木鶏会をし、レベルの高さに学生は学ぶことが多く、また社会人はフレッシュな大学生に触れたことでお互いに良い刺激を受けており、素晴らしい時間になりました。

▪人付き合いのポイント
皆さんは人間関係を構築する中で、何を意識されているでしょうか。

室舘代表から人付き合いのポイントのお話をしていただきました。

人には良いところも悪いところもある中で、その人の良い所とお付き合いをしていくことが良縁を結ぶきっかけだと学びました。

▪学びとは
コロナウイルスの影響もあり、オンラインやオンデマンドが近年の主流となっています。

ただ、現地に赴かなければ分からない空気感や気づきなど、オンラインでは学ぶことのできないものが現地には沢山あります。

現代の若者は”コスパ”や”タイパ”を重視する傾向にありますが、重視し過ぎて得られる”効果”は希薄になっていることが学びになりました。

▪教養を身につける
政治・世界情勢などのクイズ10問を参加者で回答しました。

以下、一部を掲載

・現内閣総理大臣は?
・現内閣総理大臣は何代目?
・立憲民主党の党首は?
・自民党の連立政権は?
・G7の”G”の意味と7か国は?

リーダーとして、このような政治の情報や国際情勢には反応をしなければいけないと実感しました。

▪リーダーシップは自分を助ける
夢を掴むためのパスポートは人間力だとアドバイスいただきました。

学生には学び続ける事の重要性をお話していただきました。人間力を学び続け、どの業界、業種に就いても活躍できる自分づくりをしていくことが重要だと学びました。

現代はテレビを視聴する機会が減っているからこそ、旬な話題は自らが反応して知る姿勢を持たなければ情報弱者となってしまうと感じました。また、学生も社会人も木鶏会から始まった今回の塾を通して良い刺激をお互いに受けている印象を持ちました。

皆さんで学び続け、人間力をつけていきましょう!


カレント創刊60周年講演会

2024年9月16日

株式会社潮流社発行の月刊カレントが今年で60周年を迎えました。

カレントは賀屋興宣氏が昭和39年に創刊しました。
創刊当時は、戦後復興で多くの人が仕事に明け暮れていました。そんな人たちでも読みやすいようにと、小さい冊子でつくり、多くの方に愛されてきたのがカレントです。
賀屋興宣氏の想いを多くの先輩方が繋いできました。
私に引き継いでくださったのは、矢野弾先生です。矢野先生には経営者として、人として、多くの学びをいただきました。矢野先生は40年ほどインタビューアーを続け、多くの方の言葉を届けていました。

そんな偉大な方々から志を託されてから6年が経ち、無事に創刊60周年を迎えることができました。

今回は日頃からお世話になっている執筆者の方々に集まっていただき、カレント創刊60周年記念講演会を開催しました。

本来は全ての執筆されている先生からお話をお聞きしたいのですが、お時間の関係で4名の方々にご講演いただきました。

○憲政史研究者 倉山満先生  テーマ:賀屋興宣

○グローバルウォータージャパン/国連テクニカルアドバイザー 吉村和就先生 

 テーマ:水と生成AI

○公益財団法人郷学研修所・安岡正篤記念館 理事長 安岡定子先生

テーマ:孔子と論語

○郵便学者 内藤陽介先生  テーマ:近代日本郵便の父 前島密

それぞれ短い時間ではございましたが、本当に勉強になることばかりでした。

執筆者の皆様、また会場やオンラインで観覧していただいた皆様、お忙しい中お集まりいただき誠にありがとうございました。

今後とも何卒よろしくお願いいたします。


第173回室舘塾

お疲れ様です。しがく事業部一課の川上です。

第173回室舘塾のレポートです。

■木鶏会

総計137名の社会人メンバーと社員で行いました。社会人1~2年目の初参加の方もおり、大いに盛り上がりました。

■新紙幣について

帝国ホテルに置かれている「IMPERIAL」の雑誌の一部を共有いただきました。

歴代の紙幣に登場した偉人の人数は17名。

皆さんは和気清麻呂を知っていますか。平安時代に治水工事を行った偉人で10円札に載っていた人物です。現代の皇室の存続につながる事件の解決に大きく貢献した方です。日々アンテナを張っていれば、ふとした雑誌など様々なところから学びを得ることが出来ると学びました。

■台湾について

1931年に台湾の嘉義農林高校が甲子園で準優勝をしています。また当時日本で一番高い山は新高山という山でした。

これは1895年以降~日本が台湾を統治していた時代の話です。日本人は台湾人を奴隷にするのではなく、日本語を学ばせたり設備を整えたりと、欧米がおこなっていた植民地政策とは違う統治をしていました。

また台湾の山賊が6名の講師を殺してしまった事件が当時起こりました。そのような危険な場所にもかかわらず、講師の募集をした際にそうした場所こそ教育が必要だと何百もの応募があったそうです。「俺がやらねば誰がやる」という日本人の周りを思って行動できる精神を感じました。

また台湾統治時代に日本は台湾の発展に大きく貢献しており、そうした歴史の事実を知ることの大切さを学びました。

■東京八王子ビートレインズ、TIPOFFでのスピーチ

いいチームは作るもの、野心を持てと、外国籍の選手もいる中で、バスケ用語、ジェスチャー、熱量をもってチームの士気を上げるスピーチをしたそうです。

室舘代表も最初はご自身で10点の評価しかできないスピーチだったところから、その10点をしっかり悔しがり、反省し今では納得のいくスピーチができるようになったとのことです。

日々一つ一つのことにこだわり反省しレベルアップしていく事の大切さを学びました。

台湾の話ではリーダーとして、どのような知識教養を身につけていく必要があるのかという観点を持ち、正しい歴史や背景を学んでいく必要性を感じました。

また、常に組織の理想を描き、そこに向けて挑戦を続けていく事で周りを巻き込み形にしていく事が出来るとスピーチの話から学びました。

室舘塾に参加した皆さんもしがく式をしっかり実践していき、成長し夢を掴んでいきましょう!


第232回しがくセミナー 有川一三先生

2024年9月1日

アルビオンアート株式会社 代表取締役 有川 一三 先生にお越しいただき、
『昇龍宝珠を抱く』と題してご講演いただきました。

有川先生は世界屈指のジュエリーコレクターです。しかもただ集めているのではなく、ジュエリーの美と感動の世界を千年の時を越えて、人類に貢献する文化として創造するという使命のもと活動されております。

有川先生の講演の中でまず感じたことは、有川先生ご自身が誰よりもジュエリーに感動されているということです。ジュエリーの歴史や背景を理解され、感動されているからこそ、多くのジュエリーが集まるのだと感じました。

成功するうえで大事なことは「志」を持つことだと教えていただきました。何を成し遂げたいのか、人生をかけて何をするのか、日々考え続けることで自分にとっての答えが出てくるのだと教えてもらいました。

有川先生は「最低世界ダントツNO.1」を目指されていたとお話がありました。目指すなら中途半端なところではなく、ダントツNO.1であるとお聞きし、私たちもトップを目指してやっていこうと、より気合いをいれていただきました。

有川先生、本当にありがとうございました。