4月13日
本日の室舘塾はエネルギーについて学ぶと言うことで、
大樹環境システム代表取締役社長の本郷安史先生
をお招きしお話を伺いました。
人間のエネルギーの歴史
・動力を使って火(熱エネルギー)をおこした。
産業革命は力(熱エネルギー)から動力を生み出した。
・風車、水車など地域の制約があるエネルギーから、
蒸気機関によって熱エネルギーさえ起こせれば場所を問わず使える動力源に。
蒸気機関車や大型の蒸気船なども薪を燃やしていたのだが、石炭に代わっていった。
・そして、より運搬に便利な燃える液体の石油へ。
・日本のエネルギー政策が世界へ及ぼす影響について。考えよう。
1900年頃の世界の人口は16億人。2014年現在は世界で70億人。
16億人だったのは、それだけしか食料が収穫できなかったから。
いまは貧困の差こそあれども、70億人分の食べ物ができるようになった。
作物ができるにはアンモニアが必要だが、それは化学技術の進歩でできるようになった。
などなど、一部しか載せられませんが、
エネルギーについて根本を考え直す良い時間になりました。
エネルギー問題と言えば、すぐ原発に賛成か反対かと言う議論になる。
もっと柔軟に考えたい。
現在の問題は原発を停止していること。
すぐに46基の稼働とはいかないまでも、
安全が確認できたものからドンドン稼働させる事が望ましい。
そして電力に関しては、
国民一人一人が多様に意見を出し合い、多角的に勉強するほうが良い。
将来的には多様なやり方でうまくエネルギーを確保し、
より安定した電力供給がされることに期待したい。