第12回社内木鶏全国大会

6月22日

京王プラザホテルにて、第12回社内木鶏全国大会が開催されました。

現在、社内木鶏実施企業は1350社を超え、学生による学内木鶏も70校を超えて毎年規模が大きくなっています。

今大会は全国から選ばれた4社が登壇しました。

社内木鶏会導入や『致知』の影響で社内や社員がどう変化してきたのか、紹介映像、社員作文、社長作文、社員によるエールで発表してくださいました。

私は全国社内木鶏経営者会の副会長を務め、また、社員と共に弊社も第2回大会に出場しているため他人事ではなく出場企業の皆様の成功を祈って会場に座っていました。

【第12回社内木鶏全国大会 公式サイト】
https://www.chichi.co.jp/specials/240622-12shm

■出場順

①井上石灰工業 株式会社(高知県)
営業部と製造部の対立が解消。ワイナリー事業を展開。

②トップ保険サ ービス株式会社(福岡県)
7億円の借金を社長に就任し返済。幸せトルネードで好循環。

③神奈川電設 株式会社(神奈川県)
職人気質の父とぶつかりながら、規模を拡大。社員が自主的にエールを考えるチームを作る。

④株式会社 宮田運輸(大阪府)
夢を叶えてトラック運転手に。社長就任後に社員が事故を起こし相手が亡くなる。愛ある経営を目指す。

5)慶応大学野球部 映像出演 
監督としての驕りと慢心を変えてくれた。当時の学生が木鶏会に賛成してくれて積極的に参加をしてくれた。

どの企業も社内木鶏会導入時に社員の反対がありました。

「社員のために必要だ」という社長の強い意志が、社員の心に響いて社風が変わっていきます。あらためて、トップの意志が与える影響を学ばせていただきました。

感動大賞は宮田運輸さんでした!

後継者であるご子息の発表も想いが伝わってくる感動的な内容でした。

宮田会長おめでとうございます!!

来場された方は経営者会で交流している方が多かったのですが致知に私が掲載されていることを見かけた元部下やしがくセミナーでお世話になった登山家の小西浩文先生、博多の歴女・白駒妃登美先生いつも熱い言葉を届けてくださる行徳哲男先生など、幅広い交流ができました。

懇親会の中締めを任されましたのでしがくで教えている人間学講座「仕事編」に出てくる

「働く、ビジネス、とらばーゆ、アルバイト」の語源を伝え、「傍を楽にする」という日本の労働観の素晴らしさそれを伝えているのが『致知』であるという話をさせていただきました。

二次会はSAKEbarむろにて、全国社内木鶏経営者会副会長の八天堂の森光社長をはじめ、広島県社内木鶏経営者会の皆様と交流をしました。

14時間ほど致知、木鶏会関係者と触れ合う一日で、充実感満載でした!

運営のお手伝いで朝から集まっていた「東京都社内木鶏経営者会」役員企業の皆さん
▲参加した社員との感想共有

おおぐろの森中学校に致知を寄贈させていただきました

この度、致知出版社様にご縁をいただいた
千葉県流山市立おおぐろの森中学校に
致知を100冊寄贈させていただきました。
おおぐろの森中学校には1月に訪問させていただき、
40名の卓球部の生徒たちに講演をおこない、木鶏会にも参加いたしました。
生徒たちの中学生とは思えない素晴らしい姿勢に感動し、
微力ながら致知を寄贈させていただくことにしました。

生徒会長さんに致知3月号を直接手渡しさせていただきました。

1月に訪問した際に一緒に講演をした
東洋大学ラグビー部の福永監督と並んでサインを飾っていただいていました。


おおぐろの森中学校には図書館に「人間力コーナー」があり
修身教授録など致知出版社の書籍を中心に
人間学を学べる本が揃えられていました。
恐れ多いですが、2023年12月に増補改訂版を出版させていただいた
拙著『夢を見て 夢を叶えて 夢になる』も置いていただいてました。

少しでも中学生の学びになれば嬉しく思います。


2022年8月度 室舘塾ユース

ネクサス事業部の神谷です。
8/7(日)に開催された室舘塾ユースの報告をします。

■木鶏会
今回は学生だけでなく、しがくメンバー10名と
キャリアコンサルティングの社員が40名参加し、
合計170名の木鶏会となりました。
社会人のレベルの高さに触れ、
学生も非常に刺激を受けていました。

■リーダーとしての対応力
人の上に立つリーダーとして多種多様な人を相手に
教育していかなければならない中で組織の規律を徹底させ、
第一ボタンを閉めていかなければならないというお話がありました。

また自分には関係はなくとも部下後輩に関係のある情報まで
アンテナを張っていくこと、そういったリーダーとしての基礎力を
鍛えていくことの重要性という部分がとても印象的でした。

■戦争について
広島県、長崎県の原爆被害から77年が経つ8月ということで
戦争について学ぶ機会がありました。
室舘代表が27歳の頃に戦争について考えるきっかけになった
『戦争論』(小林よしのり著)を元に様々な観点から戦争を考えました。

戦争とは武器を持って行う政治であり、
戦争の反対は平和ではなく、話し合いであるといった内容でした。
平和は状態のことを表すので、反対は混乱です。
戦争をしないために現実的に何をしていく必要があると
考えるきっかけになりました。

また、世界各国それぞれの文化がある中で
他国の文化を理解することが重要だと学びました。


第147回 室舘塾

こんにちは。しがく事業部の宇佐美です。
室舘塾のレポートをいたします。

■木鶏会
まずは木鶏会を行いました。
代表者の発表では、女性初のしがく式三段認定者の山下あすかさんをはじめ、
様々なメンバーさんの発表があり、非常に幅のある会になりました。

■自分で考えて答えを出す
今回の室舘塾は、代表から話を聞くだけではなく
塾生一人ひとりが意見を持ち、考えを共有する時間となりました。

安倍元総理が亡くなられた件に関して、国のリーダーを失うことに対しての衝撃や、
悲しむ国民も多い中で、ただ悲しむだけで時間は止まってはくれません。

リーダーを失った次の日本、未来を見据えられている人間を作っていくことが必要です。日本は「言霊」という考えがあり、ネガティブな考えや
話し合いを避ける傾向にあるため、トラブルに弱いとも言われています。
仮にトップが突然倒れたとしても、次の行動が取れるように、
自分の意見を持っておくことが大事だというお話がありました。

■チャンスを掴むために
チャンスを掴めないのは知識がないからというお話がありました。
学歴や男女関係なくチャンスを掴める人は自分の意見が言える人という観点から、
5~6人のグループになり以下の議題について意見交換を行いました。
今回の安倍元総理の訃報を受けて、

・他国は今の日本に対してどういう考えをもっていると思うか
・野党の心境は
・株価が上がる会社と下がる会社
・勤める会社に対してどういう影響がでるのか

海外の情勢に基づいた意見や、日本の政策から考え出された意見などを共有しました。

全ての意見を鵜呑みにすることなく、自分自身の考えと根拠に基づいた決断が
リーダーには求められています。

リーダーは正しい決断をすることではなく、決断をすることが仕事だ。
という言葉もありました。
決断できるリーダーになれるために、学びをの時間を作っていきましょう。


2022年7月度 室舘塾ユース

ネクサス事業部の佐野です。
2022年7月3日に開催された室舘塾ユースを報告します。

■木鶏会
いつもより距離をとって実施しました。
今月の致知のテーマを意識しながらの代表者の発表は、
心に響くものがありました。


■誰のために挨拶をするのか
挨拶は伝わらないと意味がないという話がありました。
相手のためにするからこそ、声量や態度が変わってくるのだと感じました。


■自分の決断を正解にする
室舘代表の入会時の話を聞きました。
当時の入会金は、今とは比べ物にならない金額でした。
親や友人に相談せず、自ら入会する決断をした経験が
現在の経営にも生きているそうです。

一度きりの人生を後悔ないものにするためにも実力をつけ、
自信を持って決断できるリーダーを目指していきましょう。

■学舎の存在意義

2022年6月4日の読売新聞の記事『出生81万人 6年連続減少』を資料に講義がありました。
子どもが減少する中、大学はどんどん増えており、
学生不足の大学は留学生を集めないと継続が難しくなりそうです。

日々変化していく時代ですが、変化の波に飲まれてはいけない文化もあります。
かつての大学に通う意識と現在を比較すると大きな違いがあります。
目的を明確に持つことで、良い学生が育ち、くにまもりに繋がると感じました。

■質疑応答
最後は学生からの質問に答えていただきました。
今回も様々な発見がある時間になりました。

自らが歩む道を正解にできるか否かは、本人の実力で決まります。
世の中の仕組みを知り、自分の頭で判断し行動できる実力をつけていきましょう。


第145回 室舘塾

こんにちは。しがく事業部の佐伯です。
室舘塾のレポートをいたします。


まずは木鶏会を行いました。
約100名の社会人が心の距離を近づけて行う木鶏会は非常に盛り上がりました。
ベテランの方や室舘塾に初参加の方も入り交じっての木鶏会となり、
改めて感性を磨いていく事の価値を感じました。

そのあとは室舘代表からの話がありました。ダイジェストでお伝えします。



■挨拶について挨拶とかけ声は違う
基本的な所作であるからこそ、「おはようございます」の言葉1つの意味をきちんと考え、心を込めて行うことの重要性について。
「言葉は生命なり、言葉は力なり、言葉は未来なり」という
矢野彈先生のお言葉にもあるように、リーダーを目指していく人達だからこそ、
自分の言葉の1つ1つを磨いていく必要があると感じました。


■キャリアコンサルティングフォーラムについて
来場、オンライン含めて1900名ほどの参加があり、
ミス・ワールド日本代表の星たまきさんのスピーチからパネルディスカッションまで、
今年が1番レベルが高かった。


■スピーチについて
昭和の日に行われた皇室セミナーでのスピーチ、
ビートレインズ最終戦でのスピーチについて


・皇室セミナー
高森先生、倉山先生というお二人に話してもらうというのは、贅沢な組み合わせ。
私のスピーチは昭和の日だからこそ昭和天皇についての話を選択した。
分かりやすい話は周囲にも伝播していくからこそ、
簡潔に話すことでセミナーの終わりを締め括ることができる。

・ビートレインズ最終戦でのスピーチ
当日は亀崎選手の引退セレモニーの後のスピーチだった。
セレモニーが感動的だったからこそ、
亀崎選手よりも前に出ないように意識した。
力があれば、力を出すことも出さないことも選択出来る。


■沖縄祖国復帰50周年について
2022年5月15日で沖縄が祖国復帰をしてから50周年を迎えました。
その話の中で、5月14日に沖縄で行われた前日祭というイベントに参加された
大向さんよりスピーチを頂きました。
50年前の復帰式典の前日に護国神社に参拝されていたことから、
民間の中で前日祭というイベントが生まれました。
祖国復帰を祝う気持ちだけではなく、沖縄のため、沖縄祖国復帰のために
戦ってくれた先人達の想いを継いでいくことの重要性や、
現地に実際に行くことの価値についてお話頂きました。


リーダーとしての基礎を疎かにせず、単純な動作にこそ気持ちを込めるという、
根本の部分を改めて見つめ直すことの出来た時間になりました。
リーダーになっていく自分達だからこそ、
1つ1つの所作を見つめ直し、実力を磨いていきましょう。


※追伸
しがく総研のお話の中で、
人工衛星の数は約1000基とお伝えしましたが、
これは近年増加した数で、総数は約12000基でした。
誤った情報をお伝えし、大変失礼いたしました。