凜華塾

5月12日
講師  参議院議員  白眞勲先生
プロフィール

毎回、丹野先生か私がこの塾の先生をコーディネートする訳だが、
今回は、民主党の白先生に現状の民主党の状況や政策に関して
お話を伺った。
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・在日韓国人だった白先生(今は日本人)は、部屋を借りるときや、就職で多少差別を受けて、
 強くなったという話が印象的だった。
・憲法9条は賛成。うまくそこを活用して、外交していくという考えのようだった。(私は反対なのだが・・・)
・軍事に関して、これからはバランス感覚を大切にした軍拡は必要。(中国・韓国への対応)
・だが、必要以上の軍拡は問題。理由は、アメリカが、テロに打ち勝っていないから。(なるほど)
・外国人参政権に関して。永住外国人には与えても良いのではとのこと。(私は、中国のここ数十年の動きを見れば、賛成する日本人は少ないと思う)
今回は、民主党の白先生でしたが、考え方が私と異なっている先生の話をじっくり聞くのは、良い経験だった。
誤解もあるし、偏見もあるし、全部が全部異なっているわけでもなかった。むしろ白先生という人間から学ぶべき事は、
多かった。
勉強し、学ぶ心を持って今後も成長に変えたい。
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ラジモハン・ガンジー氏 講演

5月12日
憲政記念館

ラジモハン・ガンジー氏は、マハトマ・ガンジーの孫にあたる。
テーマ
『今、日本人に求められる世界での役割とは
-創造力と勇気を持って前進しよう-』

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共感出来たところの抜粋

・日本経済が不健全な状態では世界に良くない影響を出してしまう。
・日本人は、自信をもって欲しい。

 1、戦後の回復力
 戦後、焼け野原からの復興は他国に例がない。
 多くのインド人は日本人が好きである。

 2、高いクオリティー  
 ハイテク機器が素晴らしい。ボタン一つで作動。静かである。
 
 3、大気がきれい
 これだけの大都市で空気がきれいなのは凄い。
 4、日本人は礼儀正しい

我々日本人は、もっと勉強し、世界平和に貢献すべきですね。


第64回 しがくセミナー

5月2日
講師 参議院議員 佐藤正久先生
プロフィール
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大変、素晴らしい講演でした。
『結果を出す事の大切さ』
座右の銘  ~意なくば立たず~
①意志 自分の気持ちが大切
②目線 鳥の目、虫の目、魚の目
イラクに飛び立つ時の、隊員の家族とのやりとりの話は、
会場の至る所からすすり泣きが聞こえるほどでした。
部下全員を、無事に日本へ連れて帰ったヒゲの隊長に
心より敬服致します。
その後の懇親会も大変盛り上がりました。
佐藤先生のウェブサイトも是非ご覧下さい。
当日の佐藤先生のコメントが出ています。
http://bit.ly/baAtgg
有難うございました。

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普天間基地の県内移設反対運動の真実

5月4日
テイケイの髙花会長から手紙を頂いた。
中身は、4月25日に開かれた、普天間基地の県内移設反対の県民大会の写真。
公式発表で9万人でしたが、実際に航空写真で数えたところ1万1569人とのこと。
高花会長はこのコピーを国会議員、マスコミ各社に送ったそうです。
大変立派な経営者と尊敬いたします。
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粋な寿司職人

4月30日
家族でお寿司屋さんに行きました。
帰りがけに、子供に『おみやげだよ』
と小さな声で渡してくれました。
それは寿司のミニチュアでした。
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最初消しゴムかと思ったら、本物でした。
なんと粋な計らいだろうか!

おもしろノベルティーの紹介

4月28日
【シード ペーパー】
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先日、大手建設会社に納品した商品。
この葉っぱ状の紙を土に植えると、
5日後くらいに発芽し、40日で写真のようになります。

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展示会の会場で配るそうです。

他にもおもしろノベルティーをたくさん取り揃えてます。

http://www.pita-clean.com/index.php

自衛隊研修

4月23日


14人の社員が参加
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各人の感想


・1課 林さん
今回の体験で団結力の重要性を一番学びました。組織は1人ができても意味がなく、みんなで協力しあった方が結果的に早くできることを痛感しました。助け合い精神を社会でも活かしていきます。


・3課 大槻くん
今回自衛隊に参加させていただき、実際にイラクに3ヵ月間行った方が私達の班長となり、私の2つ年下の方が班付となりました。感じたことはこの方たちが国と私達を守ってくれてると思うと本当に感謝の気持ちでいっぱいとなりました。そのような方と触れあう事で自衛隊に対する理解が深まり、本当によかったです。ありがとうございます!


・1課 岡主任
やはり最前線で国を護っている隊員の方の年齢以上の顔つきと雰囲気は、違いました。ただ国を想う根本の気持ちは私達と同じでした。


・就職支援課 松本くん
「自衛隊員の方がプライベートで自分から自衛隊員だとは大きな声で言えないとおっしゃっていました。
世間では「税金泥棒」と思うような人がいるからという理由でした。
日本のために働いている人がそのように思わなくてはいけない世間の風評に寂しさを感じました。
ただ、隊員の方は自衛隊員であることに誇りを持ち、向上心を持って仕事をなさっていました。
常に国のためにということを考えていると大変なのであまり考えないが、自身の成長が部隊の成長になり国のためになるというような考えをもたれていました。
その考え方が表情や姿勢に表れており、感動しました。非常に貴重な体験をできた3日間でした。ありがとうございます。」


・派遣課 須貝さん
強く感じたことは、貫いている方々の芯の強さです。
自衛官の方々と触れ合わせていただきましたが、根底には
『日本を守る』という気持ちの強さを感じました。特に無駄な
動きがなく、力が入り過ぎず堂々としている。それは、日々の訓練と
覚悟が出来ている人の強さだと感じました


・派遣課 岩尾くん
非常に心に残ったフレーズをお送りいたします。
国防を深くは考えたことは無い。だけれども、「日々日本の事を少し考える」「毎日日の丸を見る」事で日本に愛着がわいて来て、国を守りたいと思ってきた。
団結力とは出来ない人と出来る人で分かれる中で、いかに全員が出来るようになるかを考える。


・ビューティー 岡本さん
規律の厳守に関して、自衛隊の時間の厳守は徹底されていて、1分、1秒が命にかかわるため非常に厳しいものでした。
時間の使い方大切さ、準備の重要性を体験することができました。


・5課 亀山くん
今回自衛隊の生活体験に参加させて頂き、本当にありがとうございました。
今回参加させて頂き、私自身の一番の収穫は、本当に日本は自衛隊に護られているんだということを、身を持って実感できたことです。
自分と同い年の方や、自分よりも下の10代の方まで、日々厳格な規律と厳しい訓練を行っているのをこの目で見ました。本当に心から感謝を覚えたとともに、自衛官の方が「外ではあまり自衛隊とは言いたくない」とおっしゃっていたのがとても印象的でした。それは、周囲からは、税金食いや戦争がないなら意味がないと言われるし思われるからだそうです。
私は本当に自衛隊の方々が、自衛官という仕事に誇りを持って堂々といられるような日本にしなければならないと本気で思いました。フィールドは違えど、私自身もしっかりと教育という場で国のために戦っていきたいと思います。


・就職支援課 政木さん
この度、生活体験に参加させて頂く中で印象的だったのは、縄や戦車等一つの物を大切に使う工夫や知恵です。自衛隊の方々はそのような意識の中で日々訓練を行っているということは、体験しなければ気付けないことでした。
また、団結力強化等、普段の自分の仕事に置き換えた時、会社という組織内での役割の大切さを改めて気付くことができました。今回学んだことを日々意識したいと思います。ありがとうございました。


・2課 中本くん
この度は自衛隊研修という三日間の貴重な時間を頂きありがとうございました。隊員達と過ごした三日間はどれもが新鮮で刺激的でした。日本の国を護るという使命感、そして、それを楽しんで仕事をしている姿が良く見えました。また、隊員達の人間らしさ溢れる姿に凛々しさを感じました。夢が自衛隊、とは極端かもしれませんが、物で溢れかえっている豊かな日本の中で、「誰かのために」という心の豊かさを最大限追い求められる隊員達は、仲が良い悪いの領域を越えたまさに志が集まる同志でした。一見すると規律で縛られた厳しい環境の中ですが、だからこその味わえる熱い魂があるんだなと感じました。「誰かのために」、仕事への向かう際の根本姿勢を学ばさせて頂きました。ありがとうございました。


・4課 都築くん
自衛隊の中身を肌で感じ取れたのはもちろんですが、私はキャリアコンサルティングの凄さを改めて感じました。
教官の方から出てくる言葉の中に、社長が常にがおっしゃっている言葉が幾度となく出てきまして、キャリアコンサルティングがやっていることは正に国護りに繋がっていると実感することが出来ました。
自衛隊の方々と仕事内容は異なりますが、日本のために頑張る、という点に関しては全く一緒なので、より一層国護りに貢献したいと思います。


・採用支援課 早川さん
今回参加して感じたことは、組織がまとまる上で団結力は欠かせないということです。訓練では団結するために、目標を共有して徹底的に行動します。自衛隊の訓練は本番のための準備で終わることもあるそうです。しかし本番のために、当たり前のことをできるまで繰り返し訓練していました。
仕事でもきっと同じで、基礎を皆でできるまで鍛練してやり続ける組織が本番に勝てるのだと感じました。


・5課 西原くん
今回は自衛隊生活体験ということで3日間非常に貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。
今回の生活体験の中では自衛隊員の方々から本当に多くの気付きと学びをいただきました。
班を指揮し指導をして下さった鈴木班長、付きっきりで規律から生活面を支えて下さった川島班付、お二人の気遣い心配りはリーダーとしての後ろ姿を見せて頂いたと感じております。訓練中での規律の遵守、一つ一つの教練の徹底、かたや班のメンバーを団結させようと場を和ませていただいたトークはリーダーとして器の大きな姿を肌で感じさせて頂きました。

自衛官として仕事を取り組む姿勢では、個人の功績ではなくチーム全体での勝ちにこだわるということを教えて頂きました。決して自己犠牲という悲観的な捉え方ではなく、自分の分母をチームに置くことで自らが率先してチームのため、後輩を引き上げることに身を徹することができ、チームとして団結し任務が遂行できます。
今回3日間で教えて頂いた規律心、団結力という軸を忘れずに後輩を引き上げチーム全体としての勝ちを考えられるリーダーとなっていきます。
3日間本当に濃い時間を過ごさせて頂きありがとうございました。班長、班付と取った写真をデスクに飾って、今後とも日本のために仕事をしていこうと思います。ありがとうございました。


・EP課 長谷川さん
体験を通して感じたことは、【本当に凄い人は、力まない】ということです。
穏やかな、それでいて動きに無駄が無い。
温かくて優しい自衛官の方と触れていると、国の最前線で戦ってくださっている方達とは思えませんでした。
強くてかっこいい方達でした。【感謝】という言葉でいっぱいです。レンジャー!!



第12回 室舘塾

4月25日
第3期生 最終回
本日は、ディベート大会
プリントを3枚使用
・外国人参政権
・中華人民共和国
・中国外務省2050年の戦略(チャンネル桜より)
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【第1戦】
中国・韓国陣営VSチーム日本
【第2戦】
保守連合VS民主党
ディベートは、大変白熱し将来が楽しみになりました。
ディベート能力は今後の日本人にとって、
大変重要な力だと思います。
今後とも伸ばしていただきたいものです。
この後、ファンデリにて懇親会でした。
皆さんには、本当に毎回エネルギーを頂きました。
感謝しています。
第3期生の皆さん、1年間、大変お疲れ様でした。

プレミアムスタイル登録者情報

4月20日
内定が続々と出ていますね。
 HIS、アクセンチュア、キリンビール、近鉄エクスプレス、サイバーエージェン
ト、サッポロビール、島津製作所、シャープ、住友生命、ソフトバンク、損保ジャパ
ン、第一生命、大正製薬、大東建託、大和証券、武田薬品工業、タマノイ酢、千葉銀
行、東急不動産、日本興亜損保、日本政策金融公庫、日本生命、日本郵政、野村證
券、ハウス食品、長谷工コーポレーション、パナソニック、ファイザー、富士火災海
上保険、富士通、星野リゾート、毎日コミュニケーションズ、マクドナルド、丸紅、
みずほフィナンシャルグループ、みずほ証券、三井化学、三井住友銀行、三井ホー
ム、三菱UFJ証券、ヤフー、楽天、リコー販売、リコーロジスティクス、りそな銀
行、レイス、TAC、オープンハウス、サイバード、大和ライフネクスト、千葉興業
銀行、東栄住宅、東急コミュニティー、トーメンエレクトロニクス、ナビタイム、野
村不動産アーバンネット、日立情報システムズ、日立電子サービス、マイクロアド、
三井不動産住宅リース、三菱ビルテクノサービス、早稲田アカデミー
他多数
日本には約250万社の会社があります。
大手は人気が高いようですが、小さくても魅力いっぱいの会社も
たくさんあるようです。
まだ、内定の出ていない学生の皆さん、これからです!!!
詳しくは
プレミアムスタイル まで。

靖国神社 遊就館

4月18日
週に1~2回靖国神社に参拝しています。
参拝する度に、身が引き締まります。
日本の為に戦ってくれた事に、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
今日は、キャリアコンサルティングの社員2人を連れて、
遊就館で海軍カレーを頂きました。
室舘勲のブログ
明治時代のなつかしいレセピーだが、
『思ったより結構いけます!!』
とぺろりと食べておりました。
遊就館の書籍販売コーナーには、
念願のしがくセミナーDVD
http://www.c-consul.co.jp/dvdbook/index.htm
『世界の先頭を走る「最古の国」日本』高森明勅
『日本は世界で最大最古の君主国』高森明勅
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の二本が遊就館にて、販売されることになりました!!
田母神先生の隣に並んでおり、感無量でした。

会社説明会

4月11日
今回も400名以上の方にお越し頂きました。
人間力養成コースの卒業式は15名で、皆さん凜としていて
後輩メンバーさんも、感心だったようです。
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最後は、私の講演。
本日も多くの方に著書をご購入頂きました。
大変感謝しております。
有難うございました!!
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『感想文の抜粋』
今まで日本の為に何かしなくてはという気持ちは、持っていませんでした。
それは、毎日の悪いニュース、政治家のお金の問題、虐待の話など、
明るいニュースの少ない日本に感謝の気持ちを持てずにいたからです。
しかし、BESTでのお話の中には、日本の良いところをたくさん聞きました。
武士道ってかっこいいな、皇室とは何か、歴史の話など。
自分の中では、日本は『尊敬出来るかっこいい日本』となっています。
そして、日本の為に何か貢献出来る人間になりたいです。
(看護師 24歳 女性)
参加させていただき、有難うございました。
室舘代表にサインをもらうのに壇上に上がっただけで足がガクガク震えてしまい、
うまく話せなかったのに、人間力の修了生の方々はとても堂々と、自分に誇りと
自信を持っていて、すごく輝いて見えました。
私は、仕事でセラピストをしていて、10人ほどの会議を時々しますが、緊張して
考えていったことも、うまく話せません。
正直いって、参加者は反応が薄いし、積極的な発言が無く、メモばかりとって目を見
てくれない。これではいけない。誰かが変われば皆が変わる。その誰かを自分がやる
んだと思ってやりました。結果、ミーティングがだんだん内容の濃いものになり、後
輩の意識も高まって来ました!
個人が強くなれという代表の言葉のように、一人一人が逞しく素敵であれば、
店もきっと素晴らしくなると信じています。
BESTで教わる、『与える、周りの為に動く』ギブの精神とのバランスを考えてが
んばります。
(セラピスト 25歳 女性)
本日は貴重なお話しを有難うございました。
『学生は学生らしく、分をわきまえて勉強しろ!』
自分に言われているようで、心に響きました。
今だけ、自分だけ、お金だけと言う自己中心的な生活を送っていました。
代表に言われる迄、これが当たり前の学生生活で、むしろ遊びから得られるものが
多いと考えていました。もちろん遊びから得られたものは無いです。
4年間授業料を払ってもらっている両親の事を考えますと、胸が痛いです。
私は、3年間、単位を取って勉強したと満足していた自己満足野郎です。
気持ちあらため、残り一年多くを学び、私たちが駄目にして来た日本を、
若者の力で取り戻し、世界に誇る日本を再構築したいです。
(大学生 21歳 男性)
多くの感想を有難うございました。

ベトナムレポート

メンバーの方から下記のメールをいただきました。
転載の許可をいただきましたので、長文ですが興味のある方はご覧下さい。
室舘代表
実は、先日にベトナムへ行ってまいりました。
代表もスタディーツアーに行かれており、実際にどんな国かと楽しみに行ってまいりましたが、
現地で見聞きしたことで、代表やメンバーさんに是非ご共有できればというお話がございましたので、メールを送らせていただきました。
何か少しでも、メンバーさんや代表のご参考になるお話があれば幸いでございます。
また、長文となってしまい恐縮でございますが、よろしくお願い申し上げます。
【ベトナム訪問を通して感じたこと】
1. ベトナムの歴史教育の基本的な考え方に、とても感銘をうけました
・ベトナムの歴史教育の基本方針は、
「子供たちに歴史はきちんと教えるが、戦争は過去のこと。敵対した国とも過去のことは水に流して、友好関係を結ぼうと教えている」
とのことです。
実際に、ホーチミンでは土曜日には歴史教育の一環でベトナム戦争関連施設を小中学生が訪問して勉強していましたし、よく実施されているとのことです。
一方で、ベトナム戦争時の敵国であったアメリカ人の訪問も多く、ベトナム戦争博物館でもアメリカ人らしき観光客が多くいました。
また、町の中でも白人観光客に対して、ぶっきら棒に扱うようなところも全くありませんでした。
(ベトナム人には、親米のひとも多いそうです)
⇒同じ社会主義国でも、中国とはまったく異なる教育方針であることにまず驚きました。
⇒また、ベトナム戦争含め、つい最近まで(1989年)戦争をしていた国が、戦争経験を変に引きずることなく前を向いて発展しようとしている姿に、
 日本が、他国からいちゃもんをつけられて、右往左往している姿と比べて、学ぶべきことが多いと思います。
⇒国が発展するために、過去どういうことがあって今のベトナムがあるのか、はきちんと教えるが、
将来を考えたときに、これから発展するベトナムにとって、過去にとらわれることが必ずしもいいことではないと、
本当によく考えて、教育をしているのだと感じました。
2. ODAや技術支援はこれからの日本が世界に貢献できる分野であり、今後の日本にとって間違いなく重要な外交手段にもなる
Oホーチミンでの大河にかかっている橋や、ハノイの空港から市内への道路など、日本からのODAによって整備されたインフラが、いろんなところに存在し、
間違いなくベトナムの発展に日本が貢献できている、ということを実感しました。
Oそして、現地の方が、「あの橋は日本のおかげで作ることができたんだよ」と嬉しそうに話して下さることが何よりうれしかったです。
(単に日本人相手だったからそういう会話になっただけかもしれませんが)
※ただし、日本の建設会社が手掛けていた橋が建設中に崩れて死人が出るという事故もあったようです。
Oこれから開発が進む国では、間違いなく日本の技術が必要とされますし、金銭的支援と技術的支援は、間違いなく日本ができる重要な外交手段になりますし、
今後世界の中で力を持ってくる国々への支援は非常に重要になると感じました。
(特に日本は地震大国という背景もあって、生活インフラを作る技術(建築、電気・ガス・水道、鉄道など)は非常に魅力的な輸出品などだと感じました)
3. 一番強力な外交は日本や日本人のファンになってもらうこと
Oひとつ目に、その国を訪問する日本人が、礼儀正しく、現地の人から見て、付き合っていきたいと思っていただけるようなお客であること
O二つ目に、親日国家からもっと留学生を呼ぶことも今後より重要になってくる
2日本で学びながら日本のファンになってもらう
 (実際にアメリカのMBAなどは、大学を人脈の中心として卒業生同士の結びつきも強いそうです。)
・特に政治家や国策企業のトップになるようなエリート層に親日でいてもらうことは、長い目で見て日本と良好な関係維持に非常に有用だと思いました。
4. 日本人はもっと勉強して、もっと世界で戦えるようにならないと、すぐに抜かれてしまう。
Oベトナムの国全体の平均年齢は26歳で、日本の43歳と比較すると圧倒的に若い、そんなエネルギーの有り余っているひとが国の中心
2勉強もよくし、エリート層でなくても英語が話せるようなレベル
O加えて、みんな商売上手、多少断られたぐらいではへこまない。
 -観光客相手以外のお店でも、みんな商売上手でがめついぐらいでした。
O加えて、アンケートでは98%のひとが「ベトナムの将来は今よりよくなる」と答えている
 -日本の若者に対して、同様のアンケートをした際には、「日本の未来が明るくなる」と答えた人は9.1%のみ、逆に「暗くなる」と答えたのは43%(マクロミル調査)
 -日本と比べても、98%ものひとが国の将来に希望を持っていれば当然結果も違ってくると感じました。
【今後私自身がやっていきたいこと】
・諸外国を回って、日本や日本人がどう見られているのか、日本が今後どういう役割を世界の中で担っていけばいいのか、現地の方の話を聞きながら考えたい
 -東南アジア:シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピンなど
 -欧州:ドイツ、フランスなど⇒先進国からみて日本はどう見られているのか?
・将来的には、①日本の技術力を育てる事業と、②日本の技術を海外に輸出していく事業、をやっていきたい
 -①技術を育てるためのお金を集めて、提供していくような金融機関的な事業
 -②相手国の状況ごとに必要な技術や育て方を考えて、提案していくような事業
【最後に】
ベトナムの話からは離れてしまいますが、私自身が「本当にこうありたい、日本をこういう国にしていきたい」と強く感じた演説があります。
麻生前首相の総理大臣就任所信表明演説の冒頭部分です。
http://www.kantei.go.jp/jp/asospeech/2008/09/29housin.html
—以下転載-----
日本は、強くあらねばなりません。強い日本とは、難局に臨んで動じず、むしろこれを好機として、一層の飛躍を成し遂げる国であります。
日本は、明るくなければなりません。幕末、わが国を訪れた外国人という外国人が、驚嘆とともに書きつけた記録の数々を通じて、わたしども日本人とは、決して豊かでないにもかかわらず、実によく笑い、微笑む国民だったことを知っています。この性質は、今に脈々受け継がれているはずであります。蘇らせなくてはなりません。
(中略)
わたしは、悲観しません。
わたしは、日本と日本人の底力に、一点の疑問も抱いたことがありません。時代は、内外の政治と経済において、その変化に奔流の勢いを呈するがごとくであります。しかし、わたしは、変化を乗り切って大きく脱皮する日本人の力を、どこまでも信じて疑いません。
麻生太郎(平成20年9月29日「首相所信表明演説」より)
—以上—
特に、冒頭の「日本は強くあらねばなりません」、「日本は明るくなければなりません」というくだりには、ネット中継でこの演説を聞いたときにとても勇気をもらったことを覚えています。
もともと、歴史教育に疑問を持ち、実際に自分の目で確かめようと行動できるようになったのは、室舘塾1期生で学ばせていただいたことが大きなきっかけです。
そこから、安全保障や国護り、戦前の偉人について、矢野先生や酒井先生、高森先生にお教えいただいたり、ペマ先生の書籍を拝読したり、他国の方のお話を聞いたり、いろいろ学ぶ中で、
そもそも日本に誇りを持つということはどういうことなのかとても考えさせられました。
国に誇りを持つとは、今ネット上の一部でのいきすぎた愛国主義のような「日本が一番!ほかの国なんて大したことない!」なんていう自己中心的なものでは決してなく、
日本の、周りを手助けすることが自分の喜びになる国民性に誇りを持ち、誇りに背くことなく、日本や日本人が持てる強みを活かして、世界の平和に貢献していくことだと思います。
そのためにも、大きな話であれば、日本が世界にどう貢献できるのかを考え、もっと個人に落とせば、常々代表がおっしゃられている、「与えること」が本当に重要なのだと、ここ最近特に感じています。
そして、国レベルでは、日本が他国へ貢献していくことを通じて、「日本がいなければ困る」という状況になることが安全保障にもつながるのだと思います。
以上、長文となってしまい大変失礼いたしました。
また、今年も時間を見つけては、東南アジアやヨーロッパに出かけて現地の方のお話を聞いていきたいと思います。
(早速、今日本にいる台湾人の友人の誘いで、年末に台湾に行くこととなりました)
お読みくださり、ありがとうございました。

しがくセミナーの懇親会にて

小西先生のしがくセミナー後の懇親会には、
プロボクサーの嶋田雄大さん(第49代日本ライト級チャンピオン)と
格闘家で昨年の超人ハルクトーナメント王者のミノワマンさんがいらっしゃいました。
ミノワマンさんは身長171cmながらボブサップやチェホンマンなどの
巨人を倒すという強さの持ち主。
私の中ではヒーローであり、彼はアーティストであると思います。
拙著の『夢を見て 夢を叶えて 夢になる』を謹呈しました。
手にとっていただき「読みやすそう。参考にします」と言っていただきました。
ありがとうございました。
$室舘勲のブログ
写真左が嶋田さん、右がミノワマンさん