6月3日
『東日本大震災 自衛隊かく闘えり』
井上先生は3回目のしがくセミナー登場でした。
東日本大震災における、自衛隊の活躍をお話頂きました。
・缶飯を食べ続け、口内炎を作りながらの救済
・赤飯は普段は腹持ちもよく大人気だが、この状況下では誰一人食べなかった。
・簡易的な橋は、なんと人力で6時間で作れる。
各都道府県に数個配備すれば、被災に対するものすごい備えになる。
・自衛隊員では、2親等以内の身内を失った方が250名。親族を失った方が500名。その中でひたすら救済し続けた。
・米軍の貢献。普通治安が乱れる被災地に入る場合は、銃を持っていく。
今回は皆、丸腰だった。いかに日本が信頼されているか。
・自衛隊のやり方にほぼ従った。がれき撤去は、重機ではなく手作業。それは、思い出のものを籠に入れて保管するため。
・うみちゃんの手紙『じえいたいさんへ』(・・・・日本をたすけてください。・・・・・)
会場中が、すすり泣きだった。特に男性が感動して涙していた。
井上先生名言
・日本が戦争を放棄しても、戦争は日本を放棄してくれない。
・憲法守って、国を守れなかったらどうしようもない。
今回、自衛官の2名が聴講されていました。
被災地で、数ヶ月間たくさんの人を助けてくれました。
若者達も、直接感謝する機会が少ないだろうと思い、
会場の真ん中あたりに座っていた二人に立っていただき、
皆で
「ありがとうございました!」
と、お礼を言いました。
控え室で自衛官は、目頭を熱くし
「こんなに嬉しい事は無い、有り難うございます」
と感動されていました。
井上先生からも多くありましたが、自衛官に対しての待遇があまりにもひどすぎる。
政府は、命がけで働く自衛隊員の立場に立って、考えてほしいと思います。
今回も、熱い熱いしがくセミナーでした。