5月29日
千秋楽の第三部
一、梶原平三誉石切
二、京鹿子娘二人道成寺
綺麗になった歌舞伎座で、吉右衛門や玉三郎の名演技に感動しました。
三味線や鼓も大変素晴らしく、優雅な時間でした。
5月27日~30日
24名で志学奉仕団を結成し、ご奉仕に行って参りました。
皇居勤労奉仕とは朝8時から夕方4時までの4日連続のご奉仕。
奉仕活動は、落ち葉拾いや草刈りがメイン。
志学奉仕団は年に2回ご奉仕に行っておりますので
担当の方とも仲良くやっています。
最終日は、恒例の懇親会。
私にきっかけをくださった張本人である
高森先生にも参加していただきました。
皆の感想に高森先生も大変満足いただいたようでした。
参加者の感想の一部です。
(28歳女性)
この4日間で、多くの経験、初めての感覚というものを体験し、
天皇皇后両陛下の想いや心といった形には見えないもの、
言葉にするのには難しい感覚的なものを、
どう行動として、今後に形にしていくかが大事になってくると思いました。
過去、看護師として多くの生死に関わり、
自分自身、どこか生死に関して冷静に受け止めるクセのようなものがあったと感じます。
しかし、天皇皇后両陛下からご会釈賜り、客観的ではなく、日本人として、この世に生を受けた事を心から感動、感謝し、この、頂いた生を日本が良くなるために全うしたい、全うする事が必然と、頭ではなく心で思いました。
このような機会を頂き、本当にありがとうございました。
(25歳男性)
今回の勤労奉仕を通じて様々なものを感じております。
特に天皇陛下より御会釈を賜れたことは大きな切欠になります。
久し振りに涙を流したと思います。
また、これを切欠に普段の生活でも感情が出るようになったと思います。
過去、勤労奉仕に行かれた方々に感謝し、
今後も機会を頂ければ、積極的に参加したいと考えております。
6月2日
第31回 室舘塾ユース
本日は11名が新しく加わりました。
◆国歌について
君が代斉唱に続き、国歌について少し解説。
世界の国歌は、戦争で軍隊を鼓舞するような歌が多い。
君が代は、相手の長寿、子孫繁栄を願う。
日本の国歌ほど、平和を願う歌はない。
◆日本の領土、領海について
JCI(日本青年会議所)で、
日本の国境に線を引いて下さいと質問すると、
正解できたのは、たった2%だった。
日本の国土面積は世界で60位だが、
排他的経済水域を入れると世界6位の面積である。
小さな一つの島が周囲200海里において海底資源や漁場をもたらしている。
中国、ロシア、韓国が何故小さな島にこだわっているのか。
◆領土の侵略について
ドイツの法学者イェーリングは、
「隣国に1平方メートルの領土を奪われながら放置する国は、
やがて領土全てを失い、国家として存立することをやめてしまうだろう」
と言っている。
イギリスが大西洋の四国より小さいフォークランド諸島を
アルゼンチンに占拠された時、兵力2万人、航空母艦を含む艦艇100隻の
戦力を投下して自国の領土を取り戻しにいった。
◆外交に対して
笑顔や交渉で話が通じればよい。
会話が成り立たない国がある。
隣国の性格を知っておかないといけない。
自国領に対して、内容の濃い2時間になりました。
難しい話も多かったですが、まずは気になった部分、
興味を惹かれた部分から調べていくのが、
勉強が長続きし成長していくコツです。
皆様大変お疲れ様でした。
5月22日
サムライロックオーケストラ(SRO)を
協賛企業として、キャリアコンサルティングは応援しています。
昨年の新年会に来ていただき、
その後仲良くさせていただいております。
そして今回の新作、観にいきました。
今までで一番すごいです!
赤の民と黒の民との戦い。
ストーリー性があってわかりやすい。
パフォーマーのレベルも皆さんすごく高い。
世界チャンピオンや全日本チャンピオンがずらり。
鍛え抜かれた肉体と演技に、観客も帰りには
「すごかったね~!」「また観たい!!」と笑顔いっぱいであった。
皆さん、これは是非オススメです。機会があったらどうぞご覧ください!!
公式HP↓
http://samurai-rock-orchestra.com/
ショート動画↓
http://www.youtube.com/watch?v=cIUFk3mlj3g&feature=youtu.be
5月19日
毎年恒例のキャリアコンサルティング大説明会。
会場に集まったのは約700人。
新教育方式の『しがく式』が今回の柱でした。
・人間力養成修了者発表
・A講師認定式
・S講師認定式
・小さなヒーロー大賞(ドクター藤谷)
・しがく式ができるまで(室舘)
・大公開レッスン「しがく式について」(植木次長)
・黒帯認定式
・黒帯認定者によるパネルディスカッション
・全社員でのご挨拶
皆さんから
「しがく式の黒帯を取りたい」
という感想が上がってきました。
一番多かったのは、
藤谷さんの話に本当に感動したという感想です。
北里柴三郎の培養法とは異なる方法で、微生物の分離培養を実現しました。
世界初の快挙です!
将来のノーベル賞候補ですね。
5月8日
私の遠州流茶道の先輩。
もちろん生徒誰一人名前を知らない無名の方。
私の先輩と言うことと、きもの塾の20名の女性が野倉さんの自宅で
お茶会をやったので何となく知っている程度。
きもので登場し、お能を披露する野倉さんに一同唖然とする。
話が始まると、一気に野倉ワールドへ!!
・10年間の修行生活の話。親方とお客さんの為にひたすら地道に頑張った。
・台湾東大生への資金援助の話は、多くの若者が感動。
・遠州流茶道は、お茶室を作ったから仕方なく始めた。
・お家元に対する想い。自分が支えていくんだという決意。お家元のやさしさ。
・蜂屋柿(千年の歴史、天皇陛下や戦国武将に献上された。)
平安時代から伝えられる干し柿の王様
・利休の話(あさがお、雪の話)
・杉の木とヒノキの違い
60人ほどの感想文を読んだが、一様に感動しており、
野倉さんのお人柄に皆さん惚れていた。
・きものがかっこいい。
・茶道に対して、見方が変わり、自分も始めてみたい
という方が結構いた。
野倉さんにご自宅に遊びに行きたい方も多くいました。
これをきっかけに、茶道やきものが広まれば幸いです。
5月5日
第100回目のしがくセミナーには、
3.11東日本大震災発生時の陸上自衛隊トップ
第32代陸上幕僚長・火箱芳文先生にご登壇頂きました。
若い頃のお話もたくさん聞かせていただきました。
そして3.11の話
即動必遂(そくどうひっすい)
これは大変な事態だ!
クビ覚悟で、初動命令!
(私は、火箱先生の初動命令がなければ、
何百、何千人の命を救えなかったと思う)
そして2万人の人命救助。
自衛隊員は 過活動状態だった。
9000ものご遺体を扱う。
隊員の心のケアも必要だった。
カウンセラーを現地に派遣
夜は車座になり、今日の出来事をそれぞれが話す。
「泣け!泣いていいんだぞ!」
原発対応の話、命掛けの隊員の話。
日米共同作戦は、
アメリカが勝手にやってきたという話があるが
きちんと日本側から指示をしている。
最後に
「37年間、無遅刻無欠勤でやってきた」
「たいした財産は残せなかったが、微力ながら国の為に役立ったのではないか」
森信三の言葉
・一灯照隅 万灯照国
・自分で体験したことしか、知恵にならない
◆後日談・・・
火箱先生に参加者の感想文を届けました。
火箱先生は、嬉しそうに一枚一枚見ておられました。
「若者の姿勢が本当に素晴らしい。良い教育をされていますね」
私にとって本当に有り難いお褒めの言葉をいただきました。
皆様のおかげで、しがくセミナーは100回まで開催できました。
5月4日
・日本は、米日安保条約(日米と言わないところがポイント)でいまだにアメリカの統治下である。
【宗教原理主義に対し、憲法とは?】
他宗派や違う思想の人間は殺さないといけないというヨーロッパ中心の歴史があった。
三十年戦争の和平条約「1648年 ウエストファリア条約」で近代欧州が確立
「異教徒を殺さなくていいのではないか?」(スウェーデン・クリスティナ女王)
→ 殺してはならないになる。
→ 一般の民にも「人権」が認められ始める。
ウエストファリア体制
①神聖ローマ帝国から領邦主権国家の独立
②主権国家の対等
③世俗権力と宗教権力の対等→優越
④無差別戦争観
心の中で何を思ってもいいけど、他人に迷惑かけるな
→迷惑をかけたら刑務所へ
憲法とは、そもそも王様をしばるためにできたもの。
現代の憲法は、政府が守るべきルールであり、
国民に対して言っている訳ではない。
5月2日
江ノ島では江島神社が大変有名だが、
児玉神社にも注目して欲しい。
勝運の神
御祭神 児玉源太郎命(こだまげんたろうのみこと)
次期首相と目されながら内務大臣の職を辞し、
自ら降格して大本営参謀次長となり、
開戦時は満州軍総参謀長として出陣。
日露戦争全体の戦略立案、海軍との調整、満州での戦闘指揮や戦費調達、
欧州におけるロシアへの革命工作、アメリカへの講和依頼と
あらゆる局面において活躍され、見事祖国防衛の主導的役割を果たされた。
特に難攻不落とされた旅順要塞を陥落させたのは、
児玉源太郎の直接の指揮により成功した作戦であり、
日本の勝利を決定的にした激戦の地として『203高地』は有名です。
私は、平成25年祝詞奏上講座代表として紹介され、
30人の仲間と一緒に玉串を奉納しました。
最後の山本白鳥宮司のお話は、
日本を護っていくというお気持ちが言霊となり、
体に電気が走ったという若者が多かったです。
5月12日
第37回 室舘塾
君が代斉唱、1分間自己紹介と続き、
2分間で憲法について意見を交わしていきました。
◆勉強について
勉強する事は素晴らしいことですが、
一から全てをやっていくと、時間がいくらあっても足りません。
専門家の先生方が周りにはいらっしゃる。
しかも、専門家の先生の中には、わかりやすく説明してくださる方もいるので、
短い時間で濃い内容を理解できる。
◆天が味方するのか、しないのか
社員の結婚式の会場はいわゆるガーデンチャペルの形式で、
晴天で、そよ風が吹き、新緑が綺麗な、とても素晴らしい結婚式でした。
いかに、この二人が日々素晴らしい生き方をしているのかがわかった。
たまたまではない。
◆中身がなければ
体裁を整える、技術(スキル)を向上する。
それだけでは、中身が無い空っぽのマニュアル人間になる。
自分の想い、日頃から何を考え、何をするために生きているのか。
そういった軸が大切。
◆本物ということ、目の前の一人を大切にするということ
しがく新聞のコラムを使って勉強をした。
塾生の、想いのある感想は流石だと感じます。
◆紹介を頂いた後
紹介を頂いてお会いする。上手くいくときと、そうでなかったりすることもある。
紹介して貰う時には一生懸命なのに、その後の音沙汰が無い。
意外とこれが当たり前になっていると感じます。
何か成功した際に、誰のお陰で出来たのかを忘れているのが世の中。
逆に、そういった事を忘れないから、縁が繋がっていくのだと思う。
内容の濃い塾でしたが、
しっかりと咀嚼して、自分のものにしていきましょう。
塾生の皆さん、大変お疲れ様でした!
これは、しがく新聞5月号のコラムです。
■リード
新製品、新しいサービス、そして自分自身。一生懸命売り込むことももちろん重要だが、本当によいもの、よい企業、よい人、いわゆる「本物」と出会うと、人は頼まれなくても誰かに話したくなる。人から人へと口コミで広まるのだ。小手先にとらわれず、本物を追求することが、上手くいくための秘訣ではないかと思う。今回は当社の事業を通じて本物と口コミの関係について話していきたい。
■本文
十周年を迎えるキャリアコンサルティング。私はスーパーの店員から若者向けの教育会社に転職して二十三年を数える。振り返れば目の前の若者に一生懸命教育することばかり考えてきた。若者の中にも人間力やリーダーシップを身につけたいという方はたくさんいる。しかし、お金を払ってまで学びたいという方は意外と少ないのが現実だ。会社設立当初は、ご友人を三名ご紹介いただいて、やっと一名に入会していただくくらいだった。入会後一年も経てば十人中九人が何かしらの理由で辞めていった。勉強とは続かないものだという割り切りもあった。ただ結局は教育に魅力がなかったのだ。
そこから地道な努力を続けてきた。多くの改善を繰り返し、その甲斐もあって、今では半数以上の方が入会一年を過ぎても学び続けてくれている。認定しているプロ講師の資格をとったメンバーさんは五十名を超えた。毎月のしがくセミナーでは四百名以上が集まる。お正月に開催している恒例の靖國神社参拝には六三〇名が参加した。
二〇〇六年一月に出会った人間学を学ぶ月刊誌『致知』が、自分の考えに大きな影響を与えた。致知をとおして、「本物の書物には、本物の読者が集まる」ということを知った。本物が本物を呼ぶのだ。ここで言う本物とは「偽者ではない」だけではなく「見かけだけのものではない」ということだ。致知と出会い、本物を意識するようになったことで予期しない幸運なことが巡ってくることになる。
就活中の学生にも、いままで培ってきた教育のノウハウをぶつけてみてはどうか。そういう想いで始めた学生への就活支援事業。有料のNEXUSで、ここ二年間で学んだ約千名の内、就職を希望し、内定が決まらなかったのはたったの一名だ。無料のプレミアムスタイルには、二五四八名の二〇一三卒生が登録した。内定率は九八・〇七パーセントを記録した。そのうちの七五・七四パーセントは口コミで集まってきた。無料だからというだけで、ここまで口コミで集まるとは考えてもいなかったが、プレミアムスタイルが役立ち、満足してくれた学生が、友人や後輩を紹介してくれるのだろう。大変ありがたいことだ。本物を追求し続けたからこそ口コミにより広まっていった。
それだけではなく、取引先の企業からも紹介をいただくようになった。「キャリアコンサルティングには良い学生さんがたくさんいる」ということで求人のある企業の経営者を紹介していただけるのだ。学生と企業の縁を大事にしてきたことへのご褒美をいただいているという感覚だ。目の前の若者に何が与えられるか。本物を目指し実力をつけ、情熱を維持し続けねばなるまい。
本物を追求することを掲げ、指導の仕方からカリキュラムの内容など、全てを見直し始め、徐々に改革を試みてきた。そして、さらなる進化を目指して、この七月から「しがく式」という教育プログラムを開始するに至った。ここに、若者に必要なリーダーシップの基礎教育を凝縮させた。この教育を軸に、本物を目指す精神で社員一同社業に邁進したい。