8月11日
東北新幹線「はやぶさ」の中に、
新幹線のファーストクラスといわれるグランクラスがあるのはご存知のことかと思う。
2年前の誕生日プレゼントで社員からグランクラスのチケットを貰っていたが
やっと予約が取れて使うことができました。
通常の車両は、1列に3人席と2人席の横5人掛けなのですが、
グランクラスは2人席と1人席で横3人、更に車両には6列しかなく、
1車両に18人しかいない!
本当に有り余るスペースとフカフカの革のシート。
ビール、ワイン、日本酒などお酒が飲み放題であり、
機内サービスとして和洋から選び、食事が振る舞われる。
グランクラス専属のパーサーも素晴らしい方々で、
何一つストレス無く対応してくれた。
私はビール2杯とワインのミニボトル(180ml)2本と食事を頂き、
もうごきげんだった。
そしてお酒を飲みながら八戸までの3時間の旅を、
岡田英弘著作集の「歴史とは何か」を
面白すぎて興奮しながら読み、至福の時間を過ごした。
岩手県を過ぎたあたりで、
せっかくだからどこまでシートが倒れるか試してみた。
足は伸ばせるし、体はベッドのように傾く。
心地いいなと思っていたら、熟睡してしまった。
誰かが私の腕を叩くので目が覚めた。パーサーだった。
「お客さま、八戸でお降りではないですか」と聞かれた。
どの席の客が、どの駅で降りるのか把握しているのは凄いと思った。
こんな優雅な時間を過ごさせて頂き、
社員の皆さんには心から感謝しています。