焼肉屋「スタミナ苑」

本日は足立区鹿浜橋にある焼肉屋、「スタミナ苑 」に行ってきました。

スタミナ苑2

丹野博士 から、「ぜひ行こう」と誘われておりましたが、スケジュールの都合でなかなか行くことが出来ず、ようやく実現しました。

このお店は芸能人だろうが政治家だろが、予約は一切とらないというこだわりのお店です。

いつも込んでいる為、少し早めに行こうということで、開店30分前に着きましたが、

すでに10名以上並んでいるから驚きです。

スタミナ苑

昔ながらのお店で、内装や食器類なども古風な雰囲気を演出します。
そしてお待ち兼ねのお肉は全て絶品です。

今まで食べたなかでも間違いなくトップクラスです。
しかもお値段もお手ごろですので、どんな人にもオススメです。

焼肉?

本物とは何かをまざまざと見せつけられました。
行列ができたり、雑誌などのランキングで毎回一位になる理由が良くわかります。

「本物」を追求している私達にとって、非常に勉強になるお店です。
今後の事業の参考にし、より良いサービスを提供いたします。

社長になりたい★こども塾 マイドリームカンパニー

8月3日

本日は、「社長になりたい★こども塾 マイドリームカンパニー」
の2日目が行われました。

小学生に社長体験をしてもらおうというセミナーです。
詳細はこちらをご覧ください。
http://www.kodomojuku.com/

さて、2日目の今日は、子供達が作ってきた
「ぼくがわたしが 食べ物やさんをつくるなら」という課題の発表です。

フジテレビの取材陣もカメラを向けていたのですが、子供達は堂々と発表していました。

大人では到底思いつかないような、面白いお店を考えてきている子供もいて、
正直学ぶことも多かったです。

さて、子供達の発表の後は、社長についてのレクチャーをいたしました。
私も今まで10年以上に渡り講演や研修のインストラクターを経験してきましたが、
小学生に対して行うのは初めての経験でした。

kodomojuku

最初は子供に合わせて、話をしていましたが、最後には、いつも社員に話しているような話に切り替えました。というのも、子どもたちの反応を見ても、伝えたいことはしっかりと話したほうが良いと思ったからです。
終わった後のアンケートでは、実は社長には対して興味が無かった子が、将来社長をやってみたいと答えていました。

結果として、この中から社長になる方が出たら大変うれしいです。

こども塾が将来を考えるきっかけや親子のコミュニケーションの場になったという言葉を頂き、慣れない仕事をやった疲れが一気に解消されました。

kodomojuku2

『THE WINDS OF GOD~KAMIKAZE~』の試写会

8月4日

本日は、NPO法人全世界空手道連盟「新極真会」 の緑健児代表のお誘いで
映画『THE WINDS OF GOD~KAMIKAZE~』の試写会に参加してきました。

座席から周りを見渡すと愛川欽也さんを始め多数の有名人が来ていました。

映画は、ニューヨークで育った若手コメディアン二人が、太平洋戦争末期の日本に
タイムスリップして日本人の特攻隊員となるというもの。
詳しくはこちら

http://www.ceres.dti.ne.jp/~elle-co/winds/movie/winds_m.html

THE WINDS OF GOD1  THE WINDS OF GOD2

★『THE WINDS OF GOD~KAMIKAZE~』公式ホームページより

監督・主演・脚本の今井雅之さんは十数年前から同タイトルの舞台公演を行っていて、ドラマ化を経て今回、遂に映画化となりました。

映画を見て、特攻隊をはじめ、戦争で戦った方々は、自分の両親や兄弟、家族、恋人を守るためだけに、戦ったんだなというのが痛烈に伝わってきました。

今、平和に生きていられるのも、そういう方々の犠牲があってのもの。

こうしたことを考えると、目頭が熱くなります。大変すばらしい作品で、感動いたしました。

また、今井雅之さんの舞台挨拶もすばらしいものでした。

そもそも、この『THE WINDS OF GOD』が出来たのは、
27歳の時になかなか俳優として主演ができない、今井雅之さんが、「自分で書いてしまおう」と思い、作ったのがきっかけでした。

今井雅之さんは100人以上もの元特攻隊員の人に会って話しを聞きました。
特攻隊はただのクレイジーだと思っていましたが、話を聞くと実は「家族や恋人を守るために死ぬ。ただ、それだけだった」ということがわかってきました。

しかし、特攻隊というと、スポンサーになる企業もなく、舞台をやるごとに、多方面からの横槍があり大変な日々を送られていました。

各方面からの「やめてくれ」の声に、2001年の沖縄講演を最後に、今井雅之さんも講演を止めることを決意しました。

最後の沖縄講演後、スタッフとの打ち上げが終わり、ふとテレビをつけると、
貿易センタービルへ2機の飛行機が突っ込む映像が目の前に飛び込んできました。2001年に起きた、あの9.11事件です。

このテロを「カミカゼアタック」などと報道しているメディアがあり、
「それは違う。特攻はテロではない」という思いが強まり、『THE WINDS OF GOD』の映画化を決意しました。

そもそも、良いか悪いかは別として、当時の特攻隊は、相手の軍艦に突っ込む戦法であって、国際法に違反しているわけではありません。

民間のビルに向かって突っ込んでいくテロリズムと、特攻隊が同様に扱われるのが大変悔しかったそうです。

「テロと特攻隊は全く別物なのだという証明がしたかった。もし、日本の特攻隊をテロというのなら、広島と長崎への原爆投下は一体なんなのか?と言ってやりたい」というのが今井雅之さんの言葉です。

今井さん挨拶

さて、映画を作ろうと決めたのはいいが、その時点での会社と個人の財産はたった2,000円しかありませんでした。

そこから想像を絶する苦労をして、資金繰りをし、スポンサーが集まってきて、そこから人が人を呼び、映画化できることとなりました。

映画化するに当たって、始めは脚本をハリウッドに持って行ったら、断られました。何でも、賞を受賞するような有名な監督に言わせると「アジア人が出ている映画など誰も見ない」そうです。また、字幕スーパーが好きなのは日本人だけで、字幕スーパーがある映画は映画とは言えないという考えもあるそうです。

そう言われると今井さんも意地になり、アジア人の出演者で全編英語で撮ろうと決めました。そのため、『THE WINDS OF GOD』は全て英語で演じられ、字幕スーパーが日本語です。

舞台挨拶を聞いて、鳥肌が立つ思いでした。

そして、なんと楽屋で、緑健児代表に今井雅之さんを紹介していただきました。

私達は年に一回、「感謝の心、若者に靖国を伝える会」で300人の若者で靖国神社へ行きます。その集合写真を今井雅之さんにプレゼントいたしました。共感していただき、大変喜んでいただきました。

ぜひ若い人にも見て欲しいということで、快く記念撮影もしてくれました。

今井雅之さん

8月下旬からシネ・リーブル池袋をはじめ、全国で公開が始まります。
詳しくは

http://www.ceres.dti.ne.jp/~elle-co/winds/movie/winds_m.html

ぜひ皆さん見にいきましょう。

緑健児代表、映画にお誘いいただき、今井雅之さんも紹介していただきまして、大変ありがとうございました。

『心の力』出版記念講演とちょこっとワールド~イタリア~

7月22日

本日は、致知出版社 主催の『心の力』出版記念講演&トークショーに参加してきました。

『心の力――人間という奇跡を生きる――』の出版を記念して、筑波大学名誉教授の村上和雄教授と
作家の玄侑宗久先生の講演でした。

村上教授は、落語家、桂文珍さんや吉本興業の協力の下に笑いの研究をなさっている方です。さすが「笑い」を研究しているだけに、淡々と続くお話はとにかく面白く、あっと言う間に時間が過ぎてしまいました。
とても説得力のあるお話で、毎回、講演などではノートをとっているのですが、いつも以上に多くメモをとってしまいました。

私も毎月講演をおこなっておりますが、言うだけなのは実に簡単です。
しかし、それを納得させるのは大変難しい。講演で「人間力」の重要性を若者に語っている私に、「人間力」が無いと説得力が生まれません。特に「人間力」は形の無いものですので普段の行動がものを言います。
村上教授の話に「笑い」がなければ説得力が生まれ無いのでしょうが、そこは、完敗でした。

「眠っている遺伝子のスイッチをONにする。」

このフレーズだけは忘れられないものになりました。
また、機会が会ったらぜひお話を聞いてみたい方の1人になりました。

一緒に連れて行った、スタッフも貴重な時間を空けさせ、連れてきた甲斐がある内容でした。仕事に活かして下さい。

さて、その日は夜から、第10回ちょこっとワールド~イタリア共和国 ~に参加してきました。

今回の講師は、在日イタリア人のカシーニさん。

とにかくテンションが高くて、面白い。
カシーニさんが参加者へ質問していきながらの講義でしたので、参加者も大変楽しめたのではないでしょうか。

ワールドイタリア

帰りの駐車場では、アテネ五輪、柔道100kg超級金メダリストの鈴木桂治 選手に偶然出会いました。
帽子にサングラス、タンクトップ姿で、新宿の街中で目立たないように変装されていたようですが、大きな体に、凄いオーラを身にまとっていましたので、すぐに鈴木選手と気付いてしまいました。金メダリストもさすがに変装は得意ではなかったようです。

「頑張ってください」と声を掛けると、嫌な顔一つせず、グローブのような手で握手して下さいました。
テレビで見るのと同じように、ユーモアあふれる雰囲気が直接伝わってきました。
今後もぜひ応援していきたいと思います。

与謝野金融担当大臣の講演

7月20日

皇居の隣のパレスホテルにて開催されている「永田町社稷会」に今月も参加させていただきました。

超党派の議員が集まる会では最大といわれる会であるため、本日も朝早くから大勢の方々が集まっておりました。

日本ロシア協会常任理事の丹野先生に毎回お誘い頂いているわけですが、このような素晴らしい経験は滅多にありませんので、大変感謝しております。丹野先生ありがとうございます。

今回の講師は金融担当大臣の与謝野馨先生でした。

与謝野先生は文部大臣、通商産業大臣を歴任されております。

内容に関しては、オフレコなので細かく書くことができませんが、
さすが「政策の職人」の呼ばれることもあり、大変勉強になりました。

講演後には、丹野先生と共に記念撮影もしていただきました。

最近は毎月のように国会議員の方をはじめ、以前では考えられないような方々と交流を持たせていただいております。なぜ、このように紹介して頂けるのかをふと考えて見ますと、やはり、新鮮味のない言葉ですがコツコツ努力をしてきたからだと思います。

この人の為に何かやってあげたいと思った時に、すぐに、アクションを起こすことが第一歩でしょう。何度もそんなことをしていると、誰かが何倍にもして返してくれます。お天道様が見ていると子どもの頃に言われたことを思い出します。

人よりちょっとでも大きなことをしたいと考えている方は、最初は損してもいいという開き直りの発想で行動してください。見てくれている人は意外と多いですよ。

与謝野大臣

大田記念浮世絵美術館にて

7月8日

本日は原宿にある大田記念浮世絵美術館 に行ってきました。

その日は榎本紀子氏による、「五十三次の受容と展開」と題した
浮世絵の世界では有名な歌川広重の東海道五十三次に関するセミナーが開催されていました。

大田美術館

東海道五十三次と言えば、言わずもがな歌川広重が有名ですが、
他にもかなりの数の作品が現存しているそうです。

他の作品と比べながら、説明されており、日本の伝統文化としての浮世絵について
改めて勉強になりました。

なるほどと感心していると、ある男性が「掛川、沼津の部分におかしいところがある。当時の地図を見比べてもこのような見え方はおかしい。広重は実際に旅行したわけではなく、自分の目で見ていないのではないか。」という広重の絵に対しての批判の質問をいたしました。

このようなセミナーでなぜか勝ち誇ったかのように次々と言葉を投げかけるその人の話を聞きながら、「なぜいい空気を壊すのだろう?」と不思議に思いました。
実際、その話の最中に7~8人は部屋を出てしまいました。

しかし、その後すぐ「広重は鳥の目線で見た風景を描くという技法を使ったことで世界的に有名です。見たものをそのまま描くことが正しいと信じていたゴッホ、ルノアール、モネ、ゴーギャンなどのいわゆる『印象派』の芸術家へ衝撃を与えたのです。絵を見る人に何を与え、感動を与えるかが芸術家としての真価ではないでしょうか」というコメントを述べた方がいらっしゃいました。

その言葉にうなづいている人が多く、私も正にその通りだと感じました。

いかに良いものでも否定的に見てしまったら何も得ることができません。
これはどんな世界でも言えますが、ダメ出ししようと思えば何でも言えてしまいます。

歳をとればとるほどその才能は磨かれてしまいますので、否定的な意見ばかりが頭を過ぎっているときは自分を戒めましょう。

特に芸術の世界ではその感覚が顕著であると感じました。

世界に衝撃を与えた浮世絵という日本文化。以前のブログで、ゴッホと浮世絵の関係を書きましたが、事実というのはどんな理論にも勝るものだと思います。今後も日本文化の復興に真剣に取り組みます。

志友の会

7月5日

本日は以前からすごく楽しみにしていた、致知出版社主催の「志友の会」という年に1度しか開催されない貴重な会に招待していただきました。会場のホテルニューオータニには全国の致知ファンの経営者が80名ほどいらっしゃっておりました。

始めに、『致知』に「歴史の教訓」を連載していらっしゃる渡部昇一先生の講演がございました。テーマは「修養」でした。

渡部昇一先生のお話で印象に残ったのは、自分を高めるという話です。

その中では、江戸時代に諸外国から様々な宗教が入ってきましたが、幕府が一つにまとめて布教することはなく、「自分自身を高める為に用いるのは、宗教でも何でも良い。とにかく心を磨くことが大切である。」という心の学問「心学」の話をして頂きました。心学については、講談社を創った野間清治さんが雑誌「KING」にてわかり易くまとめたそうです。

「心学」の精神が残っている雑誌が『致知』であると力強くおっしゃている姿を目の前で見て、この雑誌に感動したのは間違いではないと確信しました。

その後は、致知出版社代表取締役の藤尾社長のお話です。1対1でお話をさせて頂いたことはございましたが、講演を聴いたのは初めてでしたが、全てが全て、感動する話で、致知出版社を創ってきた過去と、創っていく未来の情熱をとても感じました。

「人間はいい言葉に触れることが大事」という話がシンプルで心に響きました。確かに、魂の籠もった素晴らしい言葉に心が震えた経験は何度もあります。その度に、モチベーションを上げてもらっていました。

そう考えると、「一つのことを続けていくと、不思議なことが起こる。」という藤尾社長の言葉は、今の自分にとってとても「いい言葉」になります。私も藤尾社長を見習い、「不思議なこと」を経験できるよう、自らの信念を貫き通そうと思います。

人間学の重要性を含め、20代に人間教育をしている私としては、教えられることが数多くあり、あっという間の60分でした。

懇親会では、招かれた80名の中から、僭越ながらスピーチする場を設けていただきました。選ばれたのは私を含め3人だけで、新参者の私は最初に呼ばれると思って用意をしておりましたが、なんとトリを任されてしまいました。

志友の会

普段からスタッフや、ベストの会員の皆様にお話ししている話を
10分くらいに短縮させて熱く語りました。

一般的にはパワーがありすぎるくらいの話でしたが、さすが全国から集まった、致知を読んでいる社長の方々です。

スピーチの後に、名刺交換の列が出来た時には、会のレベルの高さを感じ、こうしたチャンスを与えていただいた藤尾社長を始め、社員の皆さんに本当に感謝いたしました。

2010年には、私達の影響で1万人の若者に、『致知』を広めたいと思います。

カンパニータンクの取材

6月30日

本日は、13時から取材対応です。

カンパニータンク の瀬尾社長(記者)とインタビュアーとして女優の小柳ルミ子さんがベストにいらっしゃいました。

インタビュー自体は、40分くらいでした。
様々質問に答えましたが、聞き方が上手かったせいか、気付くと生い立ちから現在に至るまでの私の想いを熱く語っていました。

詳しくは、カンパニータンク11月号に掲載されるとのことですので、もうしばらくお待ちください。

私もたくさんの芸能人の方とお会いしてきましたが、今回のインタビュアーであります小柳ルミ子さんは、芸能人特有のオーラを激しく感じさせていただきました。

取材の記念撮影は当社のスタッフも多数写っておりますので、こちらも楽しみにお待ちください。

最近の話題では、プライベートについて取り上げられることが多い小柳さんですが、
若くは1970年代前半を代表する歌手で、デビュー曲の「わたしの城下町」は、
年間売り上げ一位になり、レコード大賞最優秀新人賞も受賞しました。

その年から紅白歌合戦18年連続出場し、「瀬戸の花嫁」、「今さらジロー」など多くのヒット曲を残されました。私も実家のテレビでよく観ていたものです。

インタビューでも、私に熱く語っていただきました。
「人生は壁の連続です。多分30歳の時に壁があったと思います。40歳、50歳でまた壁が来ます。それに負けずにがんばってください。社長さんならできると思います。」

というお言葉をいただき、今後の仕事、人生に対する勇気が沸いてきました。

瀬尾社長も素晴らしい方でした。若さとパワーで多くの企業にぶつかってきた姿が思い浮かびます。

カンパニータンクもこれから更に期待できる雑誌です。
私達もできる範囲で、今後応援していきたいと思います。

カンパニータンク

http://www.companytank.jp/index.html

ゴッホの愛した歌川派(浮世絵)美術館

6月27日

本日は、知り合いが運営しています長野県大町市にある
『ゴッホの愛した歌川派(浮世絵)美術館』
へ行ってきました。

今回のメンバーは日本ロシア協会 常任理事の丹野博士NPO法人アジアヒューマンサポート の平井代表の3名です。

高速で3時間ほどかかるので、途中、休憩のため軽井沢に立ち寄りました。
水が綺麗な地方の蕎麦はとても美味しく、「さすが、軽井沢」と唸ってしまいました。

土屋写真館にも立ち寄りましたが、この写真館には皇太子ご夫妻の写真や、明治・大正時代の写真が数多く展示されており、見ていると何か懐かしいような気持ちになりました。短い時間の体験でしたが有意義な時間を使うことができました。

?

また途中、別荘が並んでいる林道を抜けていくと、うっそうと生い茂る木々や、透き通った川の水に、都会の喧騒を離れ、久々に清々しい気分になりました。子供の頃を過ごした実家では、軽井沢のように木々も生い茂り、空気もおいしく、水は飲めるぐらい綺麗でした。やはりこのような土地に降り立つとその頃のことを思い出します。

水

さて、その後に『ゴッホの愛した歌川派(浮世絵)美術館』に辿りつきました。
その日は実は閉館日だったのですが、無理を言って開けていただきました。
ご迷惑おかけしました。

ゴッホが浮世絵を愛したと言っても、ピンとこない方がほとんどだと思いますが、
当時の浮世絵の技術は世界的に見ても大変先進的で、その繊細さに魅了されたゴッホは浮世絵を400枚ほど持っていたのです。浮世絵がヨーロッパの近代美術に大きく影響を与えたことは、しがくセミナー でも丹野博士からお話があった通りです。

(7月のブログに書きますが、渡部昇一先生の講演でも浮世絵が与えた影響のお話が出てきました。)

展示品の中には、五井野正博士(丹野博士の師匠)が解明した、ゴッホの日本文字もあり、改めて浮世絵が印象派の画家達へ影響を与えたことが良くわかります。
この夏で閉館してしまうには大変惜しいものです。

日本が世界に誇る芸術の一つとして、浮世絵を始め、私もこうした日本の伝統文化を広げていきたいと思います。

美術館

慰霊の日

6月23日

ブログをご覧の皆様、6月23日は何の日かご存知でしょうか?

この日は、先の大戦で沖縄戦が終戦した日ということで、沖縄県が定めた「慰霊の日」になっております。
沖縄戦では、日米双方で、住民を含む約二十万人以上の人たちが戦没しました。
それを思うだけで大変悲しい日であり、またそうした方々へ感謝しなくてはいけない日でもあります。

戦争は二度と行ってはいけないという事を前提に今回のブログは読んで下さい。

私も、よく講演会の場でお話いたしますが、戦争で戦ったのは祖父・祖母の時代ですが、当時の年齢は、今の私達と同じかそれよりも若い年齢です。

沖縄では、「ひめゆりの塔」でも有名な、ひめゆり学徒隊は13~19歳で構成されていました。しかし、戦争で約200名亡くなっています。

そうした方々に対して何かできないかと前々から考えてはいましたが、
本日は株式会社矢野経済研究所、特別顧問の矢野弾先生のご好意で『殉国沖縄学徒顕彰会』の参拝に、部長の山部と室長の綿引と一緒に靖国神社へ行って参りました。

「慰霊の日」に英霊に対して、沖縄第一中学校の校歌の斉唱が行われ、
ました。本殿から庭を眺めながら校歌を聴いていると、当時のイメージが
サッと頭の中を駆け巡りました。戦没者やご遺族のことを考えると目頭を押さえるのが大変でした。

当日は曇っていましたが、
本殿は、ここ数年であれだけ心地良い空間があったかと思うほどに
涼しく、少し日がさして、丁度良いそよ風が吹いていました。

本殿

先人の方々の犠牲無くして今の我々、日本はありません。
こうしたことを忘れてはいけない日であると思います。

丁度、沖縄に旅行に行っているスタッフがいましたが
現地でもやはり慰霊祭は行っていたそうです。

このような機会を与えてくださった
矢野先生ありがとうございました。

第9回ちょこっとワールド~アイスランド共和国~

6月20日

本日は「第9回ちょこっとワールド 」が行われました。

今回は今までと違い、初めて大使館公邸で開催することができました。
これもひとえにアイスランド航空 の日本総支配人、坂田様 のおかげです。
坂田様本当にありがとうございました。

さて、今回の講師は東京東洋大学の留学生のベルグソンさん。
アイスランドのフォマールな衣装を着て講義を行って頂きました。

ベルグソン講師

私自身、アイスランドには一度行っていますが、当時の思い出に
浸りながら話を聞いていました。アイスランドの凄いところは
数えればたくさんありますが、一番はやっぱり「自然」です。

暖流の影響で平均気温も北海道より高く、地熱による温泉が豊富で
過ごしやすい気候です。
温泉に入りながらオーロラを見ることもできるそうで、これは私もまだ
経験しておりませんので、次回の旅行では実現したいと考えております。

講義風景

また、自然エネルギーを多く利用しているエコ国家でもあります。
2030年までに化石燃料を一切使用しない国造りを目指しているというから驚きです。

今年、日本とアイスランドは外交関係設立50周年記念 の年にあたります。

そこで、アイスランド航空は9月6日のフライトを記念直行便とし、
いくつかの使節団でアイスランドへ向かうというプランを立てています。

そして、「アイスランドをぜひ若者に知ってもらいたい」という坂田氏の熱いエールを受け、今回ベストからも、スタッフ7名を行かせることが決定しております。
せっかくなので、30名ほどで行ければと思っております。

若者向けということで、ここで公表できないほど一般の価格より安く行くことができます。一緒に行ってみたい人はぜひご連絡ください。

また、NGO東京アイスランド文化協会(申請準備中)設立記念として、日本から若者が読んでいる本を贈呈するという企画もございます。アイスランドの前大統領で世界最初の婦人大統領だったヴィグディス フィンボガドティル閣下が主宰される研究所で日本語の蔵書が増えれば大変価値のあることだと思います。

皆さんも、中古でも構いませんので、ぜひ本の寄付をお願いいたします。

アイスランド

永田社稷会にて

6月15日

今日は朝8時から、皇居の隣のパレスホテルにて開催されている「永田町社稷会」に参加しました。

今日もたくさんの政治家や議員秘書が大勢集まっており、自分にはもったいない朝食会です。

今回は弊社スタッフの細谷と高橋も一緒に連れていきました。
こうした会はさすがに場慣れしていないせいか、とても緊張した面持ちでした。

そして、なんとお招きいただいた丹野博士 の好意で、2人は最前列に座ることとなりました。
丹野博士 ありがとうございます。

今日の講師は、額賀防衛庁長官でした。その為か、かなりの人数が出席していました。

基本的に内容はオフレコのため、前回同様、詳しくは書けませんが、
沖縄基地問題の話しがメインでした。

個人的には横田基地、厚木基地の問題も気になってはいましたが、
そちらの話は残念ながら今回はありませんでした。

また、額賀防衛庁長官 の話もさることながら、沖縄の下地幹郎 議員も

大変良いお話を下さいました。

よく、「米軍の基地があるおかげで、沖縄の経済は成り立っている」と言われていますが、
下地議員によると、そんなことはなく、米軍が出て行っても十分やっていけるというのを数字をだして、強気に語っていらっしゃいました。

また、下地議員は、沖縄県からの選出議員でありながら、
「国は沖縄に気を使い過ぎている。出来ないものは出来ないと言うべきだ!」
というお話しが大変参考になりました。

弊社のスタッフをはじめ、若者にこうした場をどんどん経験させていきたいと思っています。

私自身も始めは右も左も分からない世界でしたが、「慣れたほうが良い」というアドバイスを頂いたので素直に実践してみると、この経験が人脈作りのポイントになると考えさせられました。

やはり、他人の話に耳を傾けて実践することは机上論では図れない経験になると思いました。

致知出版社へ

6月9日

今日は致知出版社の藤尾社長から、一緒に食事をしながら話をしようとの誘いがあり、青山にある致知出版社の本社へ行って参りまし た。

致知出版社は、
?五木 寛之, 稲盛 和夫 何のために生きるのか
?中条 高徳, 渡部 昇一 子々孫々に語りつぎたい日本の歴史

をはじめ、人間学に力を入れた本を出版されています。

特に月刊誌『致知』は人の生き方を探求する人間学の雑誌ということで、読者までもが誇りを持っている雑誌です。以前、中條先生聞いたのですが、他の雑誌を読んでいる人は「○○を読んでいます。」と言っては来ないが、致知だけは「致知を読んでいます。」と勢い良く言ってくるそうです。私も恥ずかしながら、以前中條先生の前で言ってしまいました。

致知

また、当社のスタッフは毎朝10分間、「致知タイム」という『致知』を読むための時間をつくり、全員で静かに読んでいます 。10分という短い時間ですが一つ、二つ発見することがあるのでとても不思議です。

私も以前から『致知』を出版されている藤尾社長とはゆっくり話しをしたいと思っていましたので、本社の前に15分前に着いてしまい、雨宿りをしながら緊張して待っていました。こういうときの15分は長いものだとつくづく感じました。

時間を見計らって致知出版社に入ると、想像以上にすばらしい丁寧なスタッフの皆様の挨拶。さすが『致知』を出版している会社だと感服いたしました。

藤尾社長と柳澤常務取締役と、食事をしながらお話しをさせて頂きましたが、
色々と質問して頂き、大半は私が藤尾社長と柳澤常務取締役に答えながら話す形となりました。

藤尾社長は『致知』のすごさを物語るエピソードとして、
『致知』の7月号にも掲載されている高校生の話をしていました。

この高校生は、奈良の高校を卒業し、今年から京都大学に進学したのですが、入学前の休みを利用して、致知出版社を訪ねてきたというもの。初めての上京にもかかわらず、お台場やディズニーランドなどの観光地スポットには目もくれず、一路、致知出版社にやってきたとのこと。

”いまどき”の風潮に少しも染まらないその少年に、藤尾社長も「大変励みになった」とうれしそうに話ていました。ベストに来ている若者の中にもたくさんの読者がいますが、もっともっと若者が人間学を学び、志を高めてもらいたいと思いました。

柳澤常務はベストの事業一つ一つに興味を持っていただき、色々聞いてくださいました。事業の一つであるコミュニケーションマジックにも興味を持たれ、せっかくだからということで、僭越ながらマジックを披露させて頂きました。まさか、藤尾社長からマジックをお願いされるとは思っていなかったので、少々焦ってしまいました。どんなときでもすぐにマジックができるように心の準備をしておくことが大切だと改めて感じました。

2時間ほどお時間を割いていただいたお陰で、ベストの活動をよく理解して下さいました。今後、様々な会合に誘っていただけるというお話も頂き、とても感激いたしました。

帰り際、3階から、2階、そして1階と降りていく時に、それぞれの部署の方、皆立ち上がって挨拶してくれました。うちのスタッフにも日頃から挨拶が大事だとは教えていますが、致知出版社のスタッフの方々の挨拶と比べると正直言って負けを認めざる得ませんでした。

元気なのはもちろん当り前で、それは当社のスタッフでもできていますが、笑顔や心の込め方は大きく違っていました。私達は、挨拶の時に元気の良さばかりに気をとられていた気がします。

ただ、やはり心が大事で、心の底から「ようこそいらっしゃいました」「お越しいただきありがとうございます」
と言えるかどうかだと思います。これを読んでいるスタッフのみんなも致知出版社のスタッフの挨拶を目標にがんばりましょう。

やはり良い本は、良い人がいないとできない。すばらしい社長、役員、スタッフがいらっしゃってこそ、あの『致知』というすばらしい雑誌があるのだと、本社に行って実感しました。

今後も、致知の教訓を活かしてより質の高いサービスを提供していきます。

「沖縄ファンクラブ」10周年パーティー

5月14日 

本日は「沖縄ファンクラブ 」の10周年パーティーに参加してきました。

会場は霞ヶ関ビル33階の「東海大学交友会館 」当社の倉田部長が以前務めていた場所です。

今回のパーティーには矢野先生が「沖縄ファンクラブ」の副会長なので、ご招待いただきました。

ベストからの参加はメンバーさんも含め総勢11名。 メインは矢野先生に講師をお願いしている「未来塾」のメンバーさん。後は、噂を聞きつけた島が大好きなメンバーさんと沖縄出身のメンバーさんでした。

立食パーティーで、沖縄料理、沖縄音楽を楽しませていただきました。

「沖縄ファンクラブ」の会長は植木光教会長です。

植木会長は海洋博を主催した方で、国連機関沖縄誘致推進センター でもお世話になっております。

会の途中で、参加している11名を連れて行ってご挨拶をさせていただきましたが、若者ももちろん喜んだのですが、会長ももっと喜んで下さいました。

また、抽選会でも矢野先生の挨拶でも当社から参加した若者は注目を浴び、諸先輩方は今後の若者に期待しているという想いが伝わってきました。

宮良多鶴子 さんが沖縄民謡歌ったり、カチャーシーを踊ったり、と大盛り上がり。会場にいる100名前後、みんな歌って踊っていました。

青森県出身としては、どこかのタイミングで「青森ファンクラブ」を作ってみたいと思わずにはいられない内容でした。 矢野先生をはじめ、皆様ありがとうございました。

二水会

5月10日

毎月第2水曜日の18時からは「二水会」の日です。

「二水会」は矢野先生 を中心とした経営者が集まる勉強会です。
毎回、7,8名という少人数制ですので密の濃い勉強ができます。
気付くと私も4年間ずっと、学んでいました。

毎月4年間ありがとうございます。

内容は輪読会です。

◆武士道(新渡戸稲造)
◆代表的日本人(内村鑑三)
◆東洋の理想(岡倉天心)

「武士道」「代表的日本人」など武士から学ぶ日本人としての気概を矢野先生の言葉を加えて
教わることは衝撃的でした。最近の政治、経済の動向、考え方などを輪読会を通じて学べました。
「東洋の理想」は、武士道とはまた違う切り口で日本を語っています。

この内容を理解し、新たに書き上げるのは、かなり内容が濃いので、かなり頭がいい人で
なければ書けないと感じて学んでいます。

二水会の中でも様々なコメントが飛び交います。

「今は世の中アジアについての話が多くなっている。」

という話では仕事柄海外とのやり取りが多い人には特に感じるそうです。
「アジアは一つ」という岡倉天心の言葉も解釈の仕方一つで
使われ方、伝わり方が変わってしまいます。
改めて言葉の選び方には細心の注意が必要だと感じました。

「日本は明治人が去るごとに悪くなった。」

というコメントは印象に残りました。
我々がそんな時代を作っては明治時代を生きてきた方々に申し訳ありません。
私も経営者のはしくれとして、また若者に志を教えている立場として、
「日本の伝統文化を重んじるような、背骨のある日本人を育てます。」
というコメントを出しました。

※石原都知事が以前「今の日本人は背骨がない」というコメントを出していたのを思い出しました。

少しでも多くの若者に二水会で学んだ事を伝え諸先輩方の期待に応えられる若者をプロデュースしていきます。

二水会で学んだ後にラメシュさんに会いました。

ラメシュさんはインドで通訳をやっている方です。
私と同じ歳ですが「すばらしい人間」と誰にでも紹介できる人です。

通訳としての仕事もレベルが高く、麻生外務大臣、森元総理などが
インドに訪問したときにはラメシュさんが対応するそうです。

前回会ったときは、K1グランプリに連れて行きました。初めてみるK1にかなり興奮していました。
仕事柄、様々なところに様々な人を連れて行きますが、ラメシュさんのように
感情あらわに喜んでもらえると、素直に私も嬉しくなります。
人付き合いには必要な能力でしょうね。

その後は御徒町駅から徒歩2分にある「ハリッシュ」というインドカレーのお店に行きました。
ここはラメシュさんの弟が開いているお店です。
お世辞抜きで本当に美味しい本場インドカレーでした。
値段も安いので、学生さんにもお勧めです。

インドカレー2  インドカレー

「ハリッシュ」では、ラメシュさんのほか、アジアヒューマンサポート の平井さん、
APU大学の吉野さん、東京日露協会 の丹野さん、佐藤さんの6名で食事をしました。

食事もひと段落着くと途中からは「マジックショー」。
ラメシュさんにも教えてあげ、グッズをあげたらこれまた大喜び。
次回来日の際にも新しいグッズをあげることになりました。

このような、文化交流の繰り返しが日本とインドの友好に
ほんの少しでも役立つと思います。

皆様も国と国の交流に関して
何もせずに国に任せるのではなくやれるところから少しずつ
民間で、個人で交流を深めてはどうでしょうか。
今よりもっと日本を好きな外国人が増えるように祈っています。

記念撮影