第51回 室舘塾

7月13日

◆「指導者」について
まずは「人は誰でも必ず成長する」という信念が必要。
どれだけ技術や知識を持っていても、その信念がなければ成長させられません。

リーダーとして、過去の経験の捉え方を教えていく。
同じ経験をしていても、経験を糧に出来る人、出来ない人がいる。
それは捉え方の問題であって、全ての経験は自分の糧になるという捉え方が大切。
室舘塾

◆月刊誌「致知」2014年8月号
毎回勉強になる内容が沢山ありますが、8月号は更に感動しました。
若者には是非下記のページを読み込んで頂きたいと感じます。

「巻頭の言葉」中條高徳
「歌舞伎一筋に生きて」坂東玉三郎
「81歳、我なお命の炎を燃やさん」三浦雄一郎
「海上自衛隊かく戦えリ」高嶋博視
「長の思いが三鉄開通への道を開いた」望月正彦
「準備と努力は裏切らない」長井鞠子
「かくて全国連覇の強豪高校は生まれた」桜花学園高等学校 井上眞一・下北沢成徳高等学校 小川良樹
「命のメッセージ」秋山利輝・村上和雄
「意見・判断」陶守倶行・高橋史朗

ほとんどですね。皆さん頑張りましょう!

◆地方自治に関して
村田春樹さんの書籍を元に、地方自治に関して学んでいきました。

・なぜマスコミは左派の人が多いのか
学生運動をするぐらい活動的な人をマスコミ業界は行動力が
あるということで採用をしていった。
現在はその人達が幹部となっている。

・自治基本条例の危険性
なんでもかんでも住民投票にするなら、
市議会はそもそも要らなくなるのではないか。
何のための市議会なのか。

すべてを民意に託すということは、
一見市民の意見を反映させられるように見えながら、
実情は一部の声高な人の煽動によって民意を変えられている。
声高に煽動する人は往々にして左翼の人達。
ディスカッション1

◆感想:
・左派がまとまって行動するなら、右派もまとまって戦っていかなければならない。

・地方に関して、知らないことが多すぎる。勉強しないとならない。

批判や指摘することは、勉強していけばできます。
しかしそこで終わっているのではなく、
何かしら行動に移して世の中に発信していかなければなりません。

そういう意味では、左派の人達はよく考えている、よく勉強している。
そこに関しては我々もしっかりと学んでいき、
日本を良くしていく為にも行動に変えていきましょう。
ディスカッション2

皆さん、大変お疲れ様でした!

第9回コミュニケーションマジック塾

7月12日

こんにちは!わたりーです。
第9回コミュニケーションマジック塾の報告です。

今回は主に映像を使った特別バージョンのマジック塾でした。
Mr.ムロがブータンやベトナム、インドなど海外で
コミュニケーションマジックをやっている姿を見て、
私も含め塾生一同、驚きと感動に包まれました!
ブータン

例えば、標高2500mにあるブータンの高校、約700名の生徒の前では、
生徒も先生も皆が目を輝かせてMr.ムロのマジックを見入っていました。
ひとりひとりの純粋な笑顔、マジックを通して一気に距離が縮まった瞬間を
目の当たりにしてコミュニケーションマジックの可能性に
改めて気付かされた時間となりました。

塾生からは、
「子どもたちの笑顔が本当にキラキラしていて、感動しました!」
「マジックは、年齢・言葉・国境を越える凄いコミュニケーションツールだと感じた」
「チェンジカードの効果はすごい!」
「自分もマジックをやって映像を撮ってみたいです」
など様々な感想があがりました。

実際にMr.ムロが外部でどんな空気・感覚でマジックをやっているのか、
海外の首相から子どもに至るまで、どれほど感動と笑顔を提供しているのかが
リアルに伝わってきました。
GOOD!

私自身もこの感覚を自分自身にも染み込ませ、
様々な場でコミュニケーションマジックを実践していきたいと思いました。
特訓!

第44回室舘塾ユース

7月6日

ネクサス事業部の添田です。
本日の室舘塾ユースの概要をお伝えします。

今回は初参加の方が12名とたくさんいましたので、
まずは自己紹介からスタート。
自己紹介

そして、初参加の方のためにも、
改めて室舘塾ユースの概要についての話がありました。
キャリアの歴史
◆1歳でも若い内から
24年間、教育に携わってきて、1歳でも若い内から
本気で学び始める事が日本の為にも大切だと感じたからユースを始めた。

◆室舘代表、キャリアコンサルティングの歴史
社会人になってから、営業マン、マネージャーなどを経て、キャリアコンサルティングの立ちあげに至るまでの話。

◆他人からの評価を気にしない
「私はどう見えますか?」
と、他人からの評価を気にしてしまうのが人間。
しかし、自分の実力を磨こうと、目の前のことに一生懸命やっていてたら、
他人の言うことなんて気にしている暇はない。

◆優秀な本、優秀なリーダーを取り戻す
戦後GHQの戦略により日本から消された優秀な本・リーダー。
そして日本は悪い方向へ進んでいった。

ならば逆に優秀な本を紹介して、優秀なリーダーを育て、
日本を取り戻すしていく為に教育を行っていく。
教育の本学を学ぶことの大切さ。
ディスカッション

◆質問コーナー

・日本人の幸せの価値観はなんでしょうか?
大切なのは何が与えられているかではなく、与えられたものをどう活かすかである。

・活字が苦手なのだがどうすれば良いか?
まずは多少難しい文章でも読んでいく、そのうちに読書力が養われていく。

最後に「全て分かった」じゃなくて良いという言葉もありました。
今日は本当に多くのトピックスが出てきましたが
分かることをひとつずつ吸収していくことが大切だと感じました。
全員で腕立て

第65回 凜華塾 辻村ともこ先生

6月18日

今回の凜華塾は、
狛江市議会議員の辻村ともこ先生にお越しいただきました。
辻村議員

エネルギッシュで頭脳明晰。
すぐに国政に携わってほしい素晴らしい方でありました。

20代の女性達に対して、
人生をもっと積極的に生きるお話をしていただきました。

出光興産を店主(出光佐三氏)と共に立ち上げた祖父を持ち、
人間としての基礎的な部分の影響を受けたそうです。

・一日一生
・他人と過去は変えられないが自分と未来は変えられる。
・天命に沿った生き方をせよ。天に恥じる事のない生き方こそ美しい。

など、たくさんの名言をいただきました。
満員の会場

日々最善手を考えて、一生懸命生きる辻村ともこ先生の生き方に、
皆さん感動で目頭が熱くなり、多くの女性が辻村ファンになったようでした。

男性にも聞かせたい話でした。
辻村先生、大変有り難うございました。
記念撮影

第二回沖縄決戦セミナー in 池袋

6月16日

八重山日報編集長 仲新城 誠氏
仲新城氏
八重山日報は沖縄の八重山地区で一万部ほど発行している新聞社。

・八重山日報としては、中山市長を誕生させたのが一番の功績だとのこと。

・中国船が毎日領海に入って来ている。

・20世紀(大東亜戦争・沖縄戦)も21世紀(中国の領海侵犯)も沖縄が最前線である。
本当に恐いです。東京の人ももっと危機感を持って下さい。

・沖縄タイムス・琉球新報は県民の9割が読んでいる。
偏向報道が相当激しい。気を付けなければならない。

今後、沖縄(日本)に対しての中国の攻撃は加速するようだ。
沖縄県民だけなく、他の46都道府県の皆さんも心を沖縄に寄せていきましょう。

コミュニケーションマジックセミナー

こんにちは、わたりーです!

6月21日(土)コミュニケーションマジックセミナーが
サンパール荒川にて開催されました。

講師は東京伝道師のMr.ムロ。
Mr.ムロ
東京事務局長のマダムホヤーン、
マダムホヤーン
中級マジシャンのMr.ムック、はらぺこちゃんにもお手伝いいただきました。

今回も丸一日かけて、17種類のマジックが伝授されました。

5月に開催されたMr.HERO先生のしがくセミナーに
参加した方が多かったのが今回の特徴です。

おかげでいつも以上に熱心に受講しているように見えました!
練習風景
感想は以下の通りです。
「一日中感動しっぱなしで、あっという間の時間でした!」
「コミュニケーションマジックができるようになって嬉しい。
受講してみて意外と簡単にできると思いました。」

中でも営業職や介護職など、人と接する仕事をしている方が多かったためか、
人気のあったマジックはズバリ、チェンジカードです!
「早速明日の営業でチェンジカードを使います!」
「ホワイトカードにメッセージを書いて患者さんにお渡しします!」
など、いろいろな使い方を考えていました。

コミュニケーションマジックを通して、
目の前の方に感動と笑いを提供していってもらえたらと思います。

『人生の指針を学ぶ偉人伝』撮影現場!

社長室の岩尾です。

チャンネルグランドストラテジー(CGS)の
人生の指針を学ぶ偉人伝」シリーズ!
多くの方にご覧いただき、好評を博しているそうです。


とてもハードなトレーニングを積んでプロ講師の資格を取得し
数十冊の本や資料を勉強して作った講座が、外部での講演、ネット配信などで人気なのはとても嬉しい!

と室舘が嬉しさのあまりつぶやいておりました。

そんな中、第二陣の偉人伝の撮影がありました!
撮影中

毎週火曜日の夜20時頃に新しくアップされるそうです。
誰がピックアップされるかはお楽しみに!
ちなみに第1回目は上杉鷹山でした。

第50回 室舘塾 

6月8日

社長室広報課の岩尾です。
本日の室舘塾の概要をお伝えします。

室舘塾
◆会報誌「靖國」に掲載
日頃から靖國神社、遊就館へ若者と共に訪れ、
日本の為に戦ってくれた方への感謝を伝えに行っていること。
今の時代で何を成していくべきなのかを勉強していること。

短い文章で何を伝えるのか、どう伝えるのか。
読者の心に何を残すのか。文章もコミュニケーションと感じます。

◆物の価値
松本武司さんから頂いたお茶碗と共に、「物の価値」について。

値段の高い・安い、見た目が綺麗・汚いで判断しがち。
しかし物には背景があります。その背景には値段はつけられない。

松本さんが考えに考えて選んでくれた茶碗。
選んでくれた理由を聞けば、唯一無二のお茶碗ということが分かる。

何事も、パッと見た目だけで判断するのは浅い考え。
その背景を察していける人になっていって欲しい。
ディスカッション1

◆「極」本
12年前にやっていたメルマガをまとめた書籍「極」本を参考にディスカッション。

・ディアブロ(ランボルギーニ社のスパーカー)を見た
念ずることから、成功が始まる。

・守破離の守
徹底的に基礎を積み重ねていくことで風格、重みがでる。
基礎があっての応用です。

※守破離:古くは能を広めた世阿弥(ぜあみ)からはじまり、
茶道、武道、芸術など師弟関係や道を極めようとする際の過程となる思想。
茶道の世界では江戸時代の茶人、川上不白が世に広めまたようです。
ディスカッション2

その他にもトピックスが山盛りの本日の室舘塾。
振り返りながら整理をしていけば、自分の身になっていきますね。

第8回 コミュニケーションマジック塾

6月7日(土)

こんにちは!わたりーです。

第8回コミュニケーションマジック塾の報告です。
今回はサンパール荒川にて開催されました。
新会場

・決めたカードを出現させる
マジシャンにとっては基礎の基礎であるトランプのスキルを伝授していただきました。
基礎を徹底することで、様々な応用が生まれます。
今回は、基礎である決めたカードを出現させるところから、「カードを予言」したり、「相手とグッと距離を縮める」マジックを行いました。
塾生からは「楽しいです!」「ドキドキしました!」など感想が出ました。

・Q&A
塾生からの質問に答えていただきました。その中でも印象的だったのは、
「大切だと思う人がいるならば、その人が大切に思っている人を大切にする」という言葉です。
例えば、バースデー予言術の応用的な使い方として誕生日のお話がありました。
大切な人の誕生日を覚えておくのはもちろんですが、その人の奥様や子ども、ご両親などの誕生日を覚えてお祝いすると、インパクトが強いのです。

・超カード予言術プレゼント
特別に超カード予言術をプレゼントしていただきました!
このしくみには塾生も「エーーッ!!」と感動!早速ロープレをして、実践していきました。
1-IMAG2198カード予言:練習中

・スプーン曲げマジック
最後に、はらぺこちゃんによる「スプーン曲げ」マジックで会場がひとつになりました!
スプーン曲げ:念じる

今回もマジックだけでなく、コミュニケーション、気遣いなど多くのことを学んだ時間となりました。

第43回 室舘塾ユース

6月1日

ネクサス事業部の菅野です。

本日の室舘塾ユースは、
特別講師としてインドのラメシュ・シャルマ先生にお越し頂きました。
特別講師:ラメシュさん
ラメシュ先生は通訳や旅行関係のお仕事をされていて、2001年に森首相がインドに訪問した際には、その通訳を担当されました。

今回は、インドと日本についてお話頂きました。

◆インド人は何もないけど自信がある。日本人は何でもあるけど自信がない。
→日本人の20代の若者はインド人に比べて幅広い知識を持っている。しかしスピリット(精神)の強さがもっと必要である。

◆日本は、アジアのリーダーになるべきだ!
日本に来て日本の技術、貿易、企業など日本のことを勉強すると、
まだまだ日本は力を押さえていると感じる。
中国はチベット、インド、ベトナム、台湾など周りの国を困らせるばかり。
日本は持っている力を発揮してアジアのリーダーになるべき。

◆インドはミニワールド
インドは地域によって言語も文化も民族も異なる。どの州出身かで人柄も異なる。
例えばインド人と一括りにすると感覚が全く違ってくる。インドは一つの国というよりもミニワールドだ。

◆インドは英語で話す。
インドには様々な言語が存在するので、例えば1000ルピー札でも
「1000ルピー」と色んな言葉で表示がされている。
そのため、どこでも英語が通じる。

◆インド人はオープンである。自己主張が強く、プライドが高い。
知識が無くとも、お金が無くとも前向きで行動力がある。
相手に話したことに対して裏表がない。
プライドが高いので英語が出来なくとも出来ると答える。
道を聞かれたら、わからなくても教える。

◆インドに来ると心が強くなれる
英語の学校に通わなくても英語が必要になる。
お釣りを渡すというのはない。98ルピーの買い物に、
日本とおなじ感覚で100ルピー払うと、あめ玉やチョコレートで
返ってくる。お釣りにも気を張っておく必要がある。
インドの交通状況では車が優先。歩行者は自分で自分の身を守る。
そうやって1日を過ごすだけで、心が強くなる。

◆貧しくて生活が苦しい人を自分の家に連れてきて居候させている
誰に頼まれたわけではないが、心の中でしたいことをしている。自分のことよりも他人のことを考えて動く。
父が山の村にいるときにチャンスを貰って首都デリーにいった。
きっかけを貰ったからこそ今の私がある。
居候させた人がどうなるかは色々あるが、きっかけを与えていきたい。

他にもインドの恋愛・結婚模様など興味深いお話や、
多くの質問にもお答えいただきました。
質疑応答

ラメシュ先生のお話を聞いて、やはり本で読んだりネットの情報だけではなく、実際に自分で感じることが大切だと感じました。これから益々、日本とインドが手を繋いで協力をしていくことが必要だと思います。

最後には、一緒に腕立て伏せもして下さいました。
恒例の腕立て伏せ
※左上の方がラメシュさんです。

本日は皆様、お疲れ様でした!

第6回 キャリアコンサルティング大説明会

5月18日

全社を上げての大説明会。

昨年より始まった、小さなヒーロー大賞。
今年の受賞者は営業職の伊藤仁美さん。
「美しく稼ぐ、ストイックレディー」をテーマに、明確に目標を持ち、突き進んできた。
社内最短・最年少で昇格を果たすという素晴らしい成果を上げた。

心が折れそうな時には学んできた事を思い出して頑張ったと話され、
教育者としてとても嬉しく思いました。
伊藤仁美さん

今年は初の試みで、着物塾の修了者の発表会を実施。
1年間、着物塾上級編で学んできた生徒の着付けデモンストレーションと、
着物モデルのファッションショー。
お見事の一言です!
浴衣振り袖1
振り袖2着付け師

国護り演説大会、歴代優勝者の中から3名が登壇。
国の為に何ができるかと、日々考え、実行してきて、重みのある内容でした。

武捨さんが話されていた、
「若者が国のことを考え、行動し、そして語ることに価値がある」
まさにその通りである。

自分にできることに対して、常に国を意識していくことこそが、
国護りの始まりの一歩になります。
武捨さん・星野さん・中浦さん

10周年を迎え、ベテランマネージャーや社員が登壇し、
この10年を振り返りながら話していきました。
代々木で7坪の事務所から始まったこと、しがくセミナーのこと、
最近入会された方だと知らないことも多かったのでしょう
「そうだったんですか!?」や「え~~」という反応があって、
新鮮な内容だったのではないでしょうか。
マネージャー

私からも少し話をさせて頂きました。
70年かけて悪い状況にさせられた日本。それがパッとすぐに治ることはない。
目先だけでなく、長期的な目線で立て直していくことが重要。
2045年、戦後100年まであと31年。
とにかく公精神のある若者を育てていきたい。

そして最後に我々も応援している宮崎奈穂子さんから、サプライズライブ!
以前に説明会にて私の講演を聴いてくださっていて、
それをもとに作られた曲「夢を見て 夢を叶えて 夢になる」を披露!
曲と歌詞に感動して泣いているメンバーさんや社員も多く、
私も曲を頂いた日には、苦しかった時、そして乗り越えてきた時を思い出し、
感動に浸りながら聞き入っていました。
宮崎奈穂子さん

宮崎さん、素晴らしい曲をありがとうございます。

第13回 侠塾 美健ガイド社:倉社長

5月14日

本日は、しがく式の漫画テキストでも利用させて頂いている、
美健ガイド社の倉秀人社長にご登壇頂きました。
倉社長

美健ガイド社は設立当初から出版物を本屋さんに置かない、通販でやる。インターネットの無い当時では画期的なこと。

常識を疑えと言う話で、
様々な角度から笑いあり感動ありの一時間でした。

・たこ焼きの中にタコが無い!?
・香具師(やし)
・女に絶対にもてる本3000円
・ヤクザが何故モテる?
・女性は狂ったように働いている人がわかるもの。
・泣こうか飛ぼうか泣くよりひっとべ!(薩摩藩の教え)
・メールは慎重に。何度も確認
・狂気→俠気→無私
質疑応答
自分の信じたやり方で、日本を良くする決意で戦っている倉社長。

参加された方は、
男として大切な物を教えられたのでは無いでしょうか。
多くの男性参加者は何かを決意して会場を後にしていました。
集合写真

コミュニケーションマジックは相手が主役

これは、しがく新聞05月号のコラムです。

◆リード:
マジックを始めて早10年。私のコミュニケーション能力を支えてきた一つにマジックは欠かせないものである。マジックの師匠であるMr.ヒーローは、このたびハリウッドにあるマジック界の殿堂「マジックキャッスル」にメンバー入りを果たした。これを機会にマジックを通して見るコミュニケーションについてお話していこうと思う。

◆本文:
出会いは約十年前の起業家交流会だった。Mr.ヒーローは最初、普通にその交流会に参加していて、毎月のように顔を合わせていた。それがある日、突然サングラス姿で現れ「これからは、マジックを通して人を笑顔にし、笑いと感動を与えていきます」と力強くスピーチしたのだ。会場の至る所から苦笑が漏れた。懇親会の席で「ムロさんもマジックやろうよ」と何度か誘われ、私も重い腰を上げた。簡単なマジックを覚え、部下やお客様に披露してみた。するとある日、変化が起こった。今までの人生で見たこともないリアクションをしてくれるのだ。私のことを「マジックの人」とか「面白い人」と呼ぶ声も聞こえてきた。これには自分自身が一番驚いた。
失敗談もある。仲間五人で食事をした際、いつものようにマジックで盛り上げ、話題の中心にいた私を横目に、友人が少し寂しそうな顔をしていた。私はなんということをしてしまったのか。笑いや感動どころか、寂しい思いをさせてしまったのだ。コミュニケーションマジックで大切にしているのは、相手の立場に立つということだ。「自分が主役ではなく、相手が主役なのだ」とMr.ヒーローに常々言われている。私は、その教えに背き、自分が主役になってしまっていたことに、ただただ申し訳ない気持ちで一杯になった。その後は心を入れ替えて全員が楽しめるように気配りをするようになった。

人と会うときは、自分で調べたニュースを一つ持って行きなさい。矢野彈先生から教えていただいたことだ。コミュニケーションにおいて大切な相手の立場に立つということは、このように相手に想いを巡らせることだ。例えば、海外の人で言葉が通じないとき、マジックが大いに役立った。三枚のトランプの中で一枚のカードが変わる「チェンジカード」というマジックがある。カードを相手の国旗に変えると、硬い表情が驚きに変わり、まるで友達のように表情が和らぐ。たとえ言葉が通じなくとも、相手のことを考えていけばコミュニケーションを図る手段は多くある。
Mr.ヒーローの下には、およそ五百名の会員が集まり、ほとんどが経営者である。多くの経営者は、多少のお金はあるけれども時間が無く練習ができないという。それにも関わらず、なぜこれだけの人数が集まってきたのだろうか。Mr.ヒーローは千を超えるマジックを試したと聞く。そして生まれた、手先が器用でなくても、練習時間をそれほどさかなくても、笑いと感動を作り出せるコミュニケーションマジックを伝授してくれているからだ。Mr.ヒーローの周りにはいつも笑いがある。そして、「マジックで周りを喜ばせられる人物になれる」という夢を与え続けている。夢を与えてもらった人が、自分の周りを笑顔にし、楽しませるという夢が叶っている。ここに人が集まる一番の要因があるのだと思う。
私もマジックのお陰でブータン王国の首相や、海外の大臣や要人、スポーツ選手からお笑い芸人まで多くのご縁をいただいた。十年間で千名以上の初級マジシャンを誕生させてきたことで、マジックの神様からご褒美をいただいたのだと思っている。
表紙コラム

マジックフェスティバル3 東京開催

5月15日

毎年恒例、
我ら日本コミュニケーション協会主催のマジックフェスティバル。
全国8都市・全9回のツアーが東京銀座からスタートした。

師匠Mr.HEROが前座という凄いマジックイベント。

モーリーさんもいつも感動と笑いをくれるマジック。
Mr.モーリー

そして、アンドリュー・ゴールデンハッシュ。
コインマジックから脱出マジックまで、感動で絶句する観客。
アンドリュー

会場は凄い熱い空気になりました!

私がご案内した5名も、
大変感動してくれて本当に良かったです。

一度は見てもらいたい、アンドリューのマジックを来年も期待!!