9月23日
第29回 室舘塾
◆『WiLL』 2012年10月号より
山際澄夫氏の「パラオは中国不法漁船員を射殺した」を勉強。
尖閣諸島をはじめ、中国船の領海侵犯はあちこちで頻発している。多角的に見て自分の考えを持つことが大切である。
◆小林よしのり著『脱原発論』より
非常に勉強になったが、保守の分断化をしていることが欠点。
国を良くしようという根本を持った人たちをバラバラにしてはいけない。
何が目的なのか?何がしたいのか?人はどの時代、どの場面で活躍するか分からない。
国護りで大切なことは、まとまること。例えば戦後の家族が典型。GHQの戦略により核家族化を進められ、家族の絆が分断されていった。
そういったことに注意していかなければならない。
◆塾生が創る時間
塾生自ら室舘塾の場を創らせた。
皆の立場に立って塾生だけで30分間時間を使う。
「国護りにおいて行動できること、何ができるか」というテーマでディスカッションを行う。
さすが塾生というような、レベルの高い様々な意見が飛び交った。
主な話としてはエネルギー問題、食や健康について、日教組の問題、靖国神社について、教育問題などが挙がった。
・ 日本人はルールに従うのは得意だが、ルールを作るのが苦手である。
・ 経済がまわらないと話にならない。防衛費も減っている。まずはデフレ脱却が必要。
・ エネルギーはいろいろな選択肢をもつことが大切。コージェネレーションシステムや太陽光、地熱発電など。結果として一石三鳥にも四鳥にもなることを考えられる頭が必要。
・ 小林よしのり氏が「現場に戻れ!」ということを言っていた。まさにその通り。
デモをしたり色々学んだりしていてもよいが、すぐに現場に戻って行動に移すこと。
まずは自分。健康で影響力のあるリーダーとなり、日本を良くする行動をリアルにしていってほしい。
そのためには実力が必要。自分のスペック、精度をあげてどこにいっても通じる人間になってほしい。
日本を良くしていくためにはそういった憧れられるくらいの人間的魅力が必要であり、ここから逃げていてはダメである。
◆運について
運はコントロールできるもの。運を上げるにはポジティブな言葉を使うこと。
壊れたものを周りに置かず、新しいものやエネルギーのあるものを置く。
世のため、人のため、儲からないことをやる。
そうすると徐々に運がよくなっている感覚がつかめてくる。
◆最後に・・・
「2012年12月31日に実現している10個のこと」を考え、2人1組で共有。
リーダーとしてどんな心構えでいることが大切か、お伝えした。
皆さん大変お疲れ様でした。
