115回室舘塾 & 2019年11月度室舘塾ユース 合同開催

11/2

管理部の千種です。
先日開催された室舘塾&室舘塾ユース 合同開催のレポートをいたします。

冒頭に室舘代表から、11/14,15におこなわれる大嘗祭のお話がありました。
天皇の皇位継承があったときにのみ大嘗祭がおこなわれ、毎年の新嘗祭は宮中の中でおこなわれるものに対し、大嘗祭は国民皆でお祝いする意味合いが強いものであることを学びました。
このことを知っている日本人は現状多くはありません。要点を押さえて話せるるリーダーを目指しましょう。

つづいて、塾生によるプレゼンテーションです。

◆北野さん「消費税増税」
・世界と比べると、日本の消費税率は低い。
・他国は複数税率を設定している。
などの視点から消費税増税に対して問題提起をしていただきました。

◆児玉さん「CSR」
「CSR(企業の社会的責任)」をテーマに、日本は元々「CSR先進国」であることなどをお話しいただき、CSRに関して問題提起をしていただきました。

◆ディスカッション
上記2点のプレゼンテーションの内容について、班に分かれてディスカッションをおこないました。
消費税増税のディスカッションの内容は、増税のタイミングは適切だったのか、物事を考える上でGDPが適切な経済指標なのかなど、具体的な議論がおこなわれました。

消費税増税の論点として、
・過去、消費税率を上げた時に税収は減ったこと
・日本企業の99%以上が中小企業であり、増税の煽りを強く受けること
・低所得者など、増税の影響を強く受けてしまう多数の消費者に目を向けるべきこと

CSRに関して、
・企業がCSR活動を実際よりも大きく見せることで、顧客や新入社員などを騙している現状がある
ことなどを、室舘代表にご指摘いただきました。

次に、社会人と学生の交流の場を設けていただきました。
学生から社会人に対して、仕事内容やしがく式がどの様に役に立っているのかなどの質問を社会人におこなっていました。

全体を通して、多くの人の意見を聞くことができ、知性が磨かれた会となりました。
原因づくりを積み重ねて、公精神のあるリーダーを目指していきましょう。


2019年10月度 室舘塾ユース

10/6

ネクサス事業部、柳下です。
10月の室舘塾ユースの内容をレポートいたします。

●1分間ロープレ
最初は、二人一組でロープレを行いました。
テーマは「最近気になる国内のニュース」と「最近気になる海外のニュース」について1分間で行いました。

●メンバーの吉報の共有
「周りの学生の吉報」の共有を挙手制で行いました。
吉報の中には内定式で代表スピーチをするなどが挙がりました。
その際「自分だけの事を考えてる人は手が挙がらない。常に周りのことを考えておくこと」ということをご指摘いただきました。
また、緊張感がある中で話す機会をつくることが、リーダーの器になるというお話をいただきました。

●周りの空気に流されない
「周りが笑っていたら笑う」という習慣がついている人もいると思います。
ただ、その場の雰囲気だけでつられて笑ってしまうことは、例えば不幸なニュースの話題などにおいては決して良いことではありません。
若い世代には周りの行動に合わせて「空気を読む」「空気に合わせる」のが良いという風潮もありますが、リーダーは空気を読むのではなくしっかり自分の考えを持つこと、そして話題の内容をしっかり自分で判断することが大切です。
そういったご指摘をいただきました。

●心を磨く
人の悪いところは見ようとしなくても見えます。
大切なのは良いところを見つけること、美点凝視が大切になります。
これは心を磨きトレーニングをする事でできるようになります。

●室舘塾ユース教材「何のために靖國神社へ行くのか」(しがく新聞 2014年2月号 巻頭コラム)
室舘代表が初めて靖国神社参拝した時は作法がわからなかったようです。
しかし「ありがとうございました」という感謝の心を大切にして参拝しました。確かに作法も大切ですが、心があれば伝わるものだと思います。

我々は、マスコミの報道によって「靖国神社にはA級戦犯が祀られている」というイメージを植え付けられています。

戦後、東京裁判にて「A級戦犯」とされた人も、1952年のサンフランシスコ講和条約にて名誉回復がされているため、すでにA級戦犯は存在しません。
そもそも「東京裁判(極東国際軍事裁判)」は戦勝国が敗戦国を裁いたものであり、また「事後法」をもとにした判決であることから、その正当性が疑わしいことは国際的な常識です。

マスコミの報道に植え付けられたイメージを疑い、知識の誤った使い方、認識などを見直す必要があると思いました。

●日本は強くならないといけない
国を弱くするには分断化するのが一番早いと言います。
そのために、各国では諜報活動が重要視されています。
日本のマスコミやメディアから受け取る意見に対しても、知識と背景を知った上で見ると、見えてくる部分が多くあります。それを踏まえて、自分自身の意見を持つことが大切だと感じました。
視野を広げて物事を見ることが大切になっていきます。

●室舘塾ユース教材「がむしゃらな頑張りが道を開く」(しがく新聞 2009年7月号 巻頭コラム)
感謝とは何かを失った時に気づくことが多い。今あることが当たり前ではないことを知ることが大切です。
今という点を見るのではなく将来を見据えた行動をする事で捉え方も変わってきます。目の前に試練があることに感謝できるとさらなるレベルアップがあります。

室舘代表は給料が遅れた時や止まった時に、誰よりも早く行動しました。
経営者の勉強として捉え「収入がないときは出費を抑える」という行動を実践しました。
当時、厳しい状況にも関わらず飲みに行く社員も周囲にはいたようです。そして飲み会では会社の愚痴を吐く人もいたそうです。
ネガティブの中でもいけると思うメンタルを作ることがリーダーには必要になってきます。
周りを変える前に自分にどこか変えるところがないかなど見直す必要があります。

●感想
今回、改めて室舘塾ユースで求められるレベルの高さを感じました。求められる基準が高いからこそ成長があるのだと思います。
逆に良い環境があっても心の持ちよう1つで良いものにも悪いものにも変わってしまうと思いました。
10月末にはくにまもり演説大会の一次審査が始まります。
靖國神社のコラムから「くにまもりとは何か」というヒントをいただきました。
感動とは「感・即・動」。即行動に移していきます。

ありがとうございました。


第114回 室舘塾

10/5

こんにちは。
しがく事業部の魚路です。
先日開催された室舘塾のレポートを致します。
まずは塾生によるプレゼンテーションです。

◆磯田さん「日本の技術開発の現状-ナノバブルから見える課題」
ナノバブル技術に携わる磯田さんから、技術の成果などについて発表がありました。
・「ナノバブル技術」とは
10~200nm(ナノメートル)の泡を作り出す。
特徴は、1年から1年半は消えずに残ること。
これを活用した研究が進められている。
・日本には数多くの未利用特許がある。(64万件/100万件)

以上、2点を中心にプレゼンをしていただきました。
普段は少々身近に感じにくい技術に関する話題でしたが、塾生からの質問もたくさん上がりました。

◆新聞記事「100歳以上7万人超え」「現・預金最高991兆円」ディスカッション
後半は塾生全体で、新聞の記事に関してのディスカッションをおこないました。
テーマは「この記事を使って後輩にどんなミーティングをするか」でした。
出た意見としては、
・ピンチをチャンスに変える力が重要
・自分の人生をデザインしていく意志と力が必要
・リーダーシップや実力への落とし込み
などの内容が出ました。

最後に室舘代表からは、全体を通して「技術面での情報を得たら、その技術を軍事・食料・電気など、日本の安全保障に結びつけて考えられるように、視野を広げたリーダーを目指すべき」とのご指摘もありました。

※参考記事
・「現・預金最高991兆円」読売新聞(令和元年9月21日(土))
・「100歳以上7万人超え」朝日新聞(令和元年9月14日(土))

一人ひとりが、様々な情報にアンテナを張り、学び続けることで、くにまもりしていきましょう。


2019年9月度 室舘塾ユース

9/1

ネクサス事業部 栗山です。
本日の室舘塾ユースの概要をお伝えします。

⚫︎初参加者の自己紹介
・「声が大きい」ことはリーダーとして必要な要素。出世するような存在感のある人は皆「声が大きい」という共通点がある。
・室舘代表もお能の経験から発声の仕方を学んだ。

⚫︎悉皆屋 (しっかいや)について
室舘代表がミス・ワールド・ジャパンの審査員をする際、着物を着て行くことで、会の格式を高めることができた。
悉皆業をされている野倉先生とのご縁があったからこそ、着物に対する知識が増えた。

⚫︎リーダーとしてのお金の使い方
トップはお金の使い所を考えなければならない。
必要な時に、必要なところに使えるためにも、しっかり稼いで無駄遣いをしないことを意識する。

⚫︎ミス・ワールド・ジャパン2019「日本の基礎講座」
・日本代表として世界大会に出る可能性のある、ミス・ワールド・ジャパン2019のファイナリストに対し、日本の基礎講座を開催した。
それができたのは、高森先生はじめ、これまでお世話になった先生方から徹底的に学んだから。
・日頃からアウトプット(人に教えること)を前提に、インプット(人から話を聞く)する姿勢が大切。
・自分が話をする前に、相手が興味を持った姿勢を作るのもリーダーの実力。

⚫︎日本の素晴らしさについて
・マハティール首相 「もし日本なかりせば」演説
・いまでは「メイドインジャパン」だけではなく「ユーズドジャパン=日本人がで使ったもの」も信頼があって人気。(中古のフォークリフトやクレーン車など)

⚫︎世界は良くなっているのか?
・世界の平均寿命は、現在約70歳である。でも20年前は約50歳だった。
・0歳で亡くなる人数は1950年代から比べ、1000万人近く減少した。
このように、世界は良い方向に向かっている点が多い。

⚫︎日本と近隣諸国、安全保障
・「オーストリッチファッション」 =「危険が迫った際にダチョウは頭を穴に突っ込む」という迷信から、安全保障上の危機を直視しない人たちを揶揄した言葉。
ミサイルを日本に向けている国もある中で、目を背けずに具体的な対応策を考えていかなければならない。
・防衛費 : 日本はGDPの1%をあてているが、世界平均ではGDPの2%である。

以上です。
実力を磨き、未来を描けるリーダーを目指していきましょう。


第113回 室舘塾

9/8

こんにちは。しがく事業部の長谷川亜紀子です。
先日開催された室舘塾のレポートを致します。
まずは塾生によるプレゼンテーションです。

①海老名さん『超高齢社会に向けて』
12年間訪問看護ステーションで働いている海老名さんから、介護業界の現状の問題と超高齢社会で日本が抱える問題を提言して頂きました。
・2025年問題…2025年に団塊の世代800万人が75歳以上になる
・8050問題…引きこもりの50代を80代の父母が年金で扶養している。現在61万3千軒の家庭に及ぶ。
以上、代表的な問題2点を中心にプレゼンして頂きました。
超高齢社会、2025年問題で問題になるのは医療費と介護費の増加です。
現場でのリアルな声を聞くと非常に危機感を感じました。
身近な問題に塾生からの質問もたくさん上がりました。

②児玉さん『東京証券取引所 市場再編について』
東証一部に指定されている企業は、上場企業3800社中2200社と割合が多い。
東証一部に指定される企業は「日本を代表する企業」とされているが、時価総額22兆円のトヨタもいれば20億円の企業もいて混在しているなど、市場の存在意義があいまいになってしまっているのが現状。
その為日本が持つ4つの市場の基準を再編しようとする動きについてプレゼンでした。
今回2回目のプレゼンとなる児玉さんの視点は、大変興味深いものでした。

そして後半は塾生全体で超高齢化問題をディスカッションしました。
日本は世界の中でも高齢化社会の先頭ランナーです。その日本が高齢化問題をどう解決していくのかその動向が世界から注目されています。
塾生の各専門分野での知恵を出し合い話し合いました。大変有意義な時間となりました。

最後には塾生から代表への質問タイムの時間を頂きました。
代表の経営判断に対してやミス・ワールド・ジャパン2019のお話など貴重な内容を頂きました。

今回塾の中では皇居勤労奉仕帰りのメンバーさんから報告も頂きました。
社会人で4日間のお休みをとることは大変でもありますが、尊いご奉仕をされてきた塾生はみな、日本人としての誇りを実感されていました。
一人一人が力を蓄えてくにまもりをしていきましょう。


第112回 室舘塾

8/17

こんにちは。
しがく事業部の長谷川亜紀子です。

先日の室舘塾についてレポートいたします。
今回はまずメンバーさんのプレゼンからスタートしました。

■川名さん『障がいを持った子供たちの就労 ~障碍者雇用~』
・就労と就職の違い
・障がい者の学校がどのように就労サポートをしているか
・今後必要なこと
 →幼少期からの教育の質の向上
 →就労後のアフターケア(学校=企業=機関が一体となって取り組む)
 →障がい者への理解
特別支援学校で働く川名さんから、実際の教育現場での実情も話していただききました。

②佐藤海晴さん『旅行業界のIT化』
・旅行業界はOTA(Online Travel Agent:ネット上で旅行の手配をすること)市場が急成長中
・航空券や宿泊のweb予約は現在62.4%にのぼる
・BEBOT(旅行版のSiriのようなもの)での旅行体験も始まりつつある
・日本政府は外国人観光客の訪日を年間4000万人で目指している

室舘代表から、政府のやりたいことを抑えて合わせることも大切だが、くにまもりの観点でリスク管理の頭も必要である、とアドバイスをいただきました。

続いて、プリントを使ってグループディスカッションをしていきました。

①DNPの広告 「イノベーションについて」
②産経新聞(令和元年8月1日)「舞の海の相撲俵論」
③日本の基礎講座参考資料 「もし日本なかりせば」
④しがく新聞特別号「ミスワールドジャパンファイナリストへの日本の基礎講座」

各年代、各業界からの視点でディベートをすると、多面的な意見がでて大変興味深い時間となりました。

室舘代表からは各記事の解説と特にミスワールドファイナリストに講座をされた際のお話をいただきました。
室舘代表がこれまでどんな努力を積み重ねてこられたのか大変勉強になりました。全て準備で決まる。いざという時の自信も日々の積み重ねから生まれます。

今日という一日一日を大切に積み重ねていきましょう。


2019年8月度 室舘塾ユース&皇居勤労奉仕勉強会

8/4

お疲れ様です。ネクサスの能野です。
本日、森下文化センターにておこなわれました、室舘塾ユース&皇居勤労奉仕勉強会の概要をレポートいたします。

はじめに、ミス・ワールド・ジャパン2019のファイナリストを対象に8月1日におこなわれた「日本の基礎講座」のお話をうかがいました。
あらためて、日本のことを学ぶ重要性を感じました。
ファイナリストの方々は講義に対して非常に集中力が高く、素晴らしかったという点のお話をいただきました。

■若者が皇居勤労奉仕に行く価値
皇居勤労奉仕勉強会においては冒頭、
・世の中のほとんどの人は皇居勤労奉仕を知らない。そして知っていても「お金もらえるの?」という反応が多く、「ご奉仕させていただく」という価値観がない。
・社会人は特に、平日4日間の休みがとれない。
という理由で、若者が皇居勤労奉仕に行くことは非常に貴重だという話でした。

■「志学奉仕団」結成のきっかけ
キャリアコンサルティングが皇居勤労奉仕を始めたきっかけは10年ほど前、高森明勅先生とのご縁から始まったそうです。
あるとき、高森先生からの「皇居勤労奉仕って知ってますか?」というお話から、皇居でお掃除ができること、天皇皇后両陛下からご会釈を賜ることができること、若者がいないこと、勤労奉仕人口が減少していることを聞きます。
室舘代表は「ならば、我々が若者代表として、先陣を切って皇居勤労奉仕を盛り上げよう」と思い、始められたのがきっかけです。
そして平成21年10月に第1回「志学奉仕団」を結成します。

するとここ数年では、皇居勤労奉仕の人数も増えていき、ある時、宮内庁から皇居勤労奉仕の「落選」の連絡がありました。
残念な気持ちもあった反面「この状況が作りたかった! 嬉しい!」と思ったそうです。

■皇居勤労奉仕のはじまり
皇居勤労奉仕は昭和20年12月8日に宮城県の62名の「みくに奉仕団」からはじまりました。まだ、戦後間もない、不安定な時代です。家族とは今生の別れを覚悟した上で、宮城県から皇居へご奉仕に訪れたそうです。
その噂が広がり、翌年には1万人、昭和26年には最大の4万人もの人々が皇居のご奉仕するにいたったそうです。

■日本の良さ
日本は「世界最大最古の君主国」です。
君主国とは「国家元首が世襲で決められていく国」です。
天皇陛下が国家元首であることは
・礼砲の数(21発)
・信任状捧呈式
の2つから明らかです。

今上天皇は59歳から、天皇というお立場を引き受けてくださりました。
お休みは一年間に60日。
火・金曜日は法律の閣議決定がされるため、その資料を全て目を通しサインをします。
国民を「大御宝」と呼び、日本のために誠心誠意で務めてくださっております。

以上です。
私たちは日々、大きな心に守られて生きているのだと感じました。
天皇皇后両陛下のお心に、多くの方が救われてきたと思います。
その様に国民に寄り添いお考えくださっていることを忘れずに、日常にある自由に感謝をしていかなければならないと感じました。
皇居勤労奉仕がおこなえることにも感謝し、文化をつないでいきます。



第111回 室舘塾

7/14

しがく事業部の林です。
第111回室舘塾の概要をお伝えします。

●エナジャイズについて
相手をエナジャイズするためにはまず、自分のエネルギーがあふれている状態が基本。
しかし、ただ大声を出せば良いのではなく、次の段階としては「相手に質問をする」「相手を褒める」という方法で相手を元気にさせていく。
そもそも、エナジャイズが苦痛だという人は、リーダーになることを考え直すべき。
エナジャイズは自分そのもの。顔つき、見た目、声質など総合的に判断されるため、深めていく必要がある。

●室舘塾とは
室舘塾の目的について、改めてお話がありました。
室舘代表の専門は組織論、リーダーシップ、育成、教育についてです。
様々な方法で学びを与えていくが、それを活かせるかどうか受け取る側次第。学びの半分は自分次第である。

●メンバープレゼン
栗原さん『日本のスポーツ産業を盛り上げるために』
村田さん『RPA(業務自動化)時代に向けて』
プレゼンテーションがありました。
スポーツビジネス、アスリートのセカンドキャリア、今後の雇用問題、などについて話し合いをしました。

●室舘代表の近況報告
靖國神社のみたま祭りにて、室舘代表の揮毫ぼんぼりが、1999年から靖國に参拝を始めて21年目にして初めて飾られました。
自分のブランド、ネームバリューを磨き、積み重ねていくことが結果につながる。
そして、凜華塾、しがくセミナー、大阪室舘塾、伊勢の旅、平日指導者研修、の共有もありました。初めて参加した時の緊張感、新鮮さを忘れないことが大切です。

今回の共有は以上です。
日々積み重ねて、日本を良くするリーダーになっていきましょう!


2019年7月度 室舘塾ユース

7/7

ネクサス事業部の柳下です。
本日の室舘塾ユースについてお伝えします。

まず初参加の方が40名ほど、自己紹介をしました。
その時に、聞く側の姿勢についてお話をいただきました。
40人もの自己紹介を、自分に関係ないからと、ぼーっと聞くのはリーダーではない。リーダーは自分のための情報だけでなく、周りの方に共有したり話せるように情報を集めている。
という話がありました。

●何が当たり前の基準なのか
20代、30代の時に得た基準というのは、40代、50代になった時に戻れる軸になります。20代の今、何をどの基準でやるかが大切。それを教えるのが室舘塾ユースです。
室舘代表は茶道を8年間続ける中で、少しでも早く師範になるために、お稽古を皆勤で参加されました。
さらに、室舘代表が意識したのが「見取り稽古」。技術や手順はもちろん、特にお手本となる方の空気感、お点前を感じることが大切と思い、自分がお点前をする以外の時間も見て学んでいました。
ボーッと座っているのか、見取り稽古をしているのかでは成長に差が出ます。

●映画を観るポイント
幹部候補生やマネージャーに対して課題映画を与え、感想を共有する場がある。
ただ映画を観るのではなく、例えば監督がキャスティングした俳優の顔を見ることを意識すると良い。
正義のヒーロー役の顔、悪役の顔、裏切り者の顔など、目利きの能力がつき、人を見抜く力が養える。

●国歌を歌う意義
室舘塾ユースでは冒頭、国歌を歌います。
その理由として、自国の国旗、国歌に敬意を表せない人は、他国の国旗、国歌にも敬意を表せない、ということを体感するためです。
日本が嫌い、故郷が嫌い、自分・家族・会社を嫌いと思っている人はどこか影があり信用ができません。
日本では国歌を歌わない人が多くなりました。しかし、アメリカでは幼稚園から国歌を歌っていてみんな大好きだそうです。
それはアメリカが移民国家であり、日本は単一民族国家なので危機感が薄いという違いも一つ原因となっています。

●日本のここ100年の流れ
1904~5年には日露戦争がありました。
日露戦争から大東亜戦争まで、日本は非常に強い国でした。
1941年12月8日から開戦した大東亜戦争。
日本、ドイツ、イタリアは連合国と敵対関係にあったため、いまの国際連合(UN-United Nation)の常任理事国には入っていない。

3年8ヶ月にも及んだ大東亜戦争でポイントとなったのが硫黄島の戦い。硫黄島は「不沈空母」とも呼ばれ、日本本土への空爆を狙うアメリカにとってなんとしても制圧したい領土であった。
硫黄島には、食料も水もなく、アメリカは3、4日で終わると思っていた。しかし日本軍は、日本本土の家族を守るために戦いを長引かせ、栗林忠道が玉砕を禁じて最後の一人まで戦った結果、なんと37日も戦いを長引かせました。

また、神風特攻隊はじめ、自分の意思で特攻していく日本兵が4000人もいて、PTSDになるアメリカ兵も出ました。
アメリカ軍はもう日本とは戦いたくないと誓い、GHQは二度と日本が立ち上がらないように、占領政策として弱体化、白痴化を狙い、様々な政策をしました。

東京裁判、財閥解体、WGIP、国民と軍人の分断化、図書没収令、公職追放令などです。

●国護り
GHQの政策のうち、キャリアコンサルティングが注目したのが公職追放令です。キャリアコンサルティングは「逆公職追放令」として、良いリーダーを育成することをおこなっていきます。
一人ひとりの若者が「食べたい、寝たい、楽しみたい」と言った我欲を追求することも良いかもしれませんが「一度きりの人生、それだけではイヤだ。何か公のため、人のためになることがしたい」という若者もいます。
そういった若者が集まるのが室舘塾ユースです。

普通に会社に勤務して人生が進み、30代、40代になると「何だろう自分の人生」と思う人もいるそうです(ミッシングリンクとも言うそうです)。
本来、ライスワーク(生活するための仕事)とライフワーク(人生で成し遂げたい仕事)が一致してこそ、人生は最大限に豊かになっていきます。

「実力のある人が要職に就き、誠実に働けば国はすぐに良くなる」

室舘代表が掲げる「国護り」に共感する若者を増やし、一回しかない人生を最大限に活かしていく若者を輩出していくことが大切です。

以上、7月の室舘塾ユースはとても情報量が多く、気づきと学びがとても多かったです。
日本の歴史や、人生の捉え方など20代の根っことなるお話が詰まっていて、レベルアップできました。
ありがとうございました。


大阪室舘塾

お疲れ様です。

関西事業所の絹川です。

7月6日(土)に大阪で初の室舘塾が開催されましたので報告いたします。

●冒頭のお話

室舘塾の価値について代表から以下のお話がありました。

・提出されたエントリーシートはすべて目を通した。

・響かない人に対してはお金をもらっても話したくない。みなさんのように学ぶ意志のある人に話したい。

・色々学びたいことはあると思うけど、専門はリーダーシップなのでリーダーシップを中心に話したい。

・室舘塾は毎回何をやるかわからない。だからこそキーワードを拾うことが大切。拾ったキーワードを大切にして、次の室舘塾までの2ヶ月間を過ごしてほしい。

●自己紹介

全員30秒で自己紹介をしました。

代表からは

リーダーとして、ステージに立つ際の国旗や社旗に対する礼の指導がありました。

●國護りについて

室舘塾で国歌を歌う意味や、国旗に敬意を示す価値。
國護りをしようと思ったきっかけとなった特攻隊のお話など。
「神風」という言葉は海外でも通じるくらい特攻隊はアメリカにとって脅威だったからこそ、弱体化させられてしまった。

●共産主義

共産主義は共同財産主義の略で、ソビエト連邦(ソ連)から広まりました。ソ連は共産主義になり、軍事力は高まったが、経済的に貧しい国になってしまった。産業を国営にしてしまうと人はサービスに力を入れる必要がないから手を抜いてしまい、経済成長は停滞する。

●日本の弱体化について

アメリカには「目には目を、歯には歯を」という価値観があるので、日本には核爆弾を落とす権利があると思っている。そのため、弱体化させないといけないと思った。
大東亜戦争において連合国は、民間人に攻撃してはいけない(東京大空襲をはじめとした空爆)、戦勝国が敗戦国を裁いてはいけない(極東国際軍事裁判)といった戦争のルールをことごとく破った。公職追放令や図書没収令、財閥解体などGHQが日本を弱体化させようとした政策がある。

●大阪室舘塾の意義

戦後100年(2045年)には今の20代、30代が要職についていく時代が来る。
日本を良くするリーダーを輩出するために、大阪でも室舘塾をやっていきたい。

●広めるのではなく広まる

正しい論調は勝手に広まっていくので広めよう、広めようと考えなくていい。広がったらいいなという気持ちを持って話をできるか、質問されたら答えられるかが重要だ。
東京の教員の方の話や、練馬区議会議員に当選された佐藤力さんの話。
慌てて広める必要はなく、広まっていく状況を作っていくために、今は実力をつけよう。

●ライスワークとライフワーク

生きるため(食べるため)に働くのがライスワーク、何のために生きているかを考えて、人生を通して何かを成すのがライフワーク。ライフワークとして「國護り」をするために「くにまもり演説大会」を始めた。
「世界の手本である日本」を実現するために「リスペクトジャパン」「役に立つジャパン」「ストロングジャパン」を実行していく。そのために教育の仕事をしていく。
しがく式黒帯、二段を増やすことが國護りにつながるのでぜひ目指していってほしい。

最後は全員で集合写真を撮りました。

おかげさまで大阪でも室舘塾を開催することができました。

大阪もこれからリーダーを輩出するために盛り上がっていきます。


室舘塾、室舘塾ユース合同懇親会

6/1

ネクサス事業部2部1課の柳下です。
本日、室舘塾と室舘塾ユースの合同懇親会が開催されました。

●はじめの挨拶(室舘代表)
5/28〜5/31の志学奉仕団の第19回 皇居勤労奉仕についてお話しいただきました。
志学奉仕団としては、令和初の皇居勤労奉仕でした。
天皇陛下にご会釈を賜った際、またいつもと違った雰囲気であったとのことです。
室舘代表が皇居勤労奉仕への参加を始めた時は、応募者が少なかったそうです。それが今では多くの募集が集まり、抽選となる場合もあるそうです。
募集が増えている一方、問題もあります。一部の団体では、SNSで人を集めて、皇室や勤労奉仕の背景・意味を深く知ろうとしないまま参加する団体もあるそうです。
皇居のお掃除をさせていただく以上、マナーや気遣いを欠かしてはいけないと感じました。

●懇親会
室舘塾ユース生(学生)と室舘塾生(社会人)の懇親会がスタートしました。
学生から社会人への質問として、
・しがく式が社会でどう活きるのか、室舘塾がどう仕事につながるのか
・社会で活躍する秘訣
など、様々な質問が出ていました。

●メンバースピーチ
メンバーさんから何人か登壇していただき、スピーチをしていただきました。
・先輩メンバーを見て「すごい」で終わるのではなく、自分も次はその場に立つという思いでやる。
・後輩に背中を見せ続ける。図々しく積極的に取りに行くことの大切さ。
などの話がありました。

●参加者の感想など
学生からは「この環境が当たり前ではないと改めて感じました」という声がとても多かったです。
室舘塾生の社会人メンバーさん達は社会で成果を上げて活躍しています。
そのような社会人にお話を聞けるのは本当に貴重です。
受け身にならず、自分の人生をどうしていくのかを考え、将来の原因作りをしていくことの大切さを感じられる会でした。

以上です


第109回 室舘塾

5/12

こんにちは。
しがく事業部の長谷川亜紀子です。
先日開催された室舘塾をレポートいたします。

今回は令和元年を迎え初めての塾となりました。
新たな塾生に自己紹介をしていただくなかで、室舘代表からは印象に残る自己紹介について話がありました。

続いて、5月11日に開催された第9回社内木鶏全国大会について話がありました。
https://www.chichi.co.jp/specials/shanaimokkei-tokyo-20190511/

雑誌『致知』を使った読書会「社内木鶏会」を実施している企業は全国に1200社あります。
その中から選ばれた5社が、成功事例の発表をし、感動大賞を決める会です。
5社、いずれも優劣つけがたい感動的な発表であったそうです。
会の中で何を感じ、何を意識していたかの共有があり、リーダーとして様々なことに心を配る様子や立ち居振る舞いが伝わり大変勉強になりました。

次に、メンバーさんのプレゼンテーションです。
今回は川野さんから『インフラ危機の状況』というテーマで発表していただきました。
日本国内の輸送は91%以上がトラックによる陸路の輸送です。
しかし、橋・道路・トンネルなどの交通インフラのほとんどが高度経済成長時に作られたものであり、それらの老朽化が進んでいるそうです。
橋梁・トンネルなどのうち老朽化によって耐久工事が必要なものは、現時点でも1万ヶ所超。さらに10年後には40%、20年後には50%~60%ほどが要工事の状態になるとの発表でした。

それに加えて、IT業界や建設業界、官公庁で働く他の室舘塾生から、様々な角度からこの問題への意見や最新情報の共有などがあり、非常に質の高い時間になりました。
合わせて室舘代表からは「日本にはグランドデザインが足りない」というお言葉もいただきました。

各自が艶・実力を増して、影響力を発揮していきましょう。


2019年5月度 室舘塾ユース

5/5

お疲れ様です。ネクサス事業部の柳下です。
本日の室舘塾ユースの概要をお伝えします。

■国旗・国歌について
子供の入学式・卒業式など、これからも君が代を歌う機会があった際には堂々と歌いましょう。
自国の国旗、国歌に敬意を表すことが、国際人としての基礎です。
自国の国旗や国歌にすら敬意を表すことができない人は、他国にも敬意を表すことはできません。

■複眼思考
ある立場から見た場合と、もう一方の立場から見た場合に、解釈が変わることは世の中にあります。
例えばアメリカの初代大統領、ジョージ・ワシントン。
アメリカはイギリスから独立した人たちが建国した国家で、後にイギリスと戦いました。ですから、ジョージ・ワシントンは、アメリカ側から見たら英雄かもしれませんが、イギリス側から見たら反逆者だという意見もあるそうです。
その他にも「売り場と買い場」「セリングとベネフィット」「プロダクトアウトとマーケットイン」といった言葉があるように、考え方も双方の立場に立てることが重要だという話がありました。
自己中心的に一方向から見るのではなく、複眼思考で物事を考えることが大切です。

■中條高徳先生のお話
アサヒビールのシェアが10%を切ってしまった時代、ハーバード大学の経営学の授業では「アサヒの復活はムリだ」とまで言われていました。
そんな中、中條先生(当時、主任)は、自分が立て直そうと奮起しました。
「美味いビールとはなんですか」と小売店、問屋さんなど、マーケットの様々な方にニーズを聞いて回ります。そこで得たのが「美味いビールは生だ」というヒント。そのヒントを頼りに、生ビールを世に広めていき、アサヒビールは奇跡のV字回復をさせました。
話を聞いて、肩書に関係なく、闘う姿勢が大切だと学びました。

■今上陛下のお話
天皇陛下は59歳。
物心ついた時から帝王学を学ばれていて、日本国及び日本国民統合の象徴の準備をされていました。天皇陛下の話し方や顔つきは、ここ数年の準備などではなく、生まれてからの59年間の準備の賜物です。

■しがく新聞コラム「私たちの憲法を考える」(2016年8月)
コラムを通して日本国憲法の成立までの歴史を解説。
日本古来の憲法「十七条の憲法」はじめ「五箇条の御誓文」「大日本帝国憲法」などを改めて学ぶことで、憲法とは何かと考えるきっかけにしてほしいです。

大東亜戦争の開戦、そして敗戦に至るまでの過程では、知らないことが山ほどありました。今の憲法の問題点を知り、自分の考えをしっかり持って発言していくことが大切だと思いました。

今回、令和元年最初の室舘塾ユースでした。
天皇陛下、憲法、歴史に触れる話でより自分の幅が広がる時間になりました。


第108回 室舘塾

4/14

こんにちは。
しがく事業部の長谷川亜紀子です。
先日開催された室舘塾についてレポートいたします。
まずは塾生のプレゼンテーションです。


【大川さん『身の回りのITツール』】
IT関係で働く大川さんから、私達の生活に密着したITツールについて話がありました。
たくさんあるスマホのアプリの中でも今回は、LINEとマッチングアプリについてメリットとデメリットを話してくれました。

聞いていた塾生から多くの質問が出ましたが、質問力について代表よりご指摘をいただきました。
専門家にしかわからないようなことを、専門ではない人に質問しても的外れではないか、発信者のレベルも踏まえて質問をするように、とのことでした。

【大和田さん『元号から考える日本人のアイデンティティ』】
新元号を迎える今、改めて元号とは何かをプレゼンしてくれました。
・これまで247個の元号があり、「令和」で248個
・起源は中国だが、現在元号を使っている国は日本だけ
・日本で始めての元号は『大化』
・一世一元制になった歴史
など、改めて知ることが出来て大変勉強になりました。

室舘塾の後半では、映像を鑑賞しました。
プロレスラーの内藤哲也選手が取り上げられた番組を鑑賞しました。

一時は次期エースとして期待されながらも、光が当たらなかった時代を乗り越え、そして不動の人気レスラーになっていく姿は、感動すると共に夢を叶える勇気になりました。

代表からも「本当に夢になる人の舞台裏は地道なことの積み重ね」というお話をいただきました。

リーダーとして、挑戦する姿で周りに勇気を与えられるよう頑張っていきましょう。


2019年4月度 室舘塾ユース

お疲れ様です。
ネクサス事業部の渡合です。
本日の室舘塾ユースの概要をお伝えします。

【新元号について】
新元号の「令和」に関連して、そもそも元号とはという話をしていただきました。
約200年ぶりの天皇のご譲位。
本来は皇室が元号を決めるべきにもかかわらず、政府が元号を定めて当たり前という風潮があります。
新元号が発表された際に「令和になるんだ」と思うだけでなく、
・なぜ4月1日に発表されたのか
・なぜ天皇陛下の「譲位」ではなく「退位」と報道するか
・政府が元号を定めることが正しいのか
など、1つのニュースに対しても多くの疑問と見解を持つ複眼思考が大切だと学びました。

【公精神】
これからの時代、必要になってくるのは公精神だというお話がありました。
例えば地域のゴミ拾いやボランティア活動。
本来は宣伝が目的ではないはずなので、社名を控えての「有志一同」でやることが大切ではないか、とお話をいただきました。
お世話になった両親や地域に感謝をし、社会の役に立つ人間へと成長していくことがリーダーへの一歩だと感じました。
「自分は後、相手が先」という心を持った日本人でありたいです。

【近年の日本について】
戦後、WGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム )によって日本の弱体化が図られてきました。
義務教育で使われる歴史の教科書も、担当する学者の権限の有無によってページ数の量が変わってくるなど、本質的ではない部分が多くあるようです。
与えられた情報をそのまま鵜呑みにしてしまうことの怖さを感じました。

【室舘塾ユース教材】
「誰と一緒にいる時間が長いですか」(しがく新聞2019年2月号 巻頭コラム)を教材として使いました。
道元禅師の「霧の中を歩けば覚えざるに衣しめる」の言葉のように、仕事ができる人の空気や間、雰囲気などを感じて吸収していくことが大切です。
そのためにも、常にできる人のそばで学んでいくことが、仕事ができる人に近づいていけることだと感じました。

来月から新元号に変わるため、今月が平成最後の室舘塾ユースとなりました。
元号が変わるこの機に、日本の歴史や世界などに目を向け、自分の意見を主張できるリーダーへとなっていきましょう。