第202回しがくセミナー 内藤陽介先生

3月6日に郵便学者の内藤陽介先生にご登壇いただき、
しがくセミナーを開催しました。タイトルは
『 切手がわかれば世界がわかる 郵便学から見える世界の過去と現在 』です。

東京オリンピック開催記念切手の画像も出していただきました。


タイトルにもある通り、切手から読み取れる
世界の歴史や文化的レベルなど、
内藤先生だからこそお話できる内容が満載で、
本当に勉強になりました。


また、今まさに世界で問題になっている
ロシアのウクライナへの軍事侵攻に関する話題も
内藤先生ならではの観点からお話いただきました。

ウクライナが発行する切手にはクリミア半島もはっきりと描かれています。
2014年のクリミア危機の際の英雄が描かれた切手
ロシアが発行した切手
クリミア併合をアピールするため、クリミア半島の風景が描かれています。


内藤先生、ありがとうございました。


第201回しがくセミナー 四條隆彦先生

2月6日に第201回しがくセミナー
『 日本人としてのアイデンティティを取り戻す日本の食文化 』を開催しました。
講師は四條中納言山蔭嫡流 四條司家第四十一代當代
四條隆彦先生です。

公家の家系に生まれた四條先生から伝わる品格や
上皇陛下、今上陛下とのご関係。
四條司家が代々受け継いできた庖丁式。
日本の食文化に対する危機感など、
すべてのお話がくにまもりをしていく上で
大変勉強になるお話でした。


四條先生、ありがとうございました。

文字靈塾でお世話になっている丸山靜香先生のご紹介で今回の講演が実現しました。
丸山先生、本当にありがとうございます。

第200回しがくセミナー 島田慎二先生

2022年1月10日でしがくセミナーは第200回を迎えました。
多くの方の支えがあり、200回続けることができました。
これまでご講演いただきました、全ての先生方に
心よりお礼を申し上げます。



記念すべき第200回の講師には
Bリーグチェアマン
島田慎二先生をお迎えしました。
タイトルは『未来を切り拓くために』です。

多くの壁にぶつかりながらも、乗り越えて
道を切り拓いた20代、30代。
経営難に陥った千葉ジェッツを再建し、
Bリーグトップレベルの人気チームにまで押し上げた40代。
そして、今まさに発展途上のBリーグのトップとして
未来を切り拓いていくお話は、本当に勉強になりました。



島田先生のビジョンを伺い、
東京八王子ビートレインズのオーナー企業としても
Bリーグを盛り上げていきたいと改めて決意しました。


島田先生、ありがとうございました。


第199回しがくセミナー 林直人先生

12月5日に元陸上自衛隊西部方面総監
林直人先生をお迎えし、しがくセミナーを開催しました。
タイトルは『自衛隊で「戦い方」を学んだ』です。

自衛官として、日本のために戦ってこられた経験はもちろん、
2001年の同時多発テロや、東日本大震災の際の
自衛隊の内情のお話をお聞きして
改めて、我々が当たり前に生活できるありがたさを感じました。


林先生、ありがとうございました。


第198回しがくセミナー 佐々木昌信先生

11月7日に元プロ野球審判員の
佐々木昌信先生をお迎えし、しがくセミナーを開催しました。
タイトルは『最後は人間力』です。


プロ野球の世界で、審判員として培った経験や
住職の後継者として、学んできたお話をお聞きし、
改めて人間力やコミュニケーション能力の大切さを実感しました。


講演後には、弊社の野球部出身の社員と記念撮影もしていただきました。
プロ野球の審判員と、お話するのは初めてなので
どの社員も非常にいい表情をしていました。




佐々木先生本当にありがとうございました。




第172回しがくセミナー 高森明勅先生

5月5日、令和最初のしがくセミナーは

「御代替わりをむかえて」をテーマに日本文化総合研究所代表の高森明勅先生にご登壇していただきました。

高森先生は第34回、第59回、第95回、第141回しがくセミナーでも講演していただいており、今回が5回目のご登壇になります。

世界における皇室の立ち位置や、天皇陛下の3つのお立場・3つの行為・3つの儀式、上皇陛下、上皇后陛下のこれまでの御努力、新天皇陛下のご覚悟など御代替わりをむかえ、新しい時代をむかえた日本人としておさえておく必要がある内容を話していただきました。

高森先生ありがとうございました。

会社のブログでも内容を紹介しております。どうぞ御覧ください。https://ameblo.jp/c-consul/entry-12459584473.html


第169回しがくセミナー 織田邦男先生

2月3日

この度のしがくセミナーは、元航空自衛隊空将の織田邦男先生に
ご登壇いただき、「我が人生の領収書 ~あなたも強力なリーダーになれる~」
をテーマに話していただきました。

◆「人は、ただ生きているだけでなく、より良く生きてほしい」
自衛隊の空将として7000人の部下を抱えてもいましたが、
隊員一人ひとりが幸せになってもらいたいと思って指揮をしてきた。

例えば災害派遣や緊急出動のときなど、
日本のため社会のためのミッションを遂行するとき、
隊員たちの目が輝き始めた。
それは、人のためになっているという実感があるからと。

◆周りのためになっているという実感を得る
織田先生が現役のパイロットだったときの話。
ソ連の戦闘機や爆撃機がやってきて、夜中に何度もスクランブル発進された。指令がでると5分以内に戦闘機で上空にいなければならない。
織田先生は、3分50秒で上がっていた。
最初は大変だと思いながらも、感覚が研ぎ澄まされて普通にできるようになった。
夜の空は真っ暗で何も見えず、眼下の家々ではみんながぐっすりと眠っている。
みんなの幸せな時間を自分が守っているのだと感じながら出動すると本当に幸せを感じていた。

「自分は何をやってきたのか」
周りのためになっているという実感がないと心が弱くなってくる。
仕事で実感を得られるのならよいのでしょうが、
仕事で得られないなら自ら求めていくことが大事。

◆リーダーとしての心得
捨てるべき3K 過去、勘定、感情
持つべき3K 改善、希望、感謝
大切にすべき3K 勘、計算、覚悟
決断力とは、事前に決心していること。

イラク派遣や災害派遣など、リアルな話のなかから、リーダーとしての指針をご教授いただきました。
織田先生、ありがとうございました。


第167回しがくセミナー 福永 雅文先生

12月2日

第167回しがくセミナー「競争のバイブル『ランチェスター戦略』弱者逆転の法則」
戦国マーケティング株式会社 代表取締役 福永 雅文(ふくながまさふみ)先生をお招きして開催しました。

弊社幹部も、福永先生から「ランチェスター戦略」を学んでいます。

◆ランチェスター戦略とは
英国人のフレデリック・ランチェスターが145年前に提唱したランチェスターの法則を、
田岡信夫先生が、経営やビジネスの領域に応用したものがランチェスター戦略です。

◆ランチェスターの法則
勝負は「戦闘力」の強い方が勝ちます。
「戦闘力」は「武器の性能」と「兵力」、そして「戦闘方法」によって決まります。
①一騎打ち、局地戦、接近戦  「戦闘力」=「武器性能」x「兵力数」(ランチェスター第1法則)
②確率戦、広域戦、遠隔戦  「戦闘力」=「武器性能」x「兵力数の二乗」(ランチェスター第2法則)
戦いの根本とは、「戦闘力の強いものが勝ち。弱いものが負ける」です。

◆ランチェスター戦略
企業で言えば、大きな会社と小さな会社での戦いで、大事なことは、
・大は常に有利ではあるが、大であっても武器が弱ければ負ける。
・小は常に不利ではあるが、小さいから負けているわけではなく、弱いから負けている。

大(強者)の法則(第2法則):少ない損害で、効率よく、楽に勝てるのか。
小(弱者)の法則(第1法則):兵力が少ないので、武器を磨かき、兵力を集中させる。

小が大に勝つのは一発逆転を狙うのではなく、集中した狭い範囲での勝ちを積み重ねていく。
集中した分野・範囲で勝って、範囲を広げていく。

企業は、事業において市場競争をしているので、武器は質(商品力)、兵力は量(販売力、マンパワー、人数)と当てはめて、競争の勝ち負けを市場占有率(シェア)で判定します。
シェア1位の会社を強者、2位以下は全て弱者です。

強者になるには、勝ちにこだわれなければいけません。
しかし、勝ちにこだわりすぎると負の側面があります。負けたときに、自分に、仲間に、相手に、負の感情が出てくる可能性があることを自覚し、負けを糧にするようにしなければなりません。
勝ちの亡者にならないように気をつけていく必要があります。

企業の事例を含めてお話いただきました。

福永先生、ありがとうございます。

・〔新版〕ランチェスター戦略『弱者逆転の法則』
http://ur0.link/PK0u

生前退位特別セミナー

12/26

高森先生をお招きして「生前退位特別セミナー」を開催いたしました!
平日の夜にもかかわらず、約160名もの若者が集まりました。

平成31年4月30日に、約200年ぶりの生前退位がおこなわれます。

平成28年7月13日に、NHKから「生前退位」に関する一報が明るみになり、
同年8月8日には天皇陛下から「ビデオメッセージ」という形で全国民にお言葉を賜りました。

それを受けて政府は有識者会議を立ち上げ、結果的に平成29年6月16日 皇室典範 特例法の制定に至り、天皇陛下の生前退位が可能となりました。

高森先生には、その「生前退位」を巡る一連の流れの裏側を一つずつ、詳しく、わかりやすく(そして大変おもしろく!)お話しいただきました。

高森先生は、生前退位のニュースが報じられた時期から、考えに考え抜き、様々な状況を想定して、後に「高森三要件」と呼ばれる着地点を見出します。
その高森三要件とその背景・理由を様々なメディアだけでなく、国会議員にも説明し、野党、与党と徐々に支持を広げていったのです。

高森先生は「昭和の日」制定にも尽力されたご経験があります。たとえ政治家でなくても実力があれば、法律を変えることができる、国を動かすこともできるということを、今回も学ばせていただきました。

私も若者も、大変勉強になりました。
高森先生、この度はまことに、ありがとうございました。


第168回しがくセミナー 原口 あきまさ先生

1月6日

第168回しがくセミナー「勇気」
ものまね芸人 原口あきまさ先生をお招きして開催しました。

会場は終始、笑いの渦でしたが、講演の内容はとても深いものでした。

特に、誰もやったことのないモノマネ芸を切り開いていった話は印象的でした。
プロデューサーから「原口くんがやっているモノマネは他の人もできるから。違うモノマネができる新しい人材がほしいんだよね」と言われる。
当時、誰もやったことのない「明石家さんま」さんのモノマネを「さんまさんのモノマネできます!」と。
もちろん、原口先生のレパートリーにも入っていなかった。
そこから、明石家さんまさんのモノマネのパイオニアになっていったこと。

モノマネ芸人トーナメントの決勝でコロッケさんと対決。
モノマネ界を牽引していたコロッケさんに対して「引き継いでいきます」という想い。そして優勝。
そのときのネタが、変装するのが必要だったモノマネ芸のなかで、変装せずにモノマネをする新しいスタイルを作り出した「モノマネF1グランプリ」。

数々の壁を勇気で打ち破り、新境地を作り出してきた話は若者の心にとても響いていたと思います。
人生が終わるまでずっと「勇気」が必要。勇気を持って色んなチャレンジをして色んな経験を手に入れられる。

リーダーとしての学びが数多くありました。

原口先生、ありがとうございます。

・公式ブログ「一日一笑 ゆる~いブログ」
https://ameblo.jp/akimasa-h/


第166回しがくセミナー 森日和先生

11月4日

第166回しがくセミナー「『温故知新』しきたりに学ぶ今を生きる知恵」を開催。
一般社団法人 つぼみ咲くプロジェクト 代表理事 森 日和先生にご登壇いただきました。

礼儀作法の根底にある「大和の心」を伝えられて全国各地で講演をされている先生です。
講演中の言葉遣い、所作、森先生が発する柔らかい空気に一同心を打たれました。

◆一瞬一瞬を大切にしていく
いまの自分があるのは、偶然の出来事の積み重ねだったとお話があり、
まさに、袖すり合う縁をも生かされてこられた、大切にされてこられた。

◆天からいただいた個性を伸ばす
「天から与えられた個性を伸ばすことで個人の全能力を発揮することに繋がり、
天からいただいた個性を否定することは個人の滅亡、つまり自己否定である」
どんなに相反するものでも、両方の長所を活かせば良くなり、双方の短所を集めれば悪くなると。
人財教育において、深く考えさせられる言葉でした。

◆しきたりに込められた想い、生きる知恵
お箸を並べるとき、健康であってほしいという願いが込めて箸先を左に向ける。
大和言葉に込められている想いの話など、日本が伝統的に繋いできたことには、日本人が大切にしてきた心が宿っている。
エピソードには心が温かくなる日本人の想いが詰まっていました。

森先生には、お忙しい中、関西からお越しいただき、ありがとうございました。
今後とも、よろしくお願いいたします!

七田式絵本『衣食住の神様シリーズ』
http://amzn.asia/d/5M7W1hg


第165回しがくセミナー 柿﨑裕治先生

10月8日

第165回しがくセミナー『日本人と映画』を開催いたしました。

講師は、カートコーポレイトグループ 代表取締役会長 柿﨑裕治 先生。

映画監督や舞台のプロデュースをされています。

柿﨑先生の、信念を持って映画制作をおこなう姿勢、大変勉強になりました。

・ハリウッド映画の実情
世界でも有名なハリウッドの映画。
ただ、大半の映画には「アメリカはすごいんだ」というメッセージ性が込められている。
アメリカは映画を通して「プロパガンダ」を広げている。
その理由は、アメリカの歴史にある。
ヨーロッパから逃げてきた白人がアメリカ大陸に渡り、
インディアンらの原住民を放逐してアメリカという国家を創った。
それを少しでも「正義」だと言いたい。そのために出来上がったのが「西部劇」。
保安官(白人)が、アメリカの未開の地において、ヒーロー劇を繰り広げる話。
そうやって、制作の裏側に意図が組み込まれているのが映画業界の特徴。

・「○○映画制作委員会」とは?
リスク分散のために多くの関係者が制作費用を持ち寄って、映画撮影の費用をまかなっている。
逆に言うと、多くの関係者の利害を吸収しようとした作品になる。
それだけ制作者の意図や芸術性はどんどん薄くなっていくことになる。
終わってみれば、当初のものとは違うものができあがるということも。

・リアルを追究する
映画、舞台を作り上げる上で、ワインの話であれば、ワインの専門家に話を聞き、特攻隊の話であれば靖国神社で学ぶ。
どんな感情、表情、動作をしたのか、できるだけリアルに近づけていく。
日本人ならではのアイデンティティを映画に込めて、カンヌ国際映画祭などで評価されれば、より多くの方にメッセージを伝えられる。

映画業界の裏側と、柿﨑先生の信念、非常に勉強になりました。

柿﨑先生、ありがとうございました!

 

▼絶賛上映中!
『ウスケボーイズ』
http://usukeboys.jp/
マドリード国際映画祭、アムステルダム国際フィルムメーカー国際映画祭で4冠

■マドリード国際映画祭2018 受賞記事
http://www.cinema-factory.net/contents/1521_usukeboys/news.html

■アムステルダム国際フィルムメーカー国際映画祭 受賞記事
https://natalie.mu/eiga/news/296076


第164回しがくセミナー 鈴木秀子先生

9月2日(日)

第164回しがくセミナーを開催

講師 文学博士 鈴木 秀子 先生

テーマ『人生を照らす言葉』

文学博士であり、月刊『致知』にも連載していらっしゃる、鈴木秀子先生にご講演いただきました。

毎月、致知の鈴木先生の記事からは学びをいただいており、今回の機会を楽しみにしておりました。

・苦しみには意味がある
多くの人は「思った通りの出来事が起こることが幸せ」だと勘違いし、悩んでいる。
しかしその苦しみには意味がある。
人生で大切なことは、どんなに苦しいことがあっても、命があることの奇跡に感謝をすること。

・人はそれぞれ違うから補完し合える
「エニアグラム」では、人は9つのタイプに分かれる。
タイプが違う人同士は補完し合い、組織としてはいろんな人がいた方が成長していける。
人それぞれ、良いところも悪いところも半分ずつ。良いところは助けになり、悪いところは成長させてくれる。

など、非常に心を洗われるお話がたくさん聞けました。

皆様も、興味がある方は「エニアグラム」のタイプ診断を試してみてはいかがでしょうか。

鈴木秀子先生、ありがとうございました。


齋藤大臣を訪問

5月21日(月)

農林水産省に齋藤大臣を訪問いたしました。

しがくセミナーの感想文を持ち

しがく総研のメンバーさん3名にも来てもらいました。

 

短い時間の面会でしたが、しがく総研の3名は、しっかりとしがくセミナーの感想を伝えていて、大変頼もしい大学生でした。

 

しがくセミナーで失敗の本質を掴む話や、リーダー論、

控室で話題になったノルウェーの水産業や

私が訪問したことのあるイスラエルの農業の話など

濃密な時間を過ごさせていただきました。

お忙しい中、ありがとうございました。

 

 


第158回しがくセミナー 坂東忠信先生

3月4日(日)

第158回しがくセミナーを開催。

講師 外国人犯罪対策講師・元通訳捜査官 坂東 忠信 先生

テーマ『楽しい中国人と恐ろしい中国』

坂東先生は、第93回・第117回のしがくセミナーで2度ご講演いただいています。

今回も先生のご経験から、さまざまなエピソードをお話しいただきました。

18年にわたり通訳捜査官として、1400人もの中国人を取り調べしてきたという実績に勝る説得力はありませんね。

内容はキャリアコンサルティング広報ブログ

若者も中国とは、中国人とはを学ぶいいきっかけになったと思います。

坂東先生、ありがとうございました。