12月21日
12月15日チャンネル桜に3回目の出演。
20分間皆で視聴し、各グループで感想発表や意見交換。
その後、トルコのエルトゥールル号のVTRを視聴。
明治23年、現在の和歌山県串本の海岸にトルコの親善大使600人を
乗せた軍艦が座礁。生存者69人。しかも全員重体。
これを50人の村民総出で救出。
海辺では裸で温めてあげたり、救出後も自分たちの食べ物を分け与え、
しかも蓄えていた食糧も蔵が空になるまで奉仕し続ける。
素晴しい日本の先輩たちがいたのです。
それから100年。
イラクのフセイン大統領は、48時間後にイラン上空を飛ぶすべての飛行機を
打ち落とすと発表。
日本政府の対応が遅れる。ANAもJALも飛ばず。
そこへ、2機のトルコエアーが登場。
日本人全員を乗せて無事日本へ送り届けてくれた。
日本の要請ではありません。
トルコ政府の指示でした。
「自分たちも日本に100年前助けてもらったから、恩返しするのは当然だ」
ざっと書きましたが、このような話です。
30人中5名しか知らなかったのに少々驚いた。
しかし見終わった時、目頭が熱くなっていた方が沢山いた事に
私も感動した。
感想はそれぞれ熱いものがあった。
参加のメンバーに中学生の家庭教師がいる。
最後に、彼女が言った。
「明らかに間違っている歴史観を正したいが、学校で先生の教えている事と
違う事を教えると、生徒は丸をもらえない。本当に歯がゆい気持ちになるのです」
日本に自信と誇りを持てる教科書を各教育委員会や、学校長には選択
していただきたいと思います。